日銀の利上げ決定以降、設計事務所様や法人のお客様から 「施主の意思決定が以前より慎重になっている」 「予算に対する見方がシビアになった」 といった声を耳にする機会が増えています。

金利上昇は、住宅・店舗・オフィスなど長期借入を伴うプロジェクトほど影響を受けやすい一方で、 家具や造作の考え方次第では、空間全体の満足度を高める要素にもなります。

意思決定が遅くなる時代に求められること

金利が上がると、施主やクライアントは 「本当に今決めていいのか」 「後から後悔しないか」 という不安を強く持つようになります。

この状況で重要になるのは、価格の安さではなく、 「なぜこの選択なのかを明確に説明できること」です。

特に一枚板や無垢家具は、空間の印象を大きく左右する要素であり、 設計者の説明力が意思決定のスピードに直結します。

一枚板・無垢家具はコスト調整対象になりにくい

利上げ局面では、設備や仕様のグレード調整が行われることが多くなります。

その中でも一枚板や無垢家具は、

という理由から、最後まで残りやすい要素でもあります。

「ここだけは削らなかった」という判断が、 完成後の満足度を大きく左右するケースは少なくありません。

家具は投資回収スパンが短い要素

建築や内装は、ローンや減価償却など長期的な視点で考えられます。

一方で家具は、

という特徴があります。

特に店舗・オフィス・宿泊施設では、 写真に残り、ブランドイメージをつくり、 来客の記憶に残る存在として、空間価値を長期間支え続けます。

「今決める理由」を整理できるかどうか

利上げ局面では、「急がせないこと」と同時に、 今決める合理的な理由を示すことが重要になります。

これらを整理して伝えることで、 施主・法人側も安心して判断がしやすくなります。

設計者・法人と並走する家具づくり

設計事務所様・法人様との協業を前提に、 以下のような体制で家具づくりを行っています。

設計意図を理解したうえでの提案を重視し、 空間づくりの一部として家具を考えています。

まとめ|慎重な時代だからこそ説得力のある提案を

金利上昇は確かに判断を難しくします。 しかし同時に、

が、より求められる時代でもあります。

設計者・法人の皆様の提案が、 施主にとって「納得できる決断」になるよう、 私たちも素材と向き合い続けていきます。

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K

ダイニングテーブルとチェア

木の種類で変わる、テーブルの表情

最近、カフェやレストランで大きな一枚板のテーブルを見かけることが増えましたね。木目の美しさや、自然な風合いに惹かれて「自分の家にも置きたい」と思った方も多いのではないでしょうか。

ただ、いざ一枚板を選ぼうとすると「スギ」や「パイン」といった針葉樹、「ウォールナット」や「オーク」といった広葉樹など、様々な木材が候補に上がります。見た目はもちろん、使い勝手や価格も大きく異なるため、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

そんな今回は、針葉樹と広葉樹それぞれの特徴を比較しながら、一枚板テーブルに適した木材選びのポイントについてお話しさせていただきます。

針葉樹のイメージ画像

針葉樹と広葉樹とは?基本的な違いを理解しよう

まずは、針葉樹と広葉樹の基本的な違いから見ていきましょう。

針葉樹の特徴

針葉樹は、その名の通り針のように細く尖った葉を持つ樹木のことです。代表的な樹種としては以下が挙げられます。

針葉樹は成長が早く、幹がまっすぐ伸びるという特徴があります。そのため比較的入手しやすく、価格も広葉樹に比べて手頃なことが多いです。

木材の構造としては、細胞が規則正しく並んでいるため、木目が真っ直ぐで uniform(均一)な印象を持ちます。また、木材の密度が低めで軽量なのも特徴の一つです。

広葉樹の特徴

一方、広葉樹は平たく広い葉を持つ樹木を指します。一枚板で人気の高い樹種には以下のようなものがあります。

広葉樹は成長がゆっくりで、年輪が詰まっているため木材の密度が高く、重量感があります。木目は複雑で表情豊かなものが多く、高級家具によく使用されています。

一枚板テーブルに使う場合の比較

それでは、実際に一枚板テーブルとして使用する場合、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

硬さと耐久性の違い

広葉樹の方が硬く、傷つきにくい

これは一枚板選びにおいて最も重要なポイントの一つです。広葉樹は密度が高いため、一般的に針葉樹よりも硬く、傷や凹みに強い傾向があります。

例えば、ダイニングテーブルとして毎日使用する場合、食器を置いたり、お子様が遊んだりする中で、どうしても細かな傷がつきやすくなります。広葉樹であれば、こうした日常使いでの傷が目立ちにくく、長期間美しい状態を保ちやすいのです。

