2025.08.25
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						和室に似合う一枚板テーブルの選び方|失敗しない空間のバランス
						はじめに|和室と一枚板テーブルの相性
「和室にテーブルを置きたいけれど、どんなデザインや素材が合うのだろう?」和室は畳や障子といった日本特有の素材感が強いため、家具の選び方を間違えると全体のバランスが崩れがちです。そこでおすすめなのが一枚板テーブル。天然木が持つ質感や存在感は和室との親和性が高く、空間の主役として長く愛用できます。
本記事では、和室に一枚板テーブルを置くメリットや選び方のポイント、樹種ごとの相性、実例を交えて解説します。読んだ後には「これなら和室に合う!」と納得して選べるようになるはずです。
和室に一枚板テーブルを置くメリット
天然木の温もりが和室の落ち着きを引き立てる
畳や漆喰壁など自然素材に囲まれた和室に、人工的な家具を置くと浮いてしまうことがあります。一方、一枚板は木そのものの質感を持つため、和室の落ち着いた雰囲気とバランスを取りやすいのが特徴です。木目の美しさや自然な曲線は、人工的に作られた家具にはない存在感を放ちます。
長寿命と経年変化で「味わい」が増す
一枚板は厚みがあり、耐久性に優れています。畳の部屋で長く使うほど、日焼けや経年による色合いの変化が「味わい」となり、家族の歴史を刻む家具になります。確実ではありませんが、適切にメンテナンスをすれば数十年単位で使用可能とされ、まさに一生ものの家具といえるでしょう。
和室に合う一枚板テーブルの選び方4つのポイント
①畳・床材との色合いのバランス
畳の緑がかった色味、または縁のデザインと、テーブルの木色を合わせることで空間に自然なまとまりが生まれます。例えば、淡い畳色×明るいクリ材や、落ち着いた濃色畳×ウォールナットといった組み合わせは違和感なく馴染みます。
②和室の広さに合ったサイズ感
和室は居間や客間として使われることが多いため、テーブルサイズは重要です。
	
6畳:幅150〜180cm程度が目安
	
8畳以上:200cm以上の大きな一枚板も映える※あくまで一般的な目安であり、座布団や座椅子の配置も考慮が必要です。
③樹種ごとの特徴と和室との相性
樹種ごとの色合いや木目の個性によって印象は大きく変わります(詳細は後述)。濃色材はモダン和室、淡色材は明るくナチュラルな和室に合いやすい傾向があります。
④光の当たり方と経年変化を考慮する
日差しや照明の色温度によって木の色は変わって見えます。例えば、南向きの明るい和室では濃色材が重すぎないバランスを取りやすく、逆に北向きや暗めの和室では淡色材が空間を明るく見せる効果があります。
和室におすすめの一枚板テーブル樹種
ウォールナット|重厚感とモダンな和室に
濃いブラウンが特徴のウォールナットは、落ち着いた和室に高級感をプラスします。最近の「和モダン」住宅との相性も抜群です。
ケヤキ|日本建築と相性抜群の迫力ある木目
力強い木目が特徴のケヤキは、古くから和家具や建築材に使われてきました。和室に置けば格式のある雰囲気が演出できます。
栗(クリ)|和室を明るくするナチュラルな色味
栗材は明るい色合いで、空間を軽やかに見せます。畳の緑とも自然に馴染み、一体感のある空間を作り出します。
杉・檜|軽やかで和の空気感を強調
杉や檜は日本の伝統的な木材で、香りや軽やかな木目が特徴。純和風の和室にしっくりと馴染みます。ただし柔らかいため、傷がつきやすい点には注意が必要です。
購入前にチェックしたい3つのポイント
	
部屋の広さとテーブルサイズのバランス
	
畳・床材と木色のまとまり(同系かコントラストか)
	
