2026 / 4 / 24
そんな気持ちのまま、なんとなくネットを眺めている人に向けて書きました。 難しい話は後まわしにして、まず必要なことだけ、順番に。
気になっているけど、踏み出せない理由は大体決まっています。 「傷がつきそう」「手入れが大変そう」「高くて失敗したくない」。
でも、少しだけ聞いてください。
傷について。 無垢材は傷がつきます。でも、それだけです。 傷がつくと壊れる、というわけではない。表面が少し凹んだり、色が変わったりするけれど、家具としての機能は変わらない。 むしろ、傷や染みが重なって、だんだんその家具らしい表情になっていく。使った時間が、木に刻まれていく感覚です。 傷を恐れるより、傷と付き合っていく家具だと思ったほうが、ずっと楽しく使えます。
手入れについて。 無垢材の手入れは、仕上げの種類によって大きく変わります。
オイル仕上げの家具は、月に1回ほどオイルを塗り直す必要があります。 特別な道具はいらなくて、布で薄く伸ばして乾かすだけ。ただ、習慣として続けることが大切です。 「木と付き合っていく感覚が好き」という人には向いていますが、手間が気になる人には少し負担になるかもしれません。
その点、ウレタン塗装はほぼ何もしなくていい。 表面がコーティングされているので、日常的な拭き掃除だけで十分です。 手入れに時間をかけたくない人、小さな子どもがいて汚れが心配な人には、ウレタン塗装の方が安心して使えます。
価格について。 確かに、安くはないものもあります。 でも、無垢材の家具は10年・20年と使えるものです。 「5年で買い替える家具を3回買う」より、「20年使える家具を1回選ぶ」方が、長い目で見れば合理的なことも多い。 それに、長く使うほど木は味わいを増していきます。年月が価値になる家具は、そう多くありません。

木のある暮らしを始めるとき、「まず小物から」と思う人もいれば、「最初からテーブルが欲しい」という人も多いです。実際、一枚板を見て一目惚れして、そこから始まる、というケースは珍しくありません。
どちらが正解ということはないので、自分の気持ちに正直に選べばいいと思います。
ただ、「まだテーブルを置くイメージが湧かない」「まず木の質感を部屋で試してみたい」という人には、小さい家具から入るのも一つの手です。
スツールやサイドテーブルを一つ置いてみる。朝の光の中でどう見えるか、夜のランプの下でどう変わるか。そういう感覚を積み重ねてから、次を考える。そんな始め方もあります。
スツール 椅子にも、踏み台にも、荷物置きにもなる。 一脚あるだけで、部屋の空気がすこし変わります。 置く場所を選ばない自由さも、最初の一本としての使い勝手のよさです。
サイドテーブル・コーヒーテーブル ソファの横、ベッドの脇。毎日目に入る場所に置ける。 部屋に木が来たときの感覚を、低いリスクで試せます。 小さいサイズだからこそ、木の質感がダイレクトに伝わります。
シェルフ・ラック 本や植物、日用品を置くだけで、棚全体が「木のある景色」になる。 生活に自然に溶け込みやすい入り口です。毎日触れることで、木の変化にも気がつきやすくなります。

樹種の話になると、途端に難しく感じる人が多いです。 でも最初は、細かい特性を覚える必要はありません。 「自分の部屋の空気感」と「木の雰囲気」が合っているかどうか、それだけ確認してください。
明るく・ナチュラルに仕上げたいなら 栃、楠、楓あたりが合います。 白っぽく、やわらかい印象で、北欧テイストやナチュラルな空間にすんなり馴染みます。 「今の部屋が明るくて、もっと開放的にしたい」という人に向いています。
落ち着いて・重厚な空間にしたいなら モンキーポッド・ウォールナットやケヤキがおすすめです。 深みのある茶色が空間を引き締めて、部屋に重心をつくってくれます。 「少し大人っぽい、シックな雰囲気にしたい」という人に向きます。
どちらが正解ということはありません。 今の部屋を思い浮かべて、「明るい感じ?落ち着いた感じ?」と問いかけてみてください。 そこから選んでいくだけで、まず間違いはないです。
樹種ごとの詳しい特性は、フォレストライフの各記事でも紹介しています。気になる木が見つかったら、そちらも合わせてどうぞ。
もう一つだけ、知っておくと選びやすくなることがあります。仕上げの種類です。
オイル仕上げは、木の表面に油を浸透させる方法です。 木の質感がそのまま出て、手触りが温かい。経年変化も楽しみやすい。 ただし、水や汚れに注意が必要で、定期的なメンテナンスがあります。「木との付き合いを楽しみたい人」向けです。
ウレタン塗装は、木の表面をコーティングする方法です。 汚れや水に強く、日常的な手入れはほとんどいらない。 その分、木の素の質感よりも均一な仕上がりになります。「手間をできるだけ省きたい人」向けです。
どちらが正解ではなく、ライフスタイルに合う方を選べばいい。
小さい家具からオイル仕上げを試してみるのもいい経験になりますね。

小さな家具を一つ置いてみる。 木の質感に慣れて、もっと増やしたいと思い始めたとき、自然と次のステップが見えてきます。
多くの方が、そこで初めてダイニングテーブルや一枚板を検討し始めます。
一枚板は、木の持つ表情を一番素直に見せてくれる家具です。 節、木目、色の変化。それぞれに個性があって、同じものは二つとない。 「この木と、長く暮らしたい」と思えるものを選ぶ場所が、そこにあります。
祭り屋では、自社の新潟工房と連携しながら、一枚板の選定から納品まで対応しています。
サイズや樹種の相談、ショールームでの実物確認も可能です。
「いつかはテーブルを」と思っている方も、まずは気軽にご相談ください。
木のある暮らしは、ハードルが高そうに見えて、始めてみると意外とシンプルです。
一度、部屋に木を置いてみてください。 暮らしの空気が、少し変わります。
一枚板のダイニングテーブル・無垢材家具の販売 祭り屋木材のサイトはこちら
祭り屋 公式ネットショップ
https://www.maturiya.co.jp/
祭り屋 海老名店(直営ショップ・ショールーム)
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