レジンテーブルとは?初心者でもわかる特徴・メリット・デメリット|一枚板と相性抜群な理由まで解説
1. はじめに|レジンテーブルってどんなテーブル?
近年、SNS・インテリア雑誌・ハンドメイド市場で急速に人気を伸ばしている「レジンテーブル」
透明感のある美しさや、光を通す独特のデザイン性が注目され、初めて目にする方の多くが
「素敵!!これ、どうやって作っているの?」
と興味を持たれます。
デザイン性が高いのはもちろん、世界にひとつのオリジナルに仕上がることから、初心者の方でも選びやすいテーブルとして注目されています。
この記事では、「レジンテーブルの仕組み」「メリット・デメリット」「一枚板との相性が良い理由」「おすすめの木材」をやさしく解説します。
2. レジンテーブルの基礎知識
2-1. レジン(樹脂)とは?
レジンとは「エポキシ樹脂」と呼ばれる合成樹脂で、液体状の素材です。
硬化剤と混ぜることでゆっくりと固まり、透明感と高い強度を持った硬い素材になります。
レジンの特徴
・透明感と美しい光沢
・好きな色をつけられる
・硬化後は非常に強く丈夫
・木材との密着性が高い
この性質が、一枚板の“個性”を活かすのにぴったりなのです。
2-2. レジンテーブルはどう作られる?
レジンテーブルは、木材とレジンを型に入れ、固めて仕上げます。
主な製作工程
1.一枚板の割れ・穴・隙間を活かすように配置
2.レジンを流し込み、ゆっくり硬化
3.固まったら型から外し、研磨・塗装して完成
工程を文字にするとシンプルですが、均一に固める技術や美しく仕上げる研磨技術など、専門的なスキルが必須です。

3. レジンテーブルのメリット
① 圧倒的なデザイン性
レジンならではの透明感・光沢は他の素材では再現できません。
光の当たり方で表情が変わるため、部屋のアクセントにもなります。
② 世界にひとつだけのオリジナル
・木の個性
・レジンの流れ方
・選ぶカラー
これらが重なり、まったく同じテーブルは存在しません。
③ 一枚板の“欠点”を魅力に変える
割れ・穴・節など、天然木に必ずある特徴を、レジンが美しく補い、より個性的なデザインに。
④ お手入れが簡単
レジン部分は滑らかで汚れがつきにくく、普段は柔らかい布で拭くだけでOK。
4. レジンテーブルのデメリット(弱点もしっかり知ろう)
初心者の方が失敗しないためにも、正直に解説します。
① 高温に弱い
レジンは熱に弱く、鍋やフライパンを直置きすると跡が残ることがあります。
→ 鍋敷き・コースターは必須
② 直射日光に弱い場合がある
強い日差しで黄ばみが起きる可能性があります。
③ 傷がつくと木材より目立ちやすい
透明部分のため、小さな擦り傷でも視認しやすい性質があります。
④ テーブルが重くなる
レジンは密度が高く、一枚板と合わせるとさらに重量が増します。
⑤ 価格が高め
手間・技術・材料費がかかるため、一般的な木製テーブルより高額になりがちです。
5. 一枚板×レジンが人気の理由
レジンテーブルの中で特に人気が高いのが、一枚板との組み合わせ。
その理由は…
① 一枚板の個性が最大限に際立つ
天然木の割れ・穴・木目を、レジンが美しく補い、芸術的な仕上がりに。
② 自然素材とアートの融合
"木の温もり × レジンの透明感"
空間に唯一無二の存在感を生み出します。
③ どんなインテリアにも合う
・モダン
・北欧
・ナチュラル
・インダストリアル
どんなスタイルにも寄り添う万能さがあります。
6. 木材の種類で変わる表情|レジンと相性の良いおすすめ材
レジンテーブルは木材の違いで雰囲気が大きく変わります。
ここでは特に人気の材をご紹介します。
◆ ウォールナット
深みのあるブラウンとレジンの透明感がよく調和。
落ち着いた高級感を求める方に人気。

◆ ポプラ(コブ付き)
“コブ(瘤/バール)”と呼ばれる複雑な模様が特徴。
光を通すと立体感が際立ち、アート作品のような仕上がりに。

◆ 栃(トチ)
明るく優しい木目で、透明レジンとの相性抜群。
爽やかで軽やかな印象に仕上がります。

◆ ケヤキ
力強い木目と艶が魅力。
レジンと組み合わせることで迫力と存在感が増します。

◆上記以外の変形一枚板でも、レジン仕上げを施すことで“木の面白さ”と“使い勝手”の両方が手に入るため、とてもおすすめです。
変形一枚板はこちら:
https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/unique
7. まとめ|自分に合ったレジンテーブルを選ぼう
レジンテーブルは
・高いデザイン性
・世界にひとつの個性
・一枚板との相性の良さ
が魅力の人気テーブルです。
一方で、熱や直射日光への注意など、知っておきたいポイントもあります。
レジンのカラーや木材の種類で雰囲気は大きく変わるため、
「部屋に合うか」「どんなイメージにしたいか」
を基準に選ぶと失敗しません。
色・素材・サイズなどのご相談もお気軽にどうぞ。
あなたの暮らしにぴったりの一枚をご提案いたします。 I

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