2025.11.03
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【一枚板テーブル】ウレタン塗装とオイル仕上げの違い|暮らしに合う仕上げを選ぶ
一枚板テーブルや無垢材家具の仕上げを「ウレタン塗装」と「オイル仕上げ」のどちらにするか迷っていませんか?
どちらも木の魅力を引き出す仕上げ方法ですが、見た目・使い勝手・お手入れ方法などに違いがあります。
ここでは、ウレタン塗装とオイル仕上げのメリット・デメリットを比較しながら、ライフスタイルに合った仕上げを選ぶためのポイントを解説いたします。
■ウレタン塗装とは?特徴とメリット・デメリット
ウレタン塗装は、木の表面を樹脂の膜で保護する仕上げです。
水や汚れに強く、輪染みやシミができにくいのが特徴です。
木の質感をほどよく残しながら、実用性を高められる点も魅力です。
◎ウレタン塗装のメリット
・水や汚れに強く、輪染みなどができにくい。
・普段のお手入れは水拭き・乾拭きでOK。
・オイル仕上げに比べて反りや割れが出にくい。
△ウレタン塗装のデメリット
・自宅での部分的な仕上げ直しは難しい。
・再塗装や仕上げ直しには専門の職人作業が必要
扱いやすいので、お子様のいるご家庭や、食卓として日常使いをしたい方におすすめです。
■オイル仕上げとは?特徴とメリット・デメリット
オイル仕上げは、木の表面にオイルを浸透させて保護する方法です。
自然な質感を活かす仕上げで、木そのものの温かみを感じられます。
◎オイル仕上げのメリット
・木本来の質感や手触りを楽しめる。
・小キズや輪染みが出来ても使い込むほどに味わいを楽しめる。
・ご家庭でも部分的な「仕上げ直し(オイルの塗り直し)」が可能。
△オイル仕上げのデメリット
・水や油に弱く、シミができやすい。
・定期的なお手入れ(オイルの塗り直し)が必要。
・材によっては(特に光沢のある材)落ち着いた印象に仕上がる。
使い込むほどに少しずつ趣きが増してくるのが魅力です。
お手入れが苦にならず「育てる家具」として、一枚板の個性を楽しみたい方におすすめです。
■ウレタン塗装とオイル仕上げの違いを比較
項目
ウレタン塗装
オイル仕上げ
見た目
均一でやや光沢のある仕上がり
木の質感を活かした自然な風合い
手触り
つるっと滑らか
直接木目を感じられる
耐水性
強い(シミができにくい)
弱い(水分のシミに注意)
お手入れ
水拭き・乾拭きでOK
定期的なオイル塗布が必要
仕上げ直し
専門職人による全体再塗装が必要
ご家庭でも可能(部分的にも可)
割れ・反り
どちらかといえば、出にくい
どちらかといえば、出やすい
オイル仕上げとウレタン塗装、どちらがおすすめ?
使う場所や暮らし方によって、おすすめは変わります。
・ダイニングテーブルなど使用頻度の高い場所 → ウレタン塗装
・自然な木の風合いを大切にしたい方 → オイル仕上げ
・お子様のいるご家庭・お手入れを楽にしたい方 → ウレタン塗装
・デスクや飾り棚など、直接食器を置かない用途 → オイル仕上げ
どちらが「正解」ということはなく、どちらを選んでも、一枚板の持つ美しさは変わりません。
ライフスタイルに合った仕上げを選ぶことが、長く心地よく使うためのポイントです。
祭り屋の仕上げについて
家具の祭り屋では、ウレタン塗装・オイル仕上げのどちらにも対応しています。
ウレタン塗装の場合、新潟工場で職人による仕上げ直し(再研磨・再塗装)も承っています。
「長く付き合える家具」をお届けできるよう、仕上げの選定からお手入れまで、じっくりとご相談を重ねながらご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
▶一枚板テーブルの製作事例はこちら▶無垢材家具の一覧を見る
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2019.02.07
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アフリカンローズ(ブビンガ)一枚板、事務所オフィス用テーブル納品
アフリカンローズ(ブビンガ)一枚板を事務所オフィス用に納品しました。
長さ2470、幅980厚みも8センチ近くある一枚板です。特にブビンガは比重が重く200キロ近くある天板でした。
エレベーターに乗らないので、6人で階段を5階までもちあげました。
大きな一枚板なので、各階の他のテナント様のオフィスのドアを開けさせてもらい、中に一度入ってからまた階段を登るという作業を5階まで繰り返して納品しました。
アフリカンローズ(ブビンガ)は輸出が各国で制限されて日本にもなかなか入ってこない貴重な素材です。
祭り屋ではストックしていた一枚板を仕上げてお届けしました。
鮮やかな色合と美しい杢目の一枚板です。
脚は特注で木製のT字脚をご用意いたしました。
法人様、飲食店、店舗、公共施設などでも無垢材、一枚板の家具は好評いただいています。
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046-232-0036