2025 / 4 / 28
無垢材や天然木を使った家具やインテリアは、暮らしにぬくもりを与えてくれる存在です。けれど、木は自然素材だからこそ、正しいメンテナンスをしないと劣化が早くなってしまうこともあります。
この記事では、木材が傷む原因とその対策から、オイルやワックスを使ったお手入れの方法、日常でできるケアやプロに頼るべきタイミングまで、木とともに暮らすうえで知っておきたい知識をわかりやすくまとめました。
木材は自然の中で育った素材。そのため環境の影響を受けやすく、少しずつ変化していきます。長く使うためには、どんなことが木材のダメージにつながるかを知っておくことが大切です。
原因 | 内容 | 対策方法 |
---|---|---|
乾燥・湿気の変化 | 木が反ったり割れたりする原因に。 | 直射日光やエアコンの風を避ける。加湿器・除湿器で調整。 |
水分や汚れ | シミや変色、カビの原因になることも。 | すぐに拭き取る。コースターやマットを使う。 |
摩擦や衝撃 | 傷や凹みの原因に。 | 敷物を使う、角にぶつけないように注意する。 |
紫外線 | 変色や色あせの原因。 | カーテンやブラインドで調整する。 |
日々のちょっとした習慣を意識するだけでも、木材の状態を良好に保ちやすくなります。
木材のメンテナンスといえば、オイルやワックスを使ったお手入れが代表的です。素材の風合いを生かしながら、表面を保護してくれる役割があります。
オイル仕上げは、木の呼吸を妨げず自然なツヤが出るのが魅力です。木に浸透して保護するので、表面がさらっと仕上がります。
【手順】
年に1〜2回程度を目安にすると、風合いが保ちやすくなります。
ワックスは表面に保護膜を作ってくれるため、汚れや水に強くなります。また、光沢が欲しい場合にもおすすめです。
【手順】
ワックスの種類によっては乾燥時間が異なるため、表示を確認するのがポイントです。
日常のケアと、プロによるメンテナンス。それぞれの役割を知っておくと、無理なく美しい状態をキープできます。
これらは、家具やフローリングを長く使ううえで基本になります。特別な道具を使わず、気づいたときにさっと手入れできるのが理想です。
こうした場合は、無理に自分で直そうとするとかえって傷めてしまうこともあります。専門の修理業者や家具店に相談すれば、素材に合った方法できれいに仕上げてくれます。
木材と暮らすうえで、メンテナンスは欠かせない大切なことです。とはいえ、特別な技術が必要なわけではなく、日々のちょっとした心がけと、素材に合ったお手入れをするだけで、木は驚くほど長く、美しく使い続けることができます。
天然素材だからこそ、手をかけた分だけ応えてくれる木の家具やインテリア。お気に入りの木と長く付き合っていくために、基本のケアとタイミングを見極めながら、楽しんで続けてみてください。
一枚板のダイニングテーブル・無垢材家具の販売 祭り屋木材のサイトはこちら
祭り屋 公式ネットショップ
https://www.maturiya.co.jp/
祭り屋 海老名店(直営ショップ・ショールーム)
https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/store#ebina
祭り屋 東五軒町店(直営ショップ・ショールーム)
https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/store#higashi