針葉樹は柔らかく、温もりがある

一方、針葉樹は木材が柔らかいため、傷はつきやすいものの、その分「温かみ」や「優しさ」を感じられます。実際に触れてみると、広葉樹よりも柔らかく、体温が伝わりやすい印象を受けるでしょう。

傷に関しても、「経年変化の味わい」として楽しむという考え方もあります。スギやヒノキのテーブルに刻まれた生活の痕跡が、家族の歴史として愛着に変わることも少なくありません。

重量の違い

広葉樹:重厚で安定感がある

ウォールナットやオークなどの広葉樹は非常に重く、同じサイズの針葉樹と比べると1.5〜2倍近い重量になることもあります。この重さは高級感や安定感につながりますが、移動や配置換えを考えると少し大変かもしれません。

針葉樹:軽量で移動しやすい

針葉樹は軽量なため、模様替えや掃除の際に動かしやすいというメリットがあります。賃貸住宅にお住まいの方や、頻繁にレイアウトを変更したい方には、針葉樹の方が扱いやすいでしょう。

価格帯の違い

針葉樹:5万円〜30万円程度

スギやヒノキなどの国産針葉樹の一枚板であれば、サイズにもよりますが比較的手頃な価格で入手できます。特に国内で豊富に生産されているため、流通量も多く選択肢も広がります。

広葉樹:15万円〜100万円以上

ウォールナットやブラックチェリーなど、人気の高い広葉樹は価格が高めです。特に希少性の高い樹種や、大きなサイズ、美しい木目を持つものは100万円を超えることも珍しくありません。

ただし、価格に見合った耐久性と美しさがあるため、長期的な投資として考えれば決して高すぎるわけではないでしょう。

木目と色合いの違い

針葉樹:明るく爽やかな印象

針葉樹は全体的に明るい色味で、木目も比較的シンプルです。ナチュラルで爽やかな空間を作りたい方や、北欧風・和モダンなインテリアを目指す方には針葉樹がマッチします。

特にヒノキは美しい淡黄色で、時間とともに飴色に変化していく過程も魅力的です。

広葉樹:深みのある表情

広葉樹は樹種によって色味が大きく異なります。ウォールナットの深いチョコレート色、チェリーの温かみのある赤褐色、オークの落ち着いたベージュなど、それぞれに個性があります。

また、木目も複雑で表情豊かなものが多く、一枚一枚が芸術品のような美しさを持っています。高級感のあるインテリアや、モダンな空間には広葉樹がよく合うでしょう。

看板

用途別:どちらを選ぶべき?

ダイニングテーブルとして使うなら

広葉樹がおすすめ

毎日使用するダイニングテーブルには、やはり硬くて傷に強い広葉樹が適しています。特にオーク(ナラ)やウォールナットは、ダイニングテーブルの定番として世界中で愛用されています。

食事の際に食器が触れる音も、広葉樹の方が心地よく響きます。また、水や汚れにも比較的強いため、日常的なメンテナンスがしやすいのも魅力です。

デスクや作業台として使うなら

用途に応じて選択

在宅ワークのデスクとして使うなら、広葉樹の方が耐久性が高く、長時間作業していても安定感があります。ただし、趣味の部屋やクリエイティブな作業スペースとして使うなら、針葉樹の温かみや軽さも魅力的です。

