さくらんぼう
桜の坊や「さくらんぼ」の意外な素顔🍒
今日は、初夏の宝石「さくらんぼ」のお話を少し。

実はさくらんぼって、漢字で書くと「桜桃」。
「桜の子(坊や)」だから「さくらんぼう」と呼ばれるようになった、なんて可愛らしい由来があるんですよ。
「じゃあ、お花見の桜の下でお弁当を広げながら実を待てばいいの?」
……と思うかもですが、実はそうじゃないんです。
私たちが春に愛でるソメイヨシノなどの桜にも実は成りますが、食べるととっても苦いんです。
私たちが美味しくいただいているのは、学術的には「西洋実桜(セイヨウミザクラ)」という種類の木。
有名な「佐藤錦」や「紅秀峰」もこの仲間です。

雨に弱くてデリケートなので、雨の少ない山形県でのびのびと育てられているんですよ。
多くの品種は、自分の花粉だけでは実がつかない「自家不結実性」という性質を持っています。
なので、相性の良い別の品種を近くに植えて、受粉しやすくしてあげる必要があるんです。なんだかロマンチックですよね。
ただ、中には一本でも健気に実をつけてくれる「暖地桜桃(だんちおうとう)」というお利口な小粒品種もあります。
実は私の実家の庭にも、この暖地桜桃が植えられていました。
毎日赤くなっていく実を眺めては、「明日こそ収穫しよう!」と楽しみにしていたのですが……。
いざ当日になると、木はもぬけの殻。
美味しい食べごろを一番よく知っているのは、ご近所の鳥さんたちだったようです(笑)。
みなさんも、お庭にさくらんぼを植えるときは、鳥さんとの知恵比べにご用心ください
(T)

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