使用シーン
この3点を押さえるだけで、和室に置いて違和感のない一枚板選びができます。
まとめ|和室に似合う一枚板は実物確認が大切
和室と一枚板テーブルは相性が良く、正しく選べば空間にバランスと統一感を与えます。色合い・サイズ・脚・樹種・光の条件を意識して選ぶことで、失敗のリスクを減らせます。
しかし、木材は一本一本が異なるため、実際に見て手で触れることが最も確実です。祭り屋では和室に合う多様な一枚板を展示しております。ぜひ店舗で実物をご覧いただき、和室に最適な一枚板テーブルを見つけてください。
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					2025.08.21
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						一枚板テーブルに使われる代表的な木々の立木と葉の特徴
						一枚板テーブルに使われる代表的な木々の立木と葉の特徴
一枚板テーブルに使われる木は、ただ大きく育つだけでなく、材の美しさ・耐久性・個性を兼ね備えています。この記事では、代表的な11種類の木を取り上げ、4つの観点から詳しくご紹介します。
	
分布・生育環境
	
立木の姿(樹形・樹高・樹齢)
	
葉の形・特徴
	
材の性質(家具材としての魅力)
日本の代表的な広葉樹
1.ケヤキ(欅)
	
分布・環境:日本全国に自生するニレ科の落葉広葉樹。都市部の街路樹や寺社の境内木としても多い。
	
立木の姿:樹高30m以上、幹回りは数mに達する巨木になる。枝を大きく四方に広げ、堂々とした樹形は「神木」として信仰の対象にも。寿命は数百年。
	
葉:長さ5〜12cmの楕円形。先が鋭く尖り、縁に鋸歯(ギザギザ)。表面は濃い緑で光沢があり、裏はやや白っぽい。秋には黄葉する。
	
材の特徴:硬く強靱で耐久性が高い。力強い木目と赤みを帯びた色調が特徴で、日本建築や高級家具に古来より用いられる。
けやき一枚板の一覧
2.トチ(栃)
	
分布・環境:本州・九州の山地に多く見られる落葉広葉樹。湿潤な谷筋に育ちやすい。
	
立木の姿:樹高20〜30m、直径1mを超える巨木になる。春には白い花を円錐花序に咲かせる。寿命は数百年。
	
葉:掌状複葉で5〜7枚の大きな小葉が放射状に広がる。1枚の小葉でも20cmを超えることがある。秋には黄色に紅葉。
	
材の特徴:淡い乳白色〜やや黄色味を帯びる。柔らかく加工しやすく、縮杢(ちぢみもく)が出ると高級材として珍重される。
栃一枚板の一覧
3.クスノキ(楠)
	
分布・環境:暖地に多い常緑広葉樹。日本では本州南部〜九州に自生。街路樹や巨木として神社仏閣に多い。
	
立木の姿:樹高30m以上、幹回り数mの巨木。樹齢千年以上のものも存在し、生命力が非常に強い。
	
葉:長楕円形で光沢があり、厚みを持つ。葉をもむと樟脳(しょうのう)の芳香を放ち、防虫効果がある。
	
材の特徴:黄緑色〜褐色を帯びる。狂いが少なく、香りが良い。家具や彫刻材として利用される。
楠一枚板の一覧
 
4.カエデ(楓/モミジ)
	
分布・環境:日本各地の山地に多く分布。種類が非常に多く、紅葉樹として名高い。
	
立木の姿:樹高10〜15m程度。庭木や公園樹としても栽培され、秋には鮮やかな紅葉を見せる。
	
葉:掌状に深く切れ込みが入る。品種により形や切れ込みの深さが異なる。秋には赤・黄・橙に色づき、景観を彩る。
	
材の特徴:緻密で硬く、光沢がある。縮杢やバーズアイなど独特の杢が現れることもあり、高級材として人気。
楓(かえで)一枚板の一覧
5.ヤマザクラ(山桜)
	