特にヒノキは独特の香り成分(フィトンチッド)を持ち、リラックス効果があるとされています。集中力を高めたい作業空間には最適かもしれません。

カウンターやベンチとして使うなら

針葉樹も十分に選択肢に

キッチンカウンターや玄関のベンチなど、比較的負荷の少ない用途であれば、針葉樹でも十分に機能します。むしろコストパフォーマンスを考えると、針葉樹の方が選びやすいでしょう。

メンテナンスと経年変化について

針葉樹のメンテナンス

針葉樹は柔らかいため、定期的にオイルやワックスで保護することが大切です。特に水分には弱いので、濡れたらすぐに拭き取る習慣をつけましょう。

経年変化としては、スギやヒノキは徐々に色が濃くなり、飴色に変わっていきます。この変化を楽しむのも、無垢材ならではの醍醐味です。

広葉樹のメンテナンス

広葉樹も定期的なオイル塗布が推奨されますが、針葉樹ほど頻繁でなくても大丈夫です。年に2〜3回程度のメンテナンスで、美しい状態を保つことができます。

ウォールナットは使い込むほどに色が明るくなり、チェリーは逆に濃く深みを増していきます。樹種によって異なる変化を楽しめるのも、広葉樹の魅力です。

実際の店舗で見比べてみよう

ここまで針葉樹と広葉樹の違いについてご紹介してきましたが、やはり実際に触れて、色味や質感を確かめることが最も重要です。

一枚板・家具の祭り屋では、針葉樹から広葉樹まで、幅広い樹種の一枚板を豊富に取り揃えています。スギやヒノキといった国産針葉樹はもちろん、ウォールナット、オーク、チェリーなど、世界中から厳選した広葉樹の一枚板も多数展示しています。

経験豊富なスタッフが、お客様のライフスタイルやご予算、設置場所の雰囲気に合わせて、最適な一枚板選びをお手伝いいたします。実際に木に触れていただき、木目の美しさや手触りを体感していただくことで、きっとあなただけの「運命の一枚」に出会えるはずです。

また、全国の無垢材専門店や家具ショップでも、様々な一枚板を見ることができます。複数の店舗を巡って比較検討するのも、家具選びの楽しみの一つですね。

まとめ:あなたに合った一枚板を見つけよう

針葉樹と広葉樹、どちらが一枚板に適しているかは、使用目的や予算、そして何よりもあなたの好みによって決まります。

広葉樹がおすすめの方:

針葉樹がおすすめの方:

どちらを選んでも、無垢材ならではの自然な美しさと、使い込むほどに愛着が湧く魅力を感じられるはずです。ぜひ実際に店舗で様々な木材に触れて、あなたのライフスタイルに合った一枚板を見つけてください。

一枚板・家具の祭り屋では、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

毎日の暮らしの中で、チェアは長時間過ごす大切な家具です。食事、読書、仕事など、どんな場面でも欠かせないアイテムだからこそ、見た目の美しさだけでなく、座り心地や耐久性にもこだわりたいものです。そんな中、注目を集めているのが「無垢材チェア」。

自然の風合いを活かした無垢材のチェアは、心地よい質感と安心の強度を兼ね備え、長く愛用できる家具として人気を集めています。この記事では、無垢材チェアの魅力や樹種ごとの特徴、選び方のポイント、お手入れ方法までを詳しくご紹介します。

チェアに使われる樹種の違いと特徴

無垢材チェアを選ぶ際に知っておきたいのが「木の種類(樹種)」です。それぞれの木材には個性があり、色味や木目、硬さなどが異なります。以下の表は、代表的な無垢材チェアに使われる樹種の比較です。

樹種特徴印象・相性のよいインテリア
ナラ(オーク)重厚感があり硬め。
虎斑模様が出ることも。
和モダン、ヴィンテージ
ウォールナット深みのある濃いブラウン。
高級感が漂う。
モダン、ラグジュアリー
チェリー明るい赤み。
経年で色味が濃くなる。
北欧、クラシック
タモ明るくまっすぐな木目。
軽やかでさっぱり。
ナチュラル、北欧風
栗(クリ)やや粗めの木目と自然な色合い。
耐久性が高い。
カントリー、自然素材系

