2025.08.10
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テーブルの高さと椅子の座面高さの関係
テーブルの高さと椅子の座面高さの関係
祭り屋では、一枚板のテーブルをお客様のご要望に合わせて高さ調整できます。そのため「テーブルの高さはどれくらいが良いの?」とよくご質問をいただきます。実は、テーブルの高さを決める際には椅子の座面高さが基準になります。
ダイニングテーブルの場合
椅子の高さが大切な理由
かかとが床につかない椅子に長時間座っていると、正しい姿勢が保てません。その結果、腰痛や肩こり、集中力の低下など体に負担がかかることがあります。まずは自分に合った椅子を選ぶことが大前提です。
日本と海外の椅子の違い
日本製椅子の標準座面高さ:410〜430mm
海外製椅子の座面高さ:約450mm(靴を履いて座る前提のため高め)
また、座面がクッションタイプか板タイプかによっても、実際に座った高さは異なります。メーカー表記の座面高さは「最も高い部分」で測るため、クッションの沈み込み分は考慮が必要です。
テーブルの高さの目安
計算方法:椅子の座面高さ+270〜300mm
一般的な高さ:700〜720mmが使いやすい
リビングテーブルの場合
リビングテーブルはソファの前に置くことが多く、用途によって高さが変わります。
軽食やお茶などの場合
目安:ソファの座面高さ±0〜50mm
一般的な高さ:450mm前後
ソファで食事もする場合
目安:600〜650mmただし、ソファの沈み込みで少し食べにくく感じることもあります。
床に座って使う場合
目安:350mm程度ソファの高さより低くなるため、ソファとの組み合わせはやや不便です。
座卓の場合
床に座って使う座卓の高さは、標準的に350mm前後。昔は330mmが多かったのですが、最近はクッションや座布団を敷くことを考えて少し高めになっています。
まとめ
テーブルの高さは椅子やソファの座面高さが基準
ダイニングテーブルは700〜720mmが目安
リビングテーブルは用途別に450mm、600〜650mm、350mmが目安
座卓は350mm前後
自分のライフスタイルや使い方に合わせて、高さを調整することで快適な時間を過ごせます。祭り屋では一枚板テーブルの高さをオーダーできますので、お気軽にご相談ください。
📧E-MAIL:go@maturiya.co.jp🌐一枚板テーブル・無垢材家具祭り屋HPはこちら🪵一枚板テーブルページはこちら
K
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2025.08.10
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手作り陶器の魅力
〜日々の暮らしに、やさしい彩りを〜
祭り屋では、海老名市在住の地元陶芸作家
横山令子さん、吉田和平さんによる陶器作品を展示・販売しております。
東五軒町店では神楽坂の陶芸作家、原忠司さんの作品を展示しています。
一枚板テーブルとの相性も大変よく、多くのお客様からご好評いただいております。
それぞれの作家が持つ独自の感性が器に表れ、
思わず眺めながら「どんな料理を盛ろう?」「誰に贈ろう?」と
想像がふくらむ、そんな魅力的な器ばかりです。
日常使いにも嬉しい価格帯でご用意しておりますので、
ぜひ気軽にお手に取って、そのぬくもりを感じてみてください。
陶器の魅力とは?
