栗の木
秋の味覚のひとつである栗。
古くから日本の伝統的な食材として利用されてきました。
栗ご飯、栗きんとん、焼き栗など、
一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
栗の木はブナ科の樹木で、
一般的に私たちが知る栗の実は
種の部分です。
栗は食べるだけでなく、その木も
木材として使われています。
耐久性が高く、美しい木目をもつ
栗の木は、縄文時代から建築材として
利用されてきた歴史があります。
祭り屋でも数は少ないですが、栗材の一枚板を
扱っています。
ちなみに、日本の和栗は大粒で風味が良く、ほくほくした
味わいですが、渋皮がむきづらい特徴があります。
中国産の中国グリは甘みが強く、渋皮が
むきやすいですが、加熱するとコリっと固くなります。
日本では天津甘栗として流通していますね。
ヨーロッパの栗はその二つの中間の大きさで、
お菓子などによく使われます。
ことわざで「桃栗三年柿八年」と言われますが、
栗は本当に三年くらいで収穫できるらしいです。
日々秋らしくなってきていますので、
早く秋の味覚を楽しみたいですね。
(T)