2026 / 1 / 24
一枚板テーブルは、自然の木目が美しく、存在感のある家具です。
せっかくの一枚板テーブルを引き立てるためには、椅子選びも重要なポイントになります。
今回は、一枚板テーブルに合う椅子の選び方について詳しく解説します。
目次
椅子を選ぶ前に、まず一枚板テーブルの特徴を押さえておきましょう。
一枚板テーブルは、天然木をそのまま使用しているため、木目や節、色合いなど一つとして同じものがありません。その唯一無二の表情が最大の魅力です。
また、重厚感があり、空間に落ち着きと高級感をもたらします。

一枚板テーブルに合う椅子を選ぶ際、デザインも大切ですが、まずは実用面でのチェックポイントを押さえることが重要です。
購入してから「失敗した」とならないよう、以下の7つの項目を順番に確認していきましょう。
最も重要なのは、テーブルと椅子の高さの関係です。一般的な目安は以下の通りです。
一枚板特有の注意点 一枚板は天板が厚いため、天板の下面の高さを必ず確認しましょう。例えば、テーブル高720mm・天板厚60mmの場合、下面は660mmです。ここに座面高430mmの椅子だと差尺230mmしかなく、足を組んだ時、膝や太ももが圧迫される可能性があります。
アームチェアを検討する場合、肘がテーブル下に収まるかを最初に確認しましょう。
肘が入る場合 椅子をテーブル下に収められるので見た目がスッキリし、部屋を広く使えます。
入らない場合 椅子を出しっぱなしにする前提でレイアウトを考えます。スペースに余裕があれば問題ありませんが、狭い空間では動線を優先してアームなしを選ぶ方が快適です。座面の種類(板座/張座)で快適さが変わる
板座 木の座面そのまま。掃除がしやすく衛生的で、短時間の食事向き。小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。
張座 クッション入りでファブリックやレザー張り。長時間座っても疲れにくく、食後もゆっくり過ごしたい方や在宅ワークをする方に適しています。
1人あたりの幅 基本は1人あたり600mm。ゆとりを持たせるなら650〜700mm確保すると快適です。アームチェアの場合は700mm以上あると余裕があります。
通路幅 椅子を引いて座るには、テーブルの後ろに最低600mm、理想は750〜900mmの通路幅が必要です。人が通り抜ける場所なら1000mm以上確保しましょう。
実用面のチェックを終えたら、最後にデザインの相性を考えます。一枚板テーブルの個性を活かすには、椅子のデザインも慎重に選ぶ必要があります。主に3つのアプローチがあります。
統一感を出す
テーブルと同じ木材や似た色味の椅子を選ぶことで、空間に統一感が生まれます。ウォールナットの一枚板にはウォールナット材の椅子、オークの一枚板にはオーク材の椅子といった組み合わせが王道です。
コントラストを楽しむ
あえて異なる素材や色を選ぶことで、メリハリのある空間を作ることもできます。濃い色の一枚板には明るい色の椅子、ナチュラルな一枚板にはブラックの椅子など、対比を意識した選び方も効果的です。
シンプルに徹する
一枚板テーブルが主役なので、椅子はシンプルなデザインにして脇役に徹するという選択もあります。装飾を抑えた北欧デザインやミニマルなチェアは、一枚板の美しさを邪魔しません。

木製椅子
一枚板テーブルと相性が良いのはやはり木製の椅子です。
自然素材同士の組み合わせで、温かみのある空間が生まれます。
全体を木で統一することもできますし、座面だけファブリックにして座り心地を優先することもできます。
レザー・ファブリック
座面や背もたれに布や革を使った椅子は、座り心地が良く、長時間の食事も快適です。
レザーは高級感があり、一枚板テーブルの重厚さとマッチします。
ファブリックは柔らかい印象で、空間に温かみを加えます。
金属フレーム
スチールやアイアンのフレームを使った椅子は、モダンで洗練された印象を与えます。
一枚板の重厚さとのコントラストが、和モダンな空間やインダストリアルなインテリアに映えます。

一枚板テーブルの大きな特徴が、木の自然な形を残した「皮目」です。この耳をどう見せるかでも、椅子選びが変わります。
皮目を強調する
皮目付きの一枚板は、その自然な曲線が最大の魅力です。
椅子は直線的でシンプルなデザインを選ぶと、一枚板の有機的なラインが際立ちます。
また、椅子の配置も耳のラインが見えるよう、少し間隔を空けると効果的です。
耳との調和
木製の曲線を持つ椅子(Yチェアなど)を選ぶと、一枚板と空間全体に自然な流れが生まれます。
直線ではなく曲線で統一することで、より温かみのある雰囲気になります。
一枚板テーブルのサイズに対して、何脚の椅子を配置するかも重要です。
すべて同じ椅子で揃えるか、長辺と短辺で変えるか、あるいはあえてバラバラにするかも空間の印象を大きく変えます。
統一感を出すなら全て同じデザインで揃え、変化をつけるなら短辺の両端だけアームチェアにするといった組み合わせも人気です。
明るい色味の一枚板には、ウィンザーチェアやシェーカーチェアなど、クラシックな木製椅子が似合います。全体を優しいトーンでまとめることで、リラックスできる空間になります。
直線的なデザインの一枚板テーブルには、Yチェアやセブンチェアのような名作椅子がマッチします。
洗練された空間を作りたい方におすすめです。
一枚板テーブルに合う椅子選びは、高さのバランス、デザイン・素材の相性を考慮することが大切です。テーブルの個性を引き立てながら、実用性も兼ね備えた椅子を選びましょう。
可能であれば、実際に座ってみて、テーブルとの組み合わせを確認することをお勧めします。
一枚板テーブルは一生ものの家具です。
じっくり時間をかけて、お気に入りの椅子を見つけてください。
その組み合わせが、あなたの暮らしを豊かにする特別な空間を作り出すはずです。
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