陶器には、心と暮らしを豊かにしてくれる不思議な力があります。
︎手仕事の温もり
職人の手で一つひとつ丁寧に作られた器は、形や手触りに個性があり、
量産品にはないあたたかさと表情を楽しめます。
︎自然が生む美しさ
土の質感、釉薬の流れ、焼成による色の変化――。
偶然が生み出す景色も、陶器ならではの魅力。
焼きムラや貫入(ひび模様)も“味わい”として楽しめます。
︎使うほど、育つ器
長く使うことで色や艶が変わり、手に馴染んでいく陶器。
特に茶碗や湯呑みは、経年変化を楽しむことができます。
︎心を整える時間
お気に入りの器でお茶を飲む。
その一杯が、心を落ち着けるひとときに。
器を丁寧に洗う時間さえ、心を整える“癒し”となるでしょう。
︎アートと実用の融合
陶器は、美術品でありながら、日々の生活に寄り添う道具でもあります。
飾って美しく、使って心地よい。
その両方を叶えるのが、手作り陶器の魅力です。
︎暮らしに、静かな豊かさ
陶器は「用の美」を体現する工芸。
使うことで、日々の暮らしに静かで奥深い豊かさが生まれます。
ぜひ店頭でご体感ください
作家の手仕事による器の数々を、実際に手に取ってご覧ください。
あなたの暮らしにぴったりの“ひと皿”との出会いがきっとあります。
また、長野県安曇野市「ガラス工房橙」さんによる
美しいガラス食器も展示販売しております。
陶器とはまた違った透明感と涼やかさを、ぜひお楽しみください。
手作り陶器の魅力小物一覧ページはこちら
Y
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2025.08.09
新商品情報
欅材の建物
日本を代表する木材「欅(けやき)」
一枚板を扱うお店に行くと、
必ずと言っていいほど目にするのが欅の板です。
北海道を除く日本全国で採れる欅は、古くから寺社建築などの重要な構造材として重宝されてきました。
では、具体的にどのような建物に使われてきたのでしょうか。
有名な例として挙げられるのが、京都・清水寺の「清水の舞台」です。
この舞台は、釘を一本も使わず「懸造(かけづくり)」という伝統工法で組み上げられています。
現在の舞台は1633年頃に再建されたもので、
欅材の耐久年数は樹齢のおよそ倍と言われており、
次の大規模改修は400年以内に行われる予定だそうです。
また、清水寺では未来の改修に備え、欅の植林・育林活動も行っています。
まさに“縁の下の力持ち”として、優れた耐水性と耐久性を誇る欅が支え続けているのです。
そんな歴史ある欅材を使った一枚板テーブルに触れれば、
日本の古い歴史や職人の技に思いを馳せる時間が過ごせるかもしれませんね
。
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2025.08.08
一枚板の話
一枚板のレジンについて
『一枚板のレジンについて』
人気のレジンについて今回は一枚の板をご紹介いたします。
三枚の画像を最初に紹介いたします
●クルミ材
(1)
(2)
(3)
レジンのご紹介
●レジンとは
そもそもレジンとは樹脂を意味していて液体から硬化させて作るものになっています。
●色の変化
今回のレジンは青のレジンを使用しています。
画像を見て頂くとわかる通り色が濃い所と薄い所があると思います。
これはレジンを入れるところが下まで貫通していないと色が濃くなりしていると薄くなります。
そのためクルミ材の木目とレジンの色の差でまるで海のようなイメージになっています。
【天然木をお探しの方へ】
祭り屋東五軒町店(東京都新宿区)、海老名店(神奈川県海老名市)では、さまざまな樹種・形状の一枚板を多数展示中です。クルミ材、ポプラ材、榧(カヤ)材、栃(トチ)材、欅(ケヤキ)材など、天然木の魅力を体感していただけます。
お気軽にお立ち寄りいただき、実際に木の表情や手触りを感じてみてください。一期一会の出会いが、きっとあります。
▶一枚板・天然木家具をお探しなら、祭り屋へ▶オンラインでもお問い合わせ・お見積り承っております
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2025.08.05
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一枚板の「欠点」「デメリット」って? でも、それだけでは語れない魅力も。
一枚板の家具には、他にはない存在感や自然美があります。
けれど、もちろん「完璧」ではありません。
今回はあえて、「欠点」「デメリット」と言われがちなポイントをご紹介しながら、
その一方で、一枚板だからこその良さも合わせてお伝えしたいと思います。
■重さとサイズの制約
まず最もわかりやすいのが、「重い」ということ。
一枚板はその名の通り、木をまるごと一枚使用しているため、重量があります。
搬入・移動が簡単ではないという点は、確かにデメリットかもしれません。
また、自然の樹形をそのまま活かしているため、
「サイズがぴったり」という板を探すのは、なかなか難しいのも事実です。
とはいえ——
自然のかたちそのままの木目やラインは、唯一無二の個性。
そこから生まれる存在感や迫力は、規格品の家具では味わえないものです。
\対応策/
・木の種類によって重さは異なります。軽めの材を選ぶのも一つの方法です。
とはいえ、一人で動かすのは難しいかもしれません。
ただ、それは既製品の大型テーブルでも同じこと。そう思えば、一枚板だけが特別に重いわけではないともいえるのではないでしょうか。
・サイズは「○○cm〜○○cm程度」のように、幅を持たせて探すと見つかりやすくなります。
・祭り屋では、サイズ調整の直線カットを無料サービスで行っております。
「大きすぎるかな?」と思っても、どうぞご相談ください。大きな一枚の板から2つのテーブルを製作することなどもできます!