木材の印象は空間全体の雰囲気にも大きく影響します。たとえば、リビング全体が明るいトーンならタモやチェリーを、重厚感のある空間にはナラやウォールナットを選ぶことで、空間全体がバランスよくまとまります。

座り心地を左右するデザイン要素

無垢材チェアを選ぶ際は、素材だけでなく「デザイン」も座り心地に大きな影響を与えます。美しい見た目だけではなく、長時間座っても疲れにくい設計であることが大切です。

無垢材チェアの座り心地を左右するポイント

さらに、脚のデザインや重量バランスも重要です。無垢材チェアは比較的しっかりとした重さがありますが、それがかえって安定感を生み、転倒やグラつきが起こりにくくなっています。

お手入れのコツと長持ちさせるポイント

無垢材のチェアは、適切にお手入れすることで、何十年と使い続けることができます。ここでは、日常のケアや経年変化を楽しむためのコツをご紹介します。

基本のお手入れ方法

オイル仕上げチェアの場合

経年変化も魅力のひとつ

無垢材のチェアは、使うほどに色味が深まり、風合いが増していきます。これは「劣化」ではなく「成長」。時間をかけて自分だけの一脚に育てていけるのが、無垢材チェアならではの楽しみです。

まとめ|無垢材チェアで、暮らしに心地よさと永く寄り添う家具を

無垢材チェアは、その自然な手触り、確かな強度、そして時を重ねるごとに深まる風合いによって、暮らしに豊かさと温もりをもたらしてくれる家具です。毎日使うものだからこそ、素材やデザインにこだわった「本物」を選ぶことで、快適さも愛着もより一層感じられるでしょう。

ナラ、ウォールナット、栗など、国産材を中心とした無垢材チェアは種類も豊富で、一枚板のテーブルと組み合わせれば、空間に統一感が生まれます。用途や体型に合わせたチェア選びについても、専門的なアドバイスを受けながら選ぶことができます。

自然と調和するような家具選びを通して、永く愛せる一脚と出会ってみてはいかがでしょうか。

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TVボードは、テレビを置くだけでなく、リビングの雰囲気を左右する重要なインテリアのひとつです。なかでも無垢材のTVボードは、自然の温もりと重厚感を備え、空間に上質なアクセントを加えてくれます。この記事では、無垢材TVボードのメリットやおすすめの樹種、選び方のポイント、そして長く使うためのお手入れ方法までを詳しくご紹介します。

無垢材TVボードのメリット

無垢材とは、天然木をそのまま削り出して作られた木材のこと。合板や突板とは異なり、木の個性をそのまま活かした素材です。無垢材TVボードには、以下のようなメリットがあります。

・空間に自然な温もりを与える

木のぬくもりや香りがリビングにやさしさをもたらし、家族が集う空間を心地よく整えてくれます。視覚的にも癒しを与え、テレビを観る時間がより豊かなものになります。

・経年変化を楽しめる

無垢材は時間とともに色合いや風合いが変化します。これは「劣化」ではなく「成長」ともいえる魅力。使い込むほどに味わいが増し、自分だけの家具へと育っていきます。

・耐久性が高く、長く使える

無垢材は堅牢で、ちょっとやそっとでは壊れにくいのが特徴。日常使いによるダメージにも強く、適切なお手入れをすれば10年、20年と使い続けることが可能です。

おすすめの樹種とスタイル

無垢材TVボードにはさまざまな樹種が使われています。それぞれの木材には個性があり、部屋のテイストや使い方に応じて選ぶことが大切です。

樹種特徴向いているスタイル
ウォールナット深みのある濃いブラウン。高級感と重厚感がある。モダン/ホテルライク
タモ明るく直線的な木目。爽やかで整った印象。北欧/ナチュラル
チェリー赤みのある温かい色味。経年で深みが増す。クラシック/ヴィンテージ
栓(せん)白っぽくやさしいトーン。空間を広く見せる。和モダン/シンプル