分布・環境:日本各地の山地に自生する落葉広葉樹。
	
立木の姿:樹高10〜20m程度。春に葉と花を同時に開く。樹皮は横長の皮目が特徴的。寿命は200〜300年。
	
葉:長楕円形で縁に細かな鋸歯。新葉は赤銅色を帯び、花と同時に芽吹くため独特の景観を作る。
	
材の特徴:硬く粘りがあり、加工性も良い。赤褐色で光沢があり、木目が美しい。家具や工芸品に広く用いられる。
桜山桜一枚板の一覧
6.タモ(アッシュ)
	
分布・環境:北海道から本州北部にかけて分布。寒冷地を好む。
	
立木の姿:樹高20〜25m。真っ直ぐ伸びる樹形で、森林資源として重要。
	
葉:奇数羽状複葉で、長さ30cm前後。小葉は細長く、縁に鋸歯。秋には黄色に色づく。
	
材の特徴:淡い黄白色で、まっすぐ通った木目が美しい。粘りが強く、野球のバット材や家具材に利用される。
たも、アッシュ一枚板の一覧
海外の人気材
7.ウォールナット(ブラックウォールナット)
	
分布・環境:北米原産のクルミ科落葉広葉樹。
	
立木の姿:樹高30〜40m、直径1〜2mの大木に育つ。寿命は200年以上。
	
葉:奇数羽状複葉。小葉は7〜19枚で細長い。秋には黄色に紅葉。
	
材の特徴:濃褐色で木目が美しく、高級家具や銃床に使われる。世界的に人気。
ブラックウォールナット一枚板の一覧
8.ポプラ
	
分布・環境:北米・ヨーロッパ・中国に広く分布。成長が非常に早い。
	
立木の姿:樹高20〜30m。細長い樹形で並木や防風林に利用される。
	
葉:ハート形や卵形。風に揺れると葉裏が白く輝く。
	
材の特徴:軽く柔らかい。色は淡く、白っぽい。一枚板として瘤が現れて人気。
ポプラ一枚板の一覧
 
 
 
9.モンキーポッド(レインツリー)
	
