県木
各都道府県には、それぞれシンボルとなる木があることをご存じでしょうか。
一般的には、次のような基準で選ばれています。
・県民に親しまれていること
・郷土の産業や観光に関わっていること
・学術的に貴重であること
・文学や歴史に由緒があること
・風土をよく表していること
「祭り屋」のある神奈川県と東京都では、「イチョウ」がシンボルです。
両県とも1966年に投票で選ばれました。
神奈川県では、気候風土に適し、
古くから神社やお寺の境内に植えられてきた歴史があります。
成長が早く寿命も長いため、公園や街路樹としても親しまれています。
東京都でも街路樹として多く植えられているほか、
関東大震災の際に火に強いことが証明された点も理由のひとつです。
ちなみに、大阪府のシンボルもイチョウです。
一枚板として馴染みのある木には、次のようなものがあります。
・ケヤキ:宮城県、福島県、埼玉県
・クスノキ:兵庫県、佐賀県、熊本県、鹿児島県
・トチノキ:栃木県
※楠
ご興味のある方は、ご自身の住んでいる地域やご出身地の
「都道府県の木」を調べてみてはいかがでしょうか。
木だけでなく、花や鳥もあるんですよ。