木の樹齢
一枚板には樹齢100年以上の木が使われますが、
欅(けやき)は長寿の木として知られ、
樹齢300年~400年を超えるものも多くあります。
日本三大欅の一つである「東根の大ケヤキ」は
樹齢1500年とされ、特別天然記念物に指定されています
。熊本県の「八代の大ケヤキ」は樹齢1600年で、
ほかにも1000年以上生きている欅が各地に存在します。
※東根の大ケヤキ
楠(くすのき)も長寿の木です。
日本最大の巨木といわれる鹿児島県の「蒲生のクス」
福岡県の「大谷のクス」は2000年、
愛媛県の「本庄のクス」は1900年とされ、
いずれも国の特別天然記念物です。
※蒲生のクス
栃の木は環境によって変わりますが
その中でも、福島県の「赤岩のトチノキ」は
樹齢1300年以上といわれ、
杉は一般的に樹齢500年ほどとされますが、
屋久島に自生する杉は厳しい環境でゆっくりと育つため、
樹齢1000年以上のものを「屋久杉」と呼びます。
その中でも最も有名な「縄文杉」は、
樹齢2000年~7200年と推定されており、
※縄文杉
ちなみに、日本人の平均寿命は81歳~87歳ほどです。
木々の悠久の命に比べれば短いものですが、
私たちもその時代を懸命に生きていきたいですね。
(T)