分布・環境:熱帯アメリカ原産。ハワイや東南アジアでも街路樹として栽培。
	
立木の姿:樹高20〜25m。傘のように広がる樹冠が特徴。寿命は100年以上。
	
葉:二回羽状複葉。多数の小葉をつけ、夜になると閉じる就眠運動を行う。
	
材の特徴:辺材は淡い黄色、心材は濃い褐色。コントラストが美しく、テーブル材に人気。
モンキーポッド一枚板の一覧
10.ブビンガ
	
分布・環境:アフリカ中部の熱帯雨林に分布。成長が遅いが巨木になる。
	
立木の姿:樹高40〜50m、直径2mを超える大木。幹はまっすぐで巨大な板が取れる。
	
葉:単葉で長楕円形、革質で厚みがあり光沢がある。
	
材の特徴:赤褐色から紫を帯びた色合い。重硬で非常に緻密。虎斑杢やリップルマークなど美しい杢が出る。
ブビンガ一枚板の一覧
11.サペリ
	
分布・環境:アフリカ西部〜中央部の熱帯に分布するセンダン科の落葉高木。
	
立木の姿:樹高30〜45m。直材が取れるため伐採利用が盛ん。
	
葉:奇数羽状複葉。光沢のある楕円形の小葉を持つ。
	
材の特徴:赤褐色でリボン杢が現れやすい。マホガニーに似ており、代替材としても用いられる。
サペリ一枚板の一覧
まとめ
一枚板に使われる木々は、数十メートルの巨木に育ち、数百年を生きる大樹が中心です。立木の姿は堂々としており、葉の形は多彩。材としては木目や色合いが個性的で、世界中で家具材・工芸材として重宝されてきました。
一枚板を眺めるとき、「この板が生まれた木は、どんな森に立ち、どんな葉をつけていたのか」を想像すると、その価値と魅力がさらに深まります。
祭り屋ホームページお気に入りの一枚板を
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					2025.08.18
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					2025.08.16
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						狭いマンションでも諦めない!一枚板テーブルのサイズ選びガイド
						はじめに
「一枚板のテーブルが欲しいけれど、マンションが狭くて置けるか心配…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?確かに一枚板テーブルは存在感のある家具ですが、適切なサイズ選びと配置の工夫により、限られた空間でもその美しさと機能性を存分に楽しむことができます。
本記事では、マンション暮らしの方に向けて一枚板テーブルのサイズ選びのポイントと、狭い空間を有効活用するための実践的なアドバイスをご紹介します。
1.部屋のサイズに応じた適切なテーブルサイズの選び方
一枚板テーブルを選ぶ際、最も重要なのは部屋の広さとのバランスです。一般的に、ダイニングスペースでは以下の基準が参考になります:
6畳程度のダイニングスペースの場合:
	テーブルサイズ:幅120-140cm×奥行き70-80cm程度が推奨されることが多い
	使用人数:2-3名での利用に適している可能性が高い
8畳程度のダイニングスペースの場合:
	テーブルサイズ:幅150-170cm×奥行き80-90cm程度
	使用人数:3-4名での利用が想定される
ただし、これらの数値は一般的な目安であり、部屋の形状や他の家具の配置により適切なサイズは変わる場合があります。実際の選択前には、必ず現地での採寸と配置シミュレーションを行うことをおすすめします。
2.動線確保のための最低限必要なスペースの計算方法
テーブルを設置する際は、日常的な動線の確保が重要です。家具業界では一般的に以下のスペースが必要とされています:
椅子の後ろ(人が通るスペース):
	最低60cm、できれば80cm以上の確保が推奨される
	これは椅子を引いた状態で人が通れる最小限のスペースです
テーブルの両サイドのスペース:
	各側に30-50cm程度のゆとりがあると、より快適に使用できると考えられます
壁や扉との距離:
	引き戸や開き戸がある場合は、扉の可動範囲との干渉を避ける
	壁との間に最低30cm程度の余裕があると、掃除がしやすくなります
3.コンパクトな一枚板テーブルの魅力と選択肢
小さめの一枚板テーブルにも、大きなテーブルとは異なる魅力があります:
コンパクトサイズならではの魅力:
	木目の美しさを間近で楽しめる
	移動や配置替えが比較的容易
	価格面でも手の届きやすい範囲になることが多い
	圧迫感を与えずに空間に馴染みやすい
サイズの選択肢:コンパクトな一枚板テーブルでも、樹種や木目の美しさは十分に楽しむことができます。小さめのサイズだからこそ、木の表情を間近で観察でき、その魅力を日常的に感じることができるでしょう。
4.狭い空間でのテーブル配置の工夫
限られたスペースに一枚板テーブルを設置する際の具体的な配置のコツをご紹介します:
壁寄せ配置でスペース節約:
	テーブルを壁に寄せて設置することで、片側の通路スペースを削減
	普段使わない時は椅子をテーブル下にしっかりと収納する
長手方向の配置を検討:
	長方形のテーブルは、部屋の長手方向に合わせて配置すると収まりが良い場合が多い
	短手方向に配置するより、動線の確保がしやすくなる可能性があります
他の家具との一体感を演出:
	キッチンカウンターや収納家具との高さを揃えることで、空間に統一感を創出
	視覚的に広く見せる効果があると考えられます
配置を決める際は、実際の生活動線を最優先に考慮することが重要です。
5.購入前にチェックすべき実測ポイント
一枚板テーブルを購入する前に、以下の点を必ず確認することをおすすめします:
搬入経路の確認:
	玄関ドア、廊下、階段の幅と高さ
	エレベーターの内寸(マンションの場合は特に重要)
	搬入時の回転スペースの確保
設置場所の詳細採寸:
	天井高(照明との干渉チェック)
	コンセントや配線の位置
	窓やドアの開閉に支障がないかの確認
生活動線のシミュレーション:
	実際に家族が動く経路でのスペース確保
	他の家具との位置関係の最終確認
これらのチェックポイントは、購入後のトラブルを避けるために重要です。特に、マンションでのエレベーター内寸や階段の幅・高さ、そして設置する階数は、一枚板テーブルが搬入できるかどうかを左右する重要なポイントとなります。高層階になるほど搬入の難易度は上がるため、事前の確認が欠かせません。不安な点がある場合は、可能であれば専門店のスタッフに相談することをおすすめします。
まとめ
狭いマンションでも、適切なサイズ選びと配置の工夫により一枚板テーブルを楽しむことは十分可能です。重要なのは、部屋の広さに加えて実際の生活動線と搬入経路を事前にしっかりと確認することです。
コンパクトな一枚板テーブルには大きなテーブルとは異なる魅力があり、限られた空間だからこそ木の美しさを間近で感じることができます。
特にマンションでは、エレベーターの内寸、階段の幅と高さ、設置する階数が搬入の可否を大きく左右します。購入前には必ず実測を行い、不安な点は専門店にご相談ください。限られた空間だからこそ、一枚板テーブルが持つ木の温もりと美しさが、心なごむ特別な空間を創り出してくれるはずです。あなたの暮らしに最適な一枚板テーブルとの出会いがありますように。
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					2025.08.11
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						一枚板のテーブルにはどんな椅子が合う?
						