また、スタイルによってTVボードの形状や構造を変えるのもポイントです。

お部屋の広さや用途に合わせて、素材とスタイルを組み合わせて選びましょう。

お手入れと経年変化の楽しみ方

無垢材は適切なメンテナンスを行うことで、より長く、美しく使い続けることができます。

【基本のお手入れ方法】

【経年変化を楽しむコツ】

無垢材ならではの経年変化は、単なる「家具」以上の存在感を生み出してくれます。大切に手をかけながら、自分だけのTVボードへと育てていきましょう。

まとめ|無垢材TVボードで、リビングに上質なひとときを

無垢材のTVボードは、自然の素材感と高い耐久性、そして経年変化による味わいを兼ね備えた、まさに「一生モノ」の家具です。リビングの主役として空間を引き立てるだけでなく、使うほどに愛着が増していく魅力もあります。

「祭り屋」では、ウォールナット・タモ・栓など、豊富な無垢材の一枚板を使ったTVボードをご用意しています。ご自宅の雰囲気やライフスタイルに合わせて、理想の一台をお選びください。実際の木目や質感を確かめられるショールームもございますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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暮らしに温もりを添えてくれる「無垢材のテーブル」。木そのものの素材感や、時間とともに変わっていく風合いが魅力です。最近は、ナチュラルなインテリアやエコ志向の広がりからも注目されていて、長く使える家具として選ばれることが増えています。

この記事では、無垢材テーブルの基本から人気の木の種類、それぞれの特徴や選び方のポイントまで、分かりやすく紹介します。

無垢材テーブルとは?

「無垢材」とは、丸太から切り出した木をそのまま使用した木材のことを指します。合板や突板のように加工されていないため、木本来の質感や香り、色合いがそのまま楽しめるのが特徴です。

無垢材のテーブルは、以下のような魅力があります。

天然の木を使っているため、季節や湿度によって多少伸縮することはありますが、それもまた「生きている素材」としての魅力のひとつ。日々の暮らしの中で木と向き合う感覚が持てるのも、無垢材ならではです。

主な樹種の特徴(オーク、ウォールナット、チェリーなど

無垢材テーブルを選ぶうえで、どの木を使っているかはとても大切です。
それぞれに色合いや硬さ、経年変化の仕方などに個性があります。代表的な樹種を見てみましょう。

樹種色味硬さ特徴
オーク明るいベージュ〜茶系硬め木目がはっきりしており、北欧家具でも人気。重厚感があるが、ナチュラルな雰囲気にも合う。
ウォールナット濃いブラウン~黒っぽい茶やや硬め落ち着いた高級感があり、モダンなインテリアに◎。使うほどに色がやや明るく変化する。
チェリー赤みがかったやさしい茶やや柔らかめ経年で深みのある赤茶色に変わる。上品で女性らしい空間にもよく合う。

木の色味は空間の印象を大きく左右します。
たとえば、部屋を明るく見せたい場合はオークやチェリー、落ち着いた印象を出したいならウォールナットを選ぶとバランスが良くなります。

選ぶ際のポイントとメンテナンス

無垢材テーブルは一見どれも素敵に見えますが、長く使うためには「暮らしに合った一枚」を選ぶことが大切です。
選ぶときのポイントや、お手入れの基本を紹介します。

選ぶときのチェックポイント

メンテナンスの基本

無垢材はお手入れをすることで、より美しく長持ちします。
難しいことはありませんが、日々のちょっとした心がけが大切です。

時間とともに色が深くなったり、少しずつ変化していく様子も無垢材の楽しさのひとつ。
使いながら育てていく感覚で、大切に付き合っていくのがいいですね。

まとめ

無垢材のテーブルは、見た目の美しさだけでなく、暮らしの中で自然を感じられる心地よさがあります。素材の魅力を知り、自分のライフスタイルに合った一枚を選ぶことで、毎日の食卓や作業時間がぐっと豊かになります。

流行に左右されず、長く愛用できる無垢材のテーブル。
大切に使い続けることで、自分だけの味わい深い家具へと育っていきます。

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無垢材家具は、美しい木目と優れた耐久性が大きな魅力。手入れしながら長く使えるのが特徴で、本物の質感にこだわりたい人に人気です。ただ、扱っているメーカーや家具店が多いので、どこで購入したらよいのか迷ってしまいますよね。購入後に後悔することのないよう、無垢材家具の特徴や魅力、おすすめの家具屋をしっかりとチェックしておきましょう。

