一枚板テーブルが高額な理由と他のテーブルとの違い
一枚板テーブルが高額な理由と他のテーブルとの違い
最近、一枚板テーブルの人気が高まっています。
しかし、なぜ他のテーブルと比べて高額なものが多いのでしょうか?
ここでは、一枚板テーブルと無垢材テーブル、そしてフラッシュテーブルの違いをわかりやすくご紹介します。
一枚板テーブルとは
「一枚板」とは、その名の通り木を一本の木から製材して切り出して作られた天板のこと。
テーブルとして使える幅の一枚板は、樹齢100年以上の木から取られます。
屋久杉などになると、1000年を超える樹齢になります。
木は生きた年齢だけつかえるといわれます。
そのため一枚板テーブルは非常に貴重で、大切に使えば世代を超えて愛用できる家具です。
また、一枚板は乾燥にも日数と手間が必要です。割れの処理や皮面部分の磨きなど仕上げるまで手間がかかり、一枚一枚見極めて作業が必要なため、流れ作業ではつくれないテーブルです。
無垢材テーブルとは
無垢材テーブルも本物の木を使いますが、数枚の木材を接ぎ合わせて作られます。
天然木の温もりや質感を楽しめますが、一枚板ほど樹齢は長くない、20〜30年ほどで利用可能になる木材が多いです。
さらに、植林によって人工的に循環させることも可能で、比較的安定して供給できるのも特徴です。
無垢材テーブルの中には、
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厚みを持たせるための接ぎ合わせ
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短い板を継いで長さを出したもの
など、コストを抑える工法もあります。
フラッシュテーブルとは
フラッシュ構造とは、木材の枠組みに合板などを貼り付けた軽量構造のこと。
芯材には格子状のフレームを使用するため、
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軽量
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強度がある
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反りや歪みが少ない
といったメリットがあります。
表面には薄くスライスした板(突板)を貼り付け、見た目は天然木に近く仕上がりますが、経年劣化で剥がれや色あせが起きやすいのが難点です。
また、表面をプリント木目調にしたタイプもあり、こちらはさらに安価ですが、長期使用には不向きです。
どのテーブルを選ぶべき?
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一枚板テーブル → 長く受け継ぎたい特別な家具を探している方
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無垢材テーブル → 天然木の風合いを楽しみつつコストも抑えたい方
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フラッシュテーブル → デザイン性と価格重視で購入したい方
それぞれにメリットとデメリットがあるので、ライフスタイルや予算に合わせて選びましょう。
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