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ホーム > 新着情報 > 七夕

2026.07.04

七夕

本当に1年があっという間で、気づけばもう7月ですね。
月日の経つ速さには、毎年びっくりしちゃいます。
7月のイベントとして、真っ先に頭に思い浮かぶのは「七夕」ではないでしょうか。
みなさんも、これまでに何回かは短冊に願い事を書かれたことがあるかと思います。
実はこの七夕、奈良時代に中国から遣唐使によって「乞巧奠(きっこうてん)」という行事と一緒に、
織姫と彦星の伝説が入ってきたのが始まりだそうです。
乞巧奠とは中国の行事で、7月7日に織女星にあやかって、
はた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習から生まれました。
これが平安時代になると、日本古来の「棚機津女(たなばたつめ)」の信仰と融合して、宮中行事として定着していきます。
当時は、里芋の葉に溜まった朝露を「天の川の雫」として、それを用いて墨をすり、
梶の木の葉の裏面に和歌を書いて手習いごとの上達などを星に祈ったのだとか。
朝露を集めて墨をすり、木の葉に文字を書くなんて、とても風情があってロマンチックですよね。
庶民に広がったのは江戸時代になってからで、
七夕が五節句の一つになると、梶の葉の代わりに手に入りやすい「五色の短冊」に願い事を書くようになりました。
この時代、寺子屋などのおかげで字を書ける人が増えたことも、
広く親しまれるようになった大きな理由の一つのようです。
ちなみに、七夕に竹が使われるようになったのは、
身近で手に入りやすかったことだけでなく、天に向かって真っすぐに伸びる姿や、
寒さに耐える丈夫な生命力があるからだと言われています。
今のような、お祭り的な商業イベントとして賑わうようになったのは、戦後になってからのことみたいですね。
さてさて、今年の七夕の天気はどうなるでしょうか。
たまには夜空を見上げながら、そっと願い事を書いてみるのも良いかもしれませんね。
(T)