無垢材家具の特徴と魅力

自然な美しさをインテリアに取り入れることができる無垢材家具。とはいっても、詳しい特徴や合板などとの違いがわからないという人も多いでしょう。まずは、無垢材家具とはどういうものなのか、詳しく解説します。

無垢材家具とは

「無垢材」は、天然の木から切り出して製材・加工した木材のこと。さらに、一本の巨木を縦にスライスして切り出したものを「一枚板」といいます。無垢材家具とは、こうした天然の木材をそのまま活かして作られた家具のことです。 自然素材ならではの温かみがある無垢材は、家具にすることで日常的にその魅力に触れることができます。手触りがよいため使い心地もよく、どのようなインテリアとも好相性。テーブルやチェア、テレビボードなど、さまざまなアイテムがあります。

【主な無垢材家具】

一枚板で作られたダイニングテーブルは、無垢材家具の代表格です。チェアやソファのフレームなども無垢材でそろえれば、インテリアの統一感がアップ。無垢材の魅力を存分に楽しみたい人は、専門店でドアやキッチントップをオーダーするのもよいでしょう。

個性豊かな木目と耐久性が魅力

無垢材家具の魅力は、天然素材ならではの自然な風合いと高い耐久性です。欅(ケヤキ)や栃(トチ)など、樹種によって木目や色合いはさまざま。使われる樹種で家具の印象も大きく変わるので、気に入った風合いの木材を選べるのも醍醐味です。無垢材は使い込むほどに味わいが深くなり、経年変化も楽しめます。たとえば先ほど挙げたケヤキは、やや黄色っぽい色合いから、使ううちに赤みを帯びたこげ茶色へと変化。無垢材は耐久性が高いので、長く愛用しながら風合いの変化を楽しみたい人にもぴったりです。

合板や突き板家具との違い

合板は薄い木材を重ねて接着したもので、軽くて低価格な家具にもよく使われる素材。コスト重視の場合は選択肢に入りますが、使っているうちに接着部分が剥がれたり、風合いに欠けたりといったデメリットもあります。 コストを抑えつつ風合いも重視したい人に人気なのが、突き板を使った家具です。突き板とは、薄くスライスした木材をほかの材料の上に貼りつけたもの。中身は別の素材なので無垢材のような耐久性や風合いはありませんが、天然木に近い木目が楽しめます。

無垢材家具が購入できる家具屋・専門店7選

無垢材を使った家具を購入できるおすすめのショップを、7つ厳選してご紹介します。

祭り屋 海老名店

無垢材にこだわったオーダーメイド家具店。一枚板テーブルに使う無垢材など豊富な在庫を誇り、ケヤキ・トチ・モンキーポッドといった木材の樹種も多彩。新潟に自社工場を持ち、細かいカスタマイズやメンテナンスにも対応しています。

所在地神奈川県海老名市国分寺台1-13-4
電話番号TEL:046-232-0036 FAX:046-232-0054
営業時間10:00~18:00
定休日水曜日
URLhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/store

木の家具・無垢材家具の伊藤商店

岐阜県に店舗を構える創業75年以上の家具店。独自のルートでセレクトした、オーク材やウォールナット材の無垢家具を多くそろえているのが特徴です。家具メーカーと直接取引しているので、工場との連携もスムーズ。楽天市場店なども展開しています。

所在地岐阜県羽島郡岐南町徳田1-71 3階
電話番号TEL:046-232-0036 FAX:046-232-0054
営業時間月・火・金 10:00〜17:30(予約制)​土・日 10:30〜17:30(予約不要)
定休日水・木曜日
URLhttps://www.itoshop.net/

木の家具専門店 BOKURA

高知県で生まれた家具専門店。ウォールナット・ブラックチェリー・オークなどを使って国内で作られる上質な無垢家具を、買い求めやすい価格で提供することにこだわっています。高知のほか、東京と大阪にショールームがあります。

