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2026.01.04

目で楽しむ春

新しい年が始まりましたね。
凛とした空気に包まれて、寒さが自然と背筋を伸ばしてくれるような、そんな日々です。

それにしても、こんなに寒いのに、どうして「新春」と言うのだろう?
ふと、そんなことを考えてしまいました。

冬の寒さは、むしろこれからが本番。
「春」という言葉から受ける印象とは、少し違う気もしますよね。

調べてみると、「新春」という言葉は、旧暦の時代に生まれたものだそうです。
一年の始まりである「正月」と、春の始まりを告げる「立春」が、ちょうど同じ頃だったことから、
「新しい春」という意味で「新春」と呼ばれるようになったのだとか。
新暦に変わった今でも、お祝いの言葉として使われているのは、その名残なのですね。

とはいえ、寒いものはやっぱり寒いです。
春のぬくもりを体で感じられるようになるのは、まだ少し先になりそうです。

でも、目で楽しむ春なら、もう見つけられるかもしれません。

1月を代表する花木といえば、梅と椿。

梅は1月下旬頃から咲き始め、
白や赤、ピンクなどのやさしい色合いで、私たちの目を楽しませてくれます。
寒さの中で花を咲かせることから、「高潔」や「忍耐」といった花言葉があるのも、なんだか素敵ですね。

椿は品種によって、12月頃から4月頃まで花を咲かせます。
鮮やかな赤い花は、冬の景色の中でひときわ目を引きます。
「控えめな優しさ」や「誇り」といった花言葉があり、花の色によって意味が違うのも興味深いところです。

木材としての梅は、緻密で硬い性質を生かして、
櫛や将棋の駒、そろばんの玉などに使われてきました。

椿も小物の材料として用いられますが、
やはり有名なのは「ツバキ油」でしょうか。

寒い日が続きますが、
この季節ならではの花を眺めながら、
少しだけ早い春を楽しんでみたいですね。

(T)