「一枚板のテーブルにはどんな椅子が合うの?」とよく聞かれますが、答えはシンプル。好きな椅子が一番良い!それで間違いありません。
デザイン、色、素材、どんな椅子でも一枚板の自然な美しさとマッチします。シンプルな椅子はもちろん、モダンデザイン、クラシックデザイン、どれも素敵に調和します。
椅子のデザインと色について
	
天板の色と必ずしも合わせる必要はありません。
	
天板と脚の色にコントラストをつけて、椅子は脚の色に合わせるのもおすすめです。
	
様々なスタイルに対応可能で、例えばラタン製の椅子でアジアンテイストを演出するのも素敵です。
 
椅子の素材のバリエーション
	
木製椅子はもちろん、レザーや金属、樹脂製など多様な素材がお選びいただけます。
	
祭り屋オリジナルのモンキーポッド材「ANZUチェア」モンキーポッド材天板と合わせておすすめです。
家族それぞれに合った椅子選びも楽しめる
それぞれの好みに合わせて、すべて違う椅子で揃えるというこだわりも素敵です。
	
使いやすさのポイント:天板と座面の高さのバランス~バランスは最重要事項~
	
通常のダイニングテーブルでは、天板と座面の高さの差は27〜30cm程度が理想的です。
	
詳しくはブログ記事「テーブルの高さと椅子の座面高さの関係」をご覧ください。https://www.maturiya.co.jp/news/テーブルの高さと椅子の座面高さの関係
	
ただし、ご用途、椅子の背もたれの角度やクッションの柔らかさ、使う方の体型や用途によっても快適な高さの差は変わってきます。
	
そのため、実際に座ってテーブルと椅子のバランスを確かめるのが一番確実です。ぜひご来店ください!
祭り屋店舗での椅子のご案内
当店では一枚板だけでなく、椅子も展示、販売しておりますので、ぜひご来店ください。取り扱い商品はホームページでもご覧いただけます。→木製椅子ラインナップはこちら
一枚板のテーブルとお好みの椅子で、快適で素敵な空間づくりをお手伝いできれば幸いです。
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					2025.08.11
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						ジョージ・ナカシマの魅力
						
