レジンテーブルの製作事例|一枚板の個性を活かしたテーブルづくり
一枚板の中には、木に開いた穴や割れ、複雑な形など、その木ならではの個性を持ったものがあります。
そうした一枚板の個性を活かしながら、使いやすいテーブルに仕立てる方法のひとつが、レジン(樹脂)を使った加工です。
今回は、実際にご注文いただいたポプラ材のレジンテーブルを例に、レジンを使うことで一枚板をどのように仕立てられるのかをご紹介します。
レジン(樹脂)とは?
レジンとは、家具製作などでも使われるエポキシ樹脂のことです。
液体状のレジンに硬化剤を混ぜることで、時間をかけて硬化し、透明感のある硬い素材になります。
レジンには、次のような特徴があります。
- ・透明感のある仕上がりにできる
- ・好みの色を加えることができる
- ・硬化すると硬く丈夫になる
- ・木材との組み合わせに適している
こうした性質を活かして、木材だけでは仕立てることが難しい形の一枚板にもレジンを組み合わせて、テーブル用の天板を製作することができます。
レジンについては、下記ブログにて詳しくご説明しております。
ぜひこちらもご覧ください。
▷レジン一枚板テーブル|天然木とレジンが織りなす世界に一つだけの家具
一枚板とレジンの組み合わせ
一枚板に開いた穴や大きな割れにレジンを入れることで、木の風合いや形を残しながら、テーブルとして使いやすくすることができます。
また、木の形をそのまま活かすだけではなく、複雑な形をした一枚板を加工し、四角形の天板へ仕立てることもできます。
「この木の形を活かしたいけれど、テーブルとしてはもう少し使いやすい形にしたい」
そんな場合にも、レジンを使った加工はひとつの方法になります。
では、実際の製作事例をご紹介します。
ポプラ材でつくったレジンテーブル
今回ご相談いただいたのは、ポプラ材を使ったレジンテーブルです。
お客様には、まずご希望のサイズに近いポプラ材の中から、個性的な形をした一枚をお選びいただき、
実際の木を見ながらご相談をさせていただきました。
【レジンテーブル製作前のポプラ材】

加工前は、確かに使い勝手が良いとはいいがたい変形したポプラ材一枚板でした。
ポプラ材のレジンテーブル 製作指示スケッチ
どこを残し、どこを加工するか、木目や耳の形、全体のバランスを見ながら、仕上がりをイメージして加工方法を決めていきます。
ご相談の結果、木の一部をカットし、その材を反対側の空間に入れ込むような形で製作することになりました。
【製作指示スケッチの画像】

完成したポプラ材のレジンテーブル
完成したテーブルがこちらです。
【納品後の画像】

木そのものの存在感を残しながら、レジンを組み合わせることで、個性的な形のポプラ材が暮らしの中で使いやすいテーブルになりました。
お部屋の雰囲気にもぴったりと馴染み、とても素敵な一枚に仕上がっています。
そして、納品後にはお客様から嬉しいお言葉もいただきました。
「祭り屋さんに仕立ててもらったテーブルで日々ゆっくりとした時間を楽しませてもらっております。」
私たちにとっても、とても嬉しいお言葉です。
レジンを使って、一枚板の可能性を広げる
レジンテーブルというと、木と木の間をレジンで埋めた、いわゆる「リバーテーブル」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろんそうした製作もありますが、レジンの使い方はそれだけではありません。
一枚板にある穴や割れを活かしたり、木の形を整えるためにレジンを組み合わせたりと、
一枚板それぞれの個性に合わせて加工方法を考えることができます。
「この一枚板をテーブルにしたいけれど、形が少し難しい」
「穴や割れの風合いを残したまま仕上げたい」
「レジンを使って、少し個性的なテーブルにしたい」
そんな場合には、レジンを使った製作も選択肢のひとつです。
一枚板は、木の形や木目によって、できることが一枚一枚違います。
気になる一枚板がございましたら、その木をどのように仕立てると面白いか、一緒に考えてみるのも一枚板選びの愉しみのひとつです。
レジンテーブルや一枚板の加工についても、お気軽にご相談ください。 I