2026.04.17
ブログ
モンキーポッド一枚板ダイニングテーブル|納品事例まとめ
祭り屋で人気の木材のひとつ、モンキーポッド。
ワイルドな木目と、やわらかな曲線。南国生まれのこの木は、不思議なほど日本の暮らしになじむ。
今回は、これまでにお届けしたモンキーポッドのダイニングテーブルを5例まとめてご紹介します。
01|脚もモンキーポッドで統一した、静かな一体感K様(東京都新宿区)
天板だけでなく、脚にもモンキーポッド材を選んでいただきました。
同じ素材が天板から脚まで続くことで、テーブル全体がひとつの木の塊のような存在感に。椅子やフローリングとの馴染みも自然で、一枚板の天板がより際立つ仕上がりになりました。
「大切に使っていきたい」というお言葉をいただきました。その言葉の重さが、この木には似合う気がします。
02|海老名店で出会い、茅ヶ崎の家へS様(神奈川県茅ヶ崎市)
海老名店へお越しいただきモンキーポッドをお選びいただきました。
モンキーポッドは見る角度や光の当たり方で、表情が変わる木です。朝の光の中で、夜の灯りの下で、その風合いはまた違う顔を見せます。ご家族みんなで、その変化を長く愉しんでいただけたら嬉しいです。
03|ご夫婦でひとめぼれ。同じ板からスツールもT様(東京都町田市)
「夫婦で一目惚れをしたワイルドな木目のモンキーポッド」というお言葉をいただきました。
おふたりが同時に惚れた、というのがモンキーポッドらしいなと思います。主張が強いのに、なぜか押しつけがましくない。そういう木です。
テーブルと同じ一枚板から切り出したスツールも一緒にお届けしました。同じ木の、同じ木目が続いている。テーブルとスツールが、どこか親子のように見えます。
04|一枚の板から、部屋ができたK様(神奈川県相模原市)
新居を建てるタイミングでご来店いただきました。新しいダイニングテーブルを探していたそうです。
たまたま立ち寄った祭り屋で、モンキーポッドの一枚板に一目惚れ。ほぼ即決でご注文いただきました。
そこからが、この事例の面白いところです。ダイニングテーブル・ベンチ・センターテーブル・スツール——すべてを、一枚のモンキーポッド材から製作しました。
同じ板から生まれたアイテムが揃うと、色合いも木目の流れも自然に呼応します。家具を選んだというより、木を家に迎えた、という感覚に近いかもしれません。
「木目模様と色合いが新居の雰囲気にもぴったりで気に入っています」ととても嬉しいお言葉をいただきました。
05|ガラスから木へ。毎日、見惚れるテーブルにw様(神奈川県横浜市)
それまで使っていたのは、ガラス板のテーブルだったそうです。思い切って、憧れの一枚板へ。
選んだのは、グラデーションが美しいモンキーポッド。脚にもモンキーポッド材を合わせ、天板から切り出したスツールも添えました。全体にナチュラルな空気が漂う、まとまりのある仕上がりになりました。
「部屋の雰囲気が劇的に変わり、毎日家に帰るなりテーブルに見惚れています」
この一文が、すべてを語っていると思います。家具が変わると、帰り方が変わる。そんなことが、本当にあるんです。
5つの事例を紹介しましたが、
どれも仕上がりの雰囲気が違います。
脚の素材、スツールとの組み合わせ、空間のトーン。一枚板は、選び方と合わせ方で、まったく別の顔になります。
迷ったときは、ぜひ店頭でご相談ください。実物を前に話すと、答えが出やすいものです。
モンキーポッドの一枚板は、こちらからご覧いただけます。
ご来店予約はこちら!
M
> 続きを見る
2026.04.05
お知らせ
新潟工場で大きな一枚板が仕上がりました!モンキーポッド・欅・楠・楓などご紹介!