ジョージ・ナカシマの魅力〜木と人をつなぐ家具の哲学〜
1.ジョージ・ナカシマとは
ジョージ・ナカシマ(GeorgeNakashima,1905–1990)は、日系アメリカ人の家具デザイナーであり、20世紀を代表する木工家の一人です。彼の作品は世界中の美術館に収蔵され、今なお高い人気を誇ります。日本では香川県高松市の「ジョージナカシマ記念館」でもその作品や精神を体感できます。
日本でまだ一枚板のテーブルが一般的でなかった頃、祭り屋ではダイニングテーブルとして一枚板の製作を開始しました。その頃、大きな木を切ることへの迷いや葛藤がありましたが、ジョージ・ナカシマの言葉がその指針となりました。
「木は、ただの素材ではない。それは生命の記録であり、歴史の証である。」「木を愛で、木の声に耳を傾けることで、私たちは自然との調和を取り戻すことができる。」「木は、私たちの生活を豊かにし、心を癒してくれる。」
ナカシマは『木のこころ』の中で「人間の用に供するために木を伐採するのは道徳的に正しい」と述べています。これは、木を単なる材料ではなく命ある存在としてとらえ、その命を後世まで残すために活かすことを「第二の人生」と考えたからです。乱伐や浪費ではなく、感謝を込めて使い切ることこそが道徳的だという信念です。
この考え方は、祭り屋の家具づくりの想いとも通じています。
祭り屋の想い木は大地に聳え立っているときには人間に生を与えてくれます。木は切り倒された後にも、人間に生活を与えてくれます。祭り屋家具工房は、その木々たちに感謝を込めて、心なごむ空間を創造します。
 
2.一枚板の魅力を引き出すデザイン
ナカシマの家具といえば、無垢の一枚板を使ったテーブルが象徴的です。彼は木材の割れや節、歪みなど、通常は欠点とされる部分も「木が生きてきた証」として尊重しました。そのため、ナカシマの作品では自然のフォルムがそのまま生かされ、二つと同じ形のない家具が生まれます。
3.「木を生かす」哲学
ナカシマは家具づくりを「木の命を次の世代に受け継ぐ仕事」と考えていました。倒された木を無駄なく使い切り、その個性を最大限に活かすことが、彼の制作の根底にありました。その思想は現代のサステナブルなものづくりにも通じ、時代を超えて共感を呼びます。
4.職人技と現代性の融合
ジョージ・ナカシマの家具は、和の精神と西洋のデザイン理論が融合しています。伝統的な木組み技術や手仕事を重視しながらも、シャープで洗練されたフォルムを追求。この和洋折衷の美しさが、彼の家具を世界的な名作にしています。
5.時を超えて愛される理由
	
唯一無二のデザイン:同じ木は二つとないため、作品は全て一点物。
	
使い込むほど味わいが増す:経年変化によって、木の色や質感が深まり、家族の歴史と共に成長。
	
普遍的な美しさ:流行に左右されないデザインで、数十年経っても古さを感じさせません。
まとめ
ジョージ・ナカシマの家具は、単なるインテリアではなく、木と人との深い関係を形にした「生きた作品」です。彼の哲学に触れると、一枚板のテーブルや椅子を見る目が変わり、木が持つ物語を感じられるようになるでしょう。
K
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					2025.08.10
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						テーブルの高さと椅子の座面高さの関係
						
テーブルの高さと椅子の座面高さの関係
祭り屋では、一枚板のテーブルをお客様のご要望に合わせて高さ調整できます。そのため「テーブルの高さはどれくらいが良いの?」とよくご質問をいただきます。実は、テーブルの高さを決める際には椅子の座面高さが基準になります。
ダイニングテーブルの場合
椅子の高さが大切な理由
かかとが床につかない椅子に長時間座っていると、正しい姿勢が保てません。その結果、腰痛や肩こり、集中力の低下など体に負担がかかることがあります。まずは自分に合った椅子を選ぶことが大前提です。
日本と海外の椅子の違い
	
日本製椅子の標準座面高さ:410〜430mm
	
海外製椅子の座面高さ:約450mm(靴を履いて座る前提のため高め)
また、座面がクッションタイプか板タイプかによっても、実際に座った高さは異なります。メーカー表記の座面高さは「最も高い部分」で測るため、クッションの沈み込み分は考慮が必要です。
テーブルの高さの目安
	
