天然木の一枚板で彩るキッチンカウンター事例5選 — 祭り屋の施工実例紹介
近年、キッチンの前面カウンターや天板に一枚板(無垢材)を使用する事例が増えています。天然木ならではの優雅な木目、強度、そして一点物の存在感が空間を格上げしてくれます。今回は、祭り屋が手がけたキッチンカウンターの事例を5つご紹介しながら、それぞれの素材やデザインの特色、そして導入のポイントを解説します。
なぜ“一枚板”がキッチンカウンターに選ばれるのか
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高級感と存在感
一本の木から切り出された一枚板は、自然な木目の美しさと厚みのある質感があり、カウンターや天板として使うと非常に存在感があります。 -
唯一無二のデザイン
一枚板はそれぞれ木目や形が異なるため、まさに“世界で一つだけ”の家具になります。 -
温かみと居心地
無垢材は手触りがよく、温かみを感じさせる素材。キッチンという家の中心に自然素材を取り入れることで、暮らしの質が向上します。 -
耐久性
適切な加工・仕上げを施せば、長く使える材質です。
実例紹介
以下は、祭り屋が納品・施工したキッチンカウンター・テーブルの実例です。
1. キッチンL字カウンター(楠材)
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サイズ:1550 × 650 mm、厚さ 150 mm
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素材:楠(くすのき)材
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ポイント:L字型に設置されたカウンターは、料理スペースと対話スペースを兼ねる使いやすいデザイン。楠材のやさしい色味と香りが、居心地の良い空間を演出します。

2. ダイニングテーブル+カウンター(カエデ材)
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全体サイズ:2400 × 790〜300 mm、高さ 720 mm
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構成:
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ダイニングテーブル部分:1300 × 790〜670 mm
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カウンター部分:1100 × 300 mm
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素材:天板はカエデ(メープル)材
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脚:スチール製ロの字脚 + 特注 60 mm 角脚
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ポイント:ダイニングとカウンターが一体になった設計で、食事と作業、来客のおもてなしなど多様な用途に対応。カエデ材の明るい木目が空間に軽やかさを与えます。

3. 隣接ダイニングカウンター(ミャンマーチーク材)
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素材:ミャンマーチーク無垢材
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ポイント:キッチンに隣接したダイニングスペースに設けられたカウンター。チーク特有の落ち着いた色合いと頑丈さが、日常にもおもてなしにも使える優雅なラインを作り出します。

4. 大型キッチンカウンター(シナ材)
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サイズ:2660 × 960 mm(2355 × 305 + 960 × 305 に分割)
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素材:シナ材(白樺系)
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ポイント:広々としたカウンターは作業スペースとしても十分。明るいシナ材を使うことで、キッチンに清潔感と自然な印象をもたらします。

5.ケヤキ(欅)材:格式と重厚感を兼ね備えたキッチン
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素材・用途:ケヤキ材のキッチン/カウンター 一枚板けやきカウンター 納品事例はこちら
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特徴:長年使われても味わいが増す天然木。特に欅材一枚板のキッチンは、無垢ならではの深みのある風合いが魅力。

一枚板を選ぶ際のポイント
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材種選び
‒ 楠、カエデ、チーク、シナなど、用途やデザインによって素材を選ぶ。
‒ 各材の特徴(色・硬さ・反りの出やすさ)を理解する。 -
サイズ感と設置条件
‒ 通路幅を確保しつつ、カウンターとして使いやすいサイズを検討。
‒ 天板の厚みや重さを考慮して、脚や反り止めの設計を行う。 -
仕上げ方法
‒ オイル仕上げ:木目の質感を活かすが、水や汚れにはやや注意。
‒ ウレタン仕上げ:耐水性・耐久性が高く、日常使いに適している。 -
メンテナンス
‒ 無垢材は定期的なお手入れが必要。手入れ方法やメンテナンス周期をあらかじめ検討。
メンテナンスと仕上げについて
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塗装の選択肢:オイル仕上げとウレタン塗装があります。ウレタン塗装は水回りに強く、汚れも拭き取りやすいためキッチン向き。 一枚板・一枚板テーブル・ダイニングテーブル・無垢材家具|原木家具の祭り屋 |
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定期ケア:汚れが付いたら柔らかい布でふく、オイル仕上げの場合は年に1〜2回程度のオイルメンテナンスが推奨されます。
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反り・割れ対策:設置時に反り止めを入れる、適切な湿度管理を行うことで、長く安心して使えます。
まとめ/お問い合わせへの誘導
一枚板のキッチンカウンターは、素材としての美しさだけでなく、日常を豊かにする温かみや唯一無二のデザイン性を兼ね備えています。今回ご紹介した事例は、素材や形、使い方の多様性を示す一例にすぎません。
もし「自分のキッチンに合う一枚板を探したい」「サイズ・仕上げを相談したい」とお考えでしたら、ぜひ 祭り屋までお気軽にご相談ください。素材選定から寸法設計、塗装、納品まで、一貫してサポートいたします。
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