新潟工場に、まとまった数の一枚板が仕上がりました。
今回はモンキーポッド、欅(ケヤキ)、楠(クス)、楓(カエデ)と、樹種も価格帯もサイズも幅広く揃いましたので、それぞれ詳しくご紹介します。すべて一点もので、在庫がなくなり次第終了です。
モンキーポッド
今回の入荷の中で最も枚数が多かったのがモンキーポッド。南国原産のこの樹種は、ブラウンを基調とした温かみのある色合いが特徴です。バランスのよい形の板が多く、DIYでのカウンター加工にも人気があります。
nk1652870x900-1015mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk165
幅900mm超えの大ぶりな板。nk165は全長2,870mmと存在感のある大板で、6人掛け以上のダイニングにも対応できます。
nk1602880x850-975mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk160
nk1612630x720-950mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk161
nk1663380x800-920mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk166
nk1673336x810-1010mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk167
特にnk166とnk167は全長3,300mm超という迫力の大板です。大きなダイニングテーブルや、店舗・オフィスのカウンターとしてもそのまま使えるスケール。nk161は全長2,630mmと長さもありながら幅もしっかりあり。表情が豊かな一枚です。
欅(ケヤキ)
欅は日本を代表する銘木のひとつ。杢目が美しく、時とともに色が深まっていくのが魅力です。カウンターやデスクとしても人気が高く、カットして2台に仕立てることも可能です。
nk1642110x990-1120mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk164
全長は2,110mm、幅は990-1,120mmと、綺麗な長方形の板です。ダイニングテーブルや大型デスクとして存在感のある仕上がりになります。
nk1592700x800-1030mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk159
美しい杢が入った欅の一枚板。全長2,700mmで幅が800mmから1,030mmへと広がる、流れるような形が特徴です。
nk1632700x1080-1210mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk163
全長2,700mm、幅は1,080-1,210mmという広大な天板。欅の大板の中でも圧巻の存在感で、カットすれば複数台のカウンターやデスクを製作することも可能です。
nk1622740x870-1080mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk162
全長2,740mm、幅870-1,080mmという堂々としたサイズに加え、木目の密度と美しさが際立ちます。店舗・オフィスのカウンターとして取り入れると、空間の格を一段引き上げてくれる板です。
楠(クス)
nk1583830x900-1145mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk158
全長3,830mmを超える、今回の商品の中で最大の板。色幅が豊かで見る角度によって表情が変わるのが楠ならではの魅力です。大型の会議テーブルや飲食店の大テーブル、ショールームの什器など、スケールを活かした用途に最適です。
楓(カエデ)
nk1682820x940-1000mmhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/muku/nk168
美しい杢が入ったカエデの一枚板。カウンターやテーブルに取り入れると空間を格上げする存在感があります。
ご来場・お問い合わせ
全点、新潟工場にてご覧いただけます。
テーブルの高さ・脚のデザインはオーダーメイドで承る事も可能です、ご来場前にお気軽にご連絡ください。
新潟工場の詳細こちらから!
> 続きを見る
2026.01.30
ブログ
モンキーポッドでわかる「辺材と心材」の違い
はじめに同じ一枚の中の「2トーン」が気になったら
モンキーポッドの一枚板を見ていると、クリーム色〜白っぽい部分と、暗褐色(ダークブラウン〜チョコレート色)の部分が同居していることがあります。
この"2トーン"、実は「辺材と心材」の違いなんです。
木の構造として自然に起きるもので、モンキーポッドならではの魅力として語られることも多い特徴です。
辺材と心材って何?
木の外側に近い部分が辺材(へんざい)、中心に近い部分が心材(しんざい)です。
辺材は水分や養分を運ぶ「現役」の部分で、色が明るめ。
心材は水を運ぶ役目を終えた「引退組」で、木を支える骨組みとして硬く、色が濃くなります。
役割が違うため、見た目や性質にも違いが出やすいのです。
モンキーポッドはなぜ色の差が出やすいのか
モンキーポッドは辺材がクリーム色〜白っぽく、心材が暗褐色(ダークブラウン〜チョコレート色)になりやすい樹種です。
このコントラストがはっきり現れるため、"2トーン"が魅力として語られることも多いです。
樹種によっては、辺材と心材の色の違いがほとんど目立たないものもあります。
しかし、モンキーポッドの場合、その境界がはっきりと現れます。
なぜ心材は濃くなるのか
心材が濃い色になるのは、心材化の過程で特定の物質が増えるためだそうです。
これは木材全般に見られる現象で、モンキーポッドは特にその傾向が強い樹種と言えます。
さらに、モンキーポッドの心材の道管(水分を運んでいた管)には、
樹脂状の沈着物が含まれることがあります。
これが板によって見える濃い筋や縞模様の印象を強める要素になることもあり、同じモンキーポッドでも板ごとに表情が異なる理由の一つです。
辺材と心材で変わること
見た目の印象はもちろん、耐久性や虫・腐れへの強さは樹種によって差が出る場合があります。
とはいえ「辺材だからダメ」と単純には言えず、乾燥や使い方も大きく影響します。
見た目の違い
辺材は明るく軽やかな印象を与え、心材は重厚感や落ち着きを感じさせます。
同じ一枚の板に両方が含まれていると、自然なグラデーションのような表情が生まれます。
耐久性について
一般的に心材の方が虫害や腐朽に対して強いとされていますが、これも樹種や乾燥具合によって大きく変わります。
モンキーポッドの場合、きちんと乾燥された材であれば、辺材部分も家具として十分な耐久性を持ちます。
むしろ重要なのは、「乾燥がしっかりされているか」「適切な塗装やメンテナンスがされているか」という点です。
辺材だから劣る、心材だから優れている、という単純な図式ではないことを理解しておくと家具選びの幅が広がります。
家具選びでの見方辺材が入る板/入らない板、どっちが正解?