所在地高知県香美市土佐山田町百石町1-8-19
電話番号TEL:0887-52-3380FAX:0887-52-3097
営業時間10:30〜16:00
定休日水曜日 / 毎月第1・第3木曜日
URLhttps://www.bokura.co.jp

家具蔵(かぐら)

東京・神奈川に5店舗をかまえるオーダー家具店です。一枚板ギャラリー3店舗・キッチンスタジオ3店舗・ハウススタジオ1店舗も運営中。キッチンスタジオでは、キッチンアドバイザーから理想のキッチン作りについて細かい提案を受けられます。

所在地東京都港区南青山5-9-4
電話番号TEL:03-3797-1700FAX:03-3797-1715
営業時間10:30~19:30
定休日水曜日
URLhttps://www.kagura.co.jp/

Vigore(ヴィゴーレ)

無垢材家具のほか、壁面収納など自由設計のオーダー家具も扱う家具屋。オリジナル製品のほか、厳選した家具もそろうセレクトショップです。中川店・名東店の2店舗で、3階建ての店舗では実際の部屋をイメージしたブースによる展示が楽しめます。

所在地愛知県名古屋市中川区好本町1-107
電話番号052-361-5551
営業時間平日 11:00~18:00土・日・祝 11:00~19:00
定休日無休
URLhttps://www.vigore-interior.com/

RENSEY(レンセイ)

石川県金沢市にある家具ブランドで、インテリアショップも運営。洋家具でありながら日本的な佇まいを追求し、「Scandinavian Japanese」をインテリアスタイルに掲げています。曲線と直線を特徴的に使い、気品高く凛としたイメージの家具が持ち味です。

所在地石川県金沢市荒屋1丁目111
電話番号076-204-8739
営業時間平日 11:00~19:00土日祝 10:00~19:00
定休日水曜日
URLhttps://rensey.jp/

SOLID FURNITURE STORE

SOLID(ソリッド)は、ナガノインテリアとミヤモト家具の共同開発ブランドです。100%無垢材にこだわったダイニングテーブルやチェアのほか、ソファやテレビボードなどの家具製品を多数取り扱い中。富山・石川・神奈川・愛知・大阪・福岡に店舗があります。

所在地富山県富山市西荒屋552-2
電話番号076-461-3801
営業時間平日 11:00~19:00土日祝 10:00~19:00
定休日水曜日
URLhttps://www.solid-furniture.jp/

無垢材家具を選ぶときのポイント

ひとくちに無垢材家具といっても、メーカーやショップごとに木の種類や仕上げが異なります。無垢材家具を選ぶときにチェックすべきポイントを解説しますので、購入の際はぜひ参考にしてくださいね。

木の種類

無垢材家具に使われる木は、ケヤキやウォールナット、メープルなど、さまざまな樹種から選ばれます。木によって色合いや硬さ、耐久性が異なるため、自分の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶようにしてください。

塗装や仕上げ、メンテナンス方法

仕上げには、オイル塗装・ウレタン塗装・ワックス塗装などがあります。オリジナルの塗装を施している場合もあるため、手触りや質感をチェックして選ぶことが大切です。 また、仕上げによってメンテナンス方法が異なる点にも注意。サッと拭くだけで済ませたいならウレタン塗装を、自分でも定期的に塗装し直すならオイル塗装を選ぶなど、どのようなメンテナンスが必要なのか事前に確認しておきましょう。

価格とアフターフォロー

無垢材家具のなかには高価なものもあります。送料や設置料なども含め、予算内に収まるかをしっかりとチェック。家具と長くつき合うためには、修理やメンテナンスなどのアフターフォローが充実しているショップがおすすめです。

まとめ | 無垢材家具は専門知識が豊富な家具屋で選ぼう

無垢材家具を購入するときは、木材に関する知識がある程度必要。自身でもできるだけ調べておくのがベストですが、深い知識を持つスタッフのいるショップなら安心感があります。安さやお店の規模だけでなく、納得できるまで相談して選べるかにも注目して選んでくださいね。

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