計算方法:椅子の座面高さ+270〜300mm
	
一般的な高さ:700〜720mmが使いやすい
リビングテーブルの場合
リビングテーブルはソファの前に置くことが多く、用途によって高さが変わります。
軽食やお茶などの場合
	
目安:ソファの座面高さ±0〜50mm
	
一般的な高さ:450mm前後
ソファで食事もする場合
	
目安:600〜650mmただし、ソファの沈み込みで少し食べにくく感じることもあります。
床に座って使う場合
	
目安:350mm程度ソファの高さより低くなるため、ソファとの組み合わせはやや不便です。
座卓の場合
床に座って使う座卓の高さは、標準的に350mm前後。昔は330mmが多かったのですが、最近はクッションや座布団を敷くことを考えて少し高めになっています。
まとめ
	
テーブルの高さは椅子やソファの座面高さが基準
	
ダイニングテーブルは700〜720mmが目安
	
リビングテーブルは用途別に450mm、600〜650mm、350mmが目安
	
座卓は350mm前後
自分のライフスタイルや使い方に合わせて、高さを調整することで快適な時間を過ごせます。祭り屋では一枚板テーブルの高さをオーダーできますので、お気軽にご相談ください。
📧E-MAIL:go@maturiya.co.jp🌐一枚板テーブル・無垢材家具祭り屋HPはこちら🪵一枚板テーブルページはこちら
K
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					2025.08.10
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						手作り陶器の魅力
						〜日々の暮らしに、やさしい彩りを〜
祭り屋では、海老名市在住の地元陶芸作家
横山令子さん、吉田和平さんによる陶器作品を展示・販売しております。
東五軒町店では神楽坂の陶芸作家、原忠司さんの作品を展示しています。
一枚板テーブルとの相性も大変よく、多くのお客様からご好評いただいております。
それぞれの作家が持つ独自の感性が器に表れ、
思わず眺めながら「どんな料理を盛ろう?」「誰に贈ろう?」と
想像がふくらむ、そんな魅力的な器ばかりです。
日常使いにも嬉しい価格帯でご用意しておりますので、
ぜひ気軽にお手に取って、そのぬくもりを感じてみてください。
 
 
 
陶器の魅力とは?
 
陶器には、心と暮らしを豊かにしてくれる不思議な力があります。
 
 
 
 
︎手仕事の温もり
 
職人の手で一つひとつ丁寧に作られた器は、形や手触りに個性があり、
量産品にはないあたたかさと表情を楽しめます。
 
 
 
︎自然が生む美しさ
 
土の質感、釉薬の流れ、焼成による色の変化――。
偶然が生み出す景色も、陶器ならではの魅力。
焼きムラや貫入(ひび模様)も“味わい”として楽しめます。
 
 
 
︎使うほど、育つ器
 
長く使うことで色や艶が変わり、手に馴染んでいく陶器。
特に茶碗や湯呑みは、経年変化を楽しむことができます。
 
 
 
︎心を整える時間
 
お気に入りの器でお茶を飲む。
その一杯が、心を落ち着けるひとときに。
器を丁寧に洗う時間さえ、心を整える“癒し”となるでしょう。
 
 
 
︎アートと実用の融合
 
陶器は、美術品でありながら、日々の生活に寄り添う道具でもあります。
飾って美しく、使って心地よい。
その両方を叶えるのが、手作り陶器の魅力です。
 
 
 
︎暮らしに、静かな豊かさ
 
陶器は「用の美」を体現する工芸。
使うことで、日々の暮らしに静かで奥深い豊かさが生まれます。
 
 
 
ぜひ店頭でご体感ください
 
作家の手仕事による器の数々を、実際に手に取ってご覧ください。
あなたの暮らしにぴったりの“ひと皿”との出会いがきっとあります。
また、長野県安曇野市「ガラス工房橙」さんによる
美しいガラス食器も展示販売しております。
陶器とはまた違った透明感と涼やかさを、ぜひお楽しみください。
手作り陶器の魅力小物一覧ページはこちら
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