一枚板屋さんでも基本的には辺材が含まれてるモンキーポッドを置いている印象です。
均一で落ち着いた見た目が好きなら心材中心、軽やかさや木の表情を楽しみたいなら辺材が入る板、という考え方もできます。正解はひとつではなく、好みと空間に合わせて選んだり・カットしたりするのが一番です。
心材中心の板を選ぶなら
濃い色が統一された、シックで落ち着いた雰囲気が好みの方には、心材中心の板がおすすめです。木目も濃く、重厚感のある空間づくりに向いています。
辺材が入る板を選ぶなら
明るい部分と濃い部分のコントラストが、空間に動きや軽やかさをもたらします。2トーンの表情は、木が育った証そのもの。自然な個性を楽しみたい方にぴったりです。流通量も比較的多く、選択肢の幅が広がります。
どちらが優れているということはなく、インテリアのテイストや、その家具をどう見せたいかによって選ぶのが一番です。辺材が入っていることを「欠点」ではなく「個性」として受け入れられるかどうかが、選択のポイントになります。
色の変化との付き合い方
時間とともに色が落ち着く"経年変化"と、光で差が出る"日焼け"は別モノです。置き場所や直射日光を少し意識するだけで、見え方の差はぐっと整いやすくなります。
経年変化とは
木は時間が経つにつれて、全体的に色が深まったり薄くなったり、馴染んでいきます。
一般的に、使い始めてから3〜5年ほどで徐々に変化が見られ、10年以上経つと深みのある色に、心材との差が目立ちにくくなることもあります。
これは自然な変化で、木の魅力のひとつです。
木材に含まれる抽出成分は、光や空気に触れることで徐々に変色していきます。「使っていくうちに印象が締まってくる」と感じる方も多いですが、必ず暗くなるとは限らず、木の個体差や環境によっても変わります。
日焼けとは
一方、直射日光が当たり続けると、部分的に色が変わり、ムラが生じることがあります。
特に辺材部分は光の影響を受けやすい傾向にあります。これは「日焼け」と呼ばれる現象で、経年変化とは別のものです。
光による変色(光変色)にも影響するため、同じ板でも日が当たる部分と当たらない部分で色の変化に差が出ることがあります。
対策のポイント
直射日光が長時間当たる場所を避ける、カーテンやブラインドで光を調整するなど、ちょっとした工夫で日焼けによる色ムラは防ぎやすくなります。置き場所や光の当たり方を少し意識するだけで、美しい経年変化を楽しむことができます。
おわりに欠点じゃなく「木の個性」として見る
辺材と心材の違いを知ると、2トーンは欠点というより「木が育ってきた証拠」に見えてきます。
最後に、この記事のポイントを3つにまとめます:
1.辺材と心材は役割の違いで、どちらが優れているわけではない
適切な乾燥とメンテナンスがあれば、どちらも家具として十分な耐久性を持ちます。
2.モンキーポッドの2トーンは、この木ならではの個性
辺材入りの表情豊かな板、それぞれに魅力があります。
3.時間とともに変化を楽しむのが、木の家具との付き合い方
経年変化で色が馴染み、日々の暮らしの中で愛着が増していきます。
木は工業製品ではありません。
辺材と心材が混在する板は、その木が生きてきた時間を映し出す「自然の記録」です。
モンキーポッドの2トーンを「表情」として受け入れることができれば、家具選びはもっと自由で楽しいものになるでしょう。
辺材と心材、その違いを知った上で、自分の好みや空間に合った一枚を選んでみてください。
きっと、長く愛せる家具との出会いが待っているはずです。
写真だけでは伝わりきらないのが、モンキーポッドの色のコントラストや木目の立体感です。実物の雰囲気は、当店のモンキーポッド一覧でもご確認いただけます。
当店のモンキーポッドはこちらから!!
M
> 続きを見る
2025.10.12
ブログ
モンキーポッドとポット
最近、一枚板の中でも人気が高いモンキーポッド。
水墨画みたいな美しい杢目と、
耳の部分の白っぽい色とのコントラストが印象的で、
洋室でも和室でもよくなじみます。
モンキーポッドの実は鞘の形をしていて、
「猿がその実を好んで食べる(ポッド)」ことから、
この名前が付けられたそうです。
※モンキーポッドの実
ちなみに、モンキーポッドはマメ科の木ですが、
「モンキーポット」というサガリバナ科の木もあります。
南米アマゾン地方に生えていて、果実はふた付きの壺のような形。
熟すとふたが外れて、中の種を10個から30個くらいばらまくんです。
名前がよく似たこの二つの木ですが、名前の由来はちょっと違います。
モンキーポットのほうは、
「猿が果実(ポット)の中の種を取ろうとして手が抜けなくなる」
という話からきていて、
ことわざの「賢い年老いた猿は壺に手を突っ込まない」に由来するそうです
。実際に、殻に砂糖を入れて猿が頭を突っ込み、
抜けなくなったところを捕まえる罠として使われたこともあるとか。
「猿が好む実」と「猿を捕まえる実」。
名前はそっくりですが、ちょっと違うおもしろいお話ですね。
(T)
> 続きを見る

046-232-0036