■反り・割れが起きる可能性がある
一枚板は無垢の木材。つまり自然素材です。
木は生きていた頃の性質を残しているため、
湿度や気温の変化で「反り」や「割れ」が生じることがあります。
特に空気が乾燥する冬場は、割れのリスクが高まります。
これらは「無垢材ならではの特性」ともいえる部分。
▶反り、割れについて詳しくはこちらのブログで解説しています。
https://www.maturiya.co.jp/news/warping-and-cracking/
\祭り屋の対応/
・しっかりした乾燥工程を経た天板でテーブルを製作しています。
・それでもごくまれに割れが起こることがありますが、お届け後1年間は無償で対応いたします。
・1年を過ぎた場合も、有償にて補修のご相談を承っておりますので、ご安心ください。
■価格が高め
一枚板の価格は、どうしても高くなります。
それは、
長い年月をかけて育った木を使っていること、
大きく美しい材を確保するために手間がかかること、
さらにそれぞれの木の性質、個性と向き合いながら丁寧に加工する必要があるためです。
ただし、それは裏を返せば、
「一生ものの家具」として受け継いでいける価値があるということ。
暮らしに寄り添い、長い時間を共にする家具だからこそ、
慎重に、でも前向きに楽しんで選んでいただけたら幸いです。
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2025.08.04
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一枚板を主役にした空間づくり|家具の選び方
はじめに
一枚板のダイニングテーブルは、その自然な木目と存在感で空間の主役となる特別な家具です。しかし、せっかくの美しい一枚板テーブルも、周囲の家具や椅子の選び方次第で、その魅力を十分に引き出せない場合があります。
本記事では、一枚板テーブルの美しさを最大限に活かすダイニング空間づくりのポイントと、相性の良い家具・椅子の選び方について詳しく解説します。これから一枚板テーブルをお考えの方や、既にお持ちの方でコーディネートにお悩みの方の参考になれば幸いです。
1.一枚板テーブルの特徴を理解して空間をデザインする
一枚板テーブルの持つ独特な存在感
一枚板テーブルは、通常の集成材テーブルとは異なる特徴を持っています。天然木一枚から作られるため、木目の表情や色合いが一つ一つ異なり、同じものは世界に二つとありません。
一般的に、一枚板テーブルには以下のような特徴があります:
自然な木目の美しさ:年輪や節、杢目などの天然の模様
重厚感と存在感:厚みのある天板による圧倒的な迫力
経年変化の楽しみ:時間とともに色合いが変化し、味わいが増す
希少性:大径木から作られるため、入手困難で価値が高い
空間全体のバランスを考慮した配置
一枚板テーブルを主役とする場合、空間全体のバランスが重要になります。おそらく多くの場合、テーブルの存在感が強いため、他の家具は控えめにして、テーブルを引き立てる役割に徹することが効果的だと考えられます。
配置のポイント(一般的なインテリアデザインの観点から):
テーブル周辺に十分な余白を確保する
照明でテーブルの木目を美しく見せる
背景となる壁面はできるだけシンプルに保つ
2.椅子選びの基本原則|一枚板テーブルとの調和を考える
高さとプロポーションの重要性
椅子選びで最も重要なのは、テーブルとの高さのバランスです。一般的に、座面からテーブル天板までの距離(差尺)は27cm~30cm程度が適切とされていますが、一枚板テーブルは天板が厚い場合が多いため、この点を考慮する必要があります。
確認が必要な寸法:
テーブルの高さ(天板上面まで)
椅子の座面高
差尺(テーブル高さ-椅子座面高)
素材との相性を考慮した選び方
一枚板テーブルの樹種や仕上げに合わせて、椅子の素材を選ぶことが重要です。一般的なコーディネートの考え方として、以下のような組み合わせが考えられます:
木製椅子の場合:
同系色の木材で統一感を出す
異なる樹種でコントラストを楽しむ
仕上げ方法(オイルorウレタン)を合わせる
その他の素材の場合:
レザー:木の温かみとの対比が美しい
ファブリック:ナチュラルな質感で調和
金属:モダンな印象をプラス
※ただし、これらは一般的なインテリアコーディネートの考え方であり、最終的にはお客様の好みや空間全体のテイストに合わせることが重要です。
3.照明計画|一枚板の美しさを引き出すライティング
木目を美しく見せる照明の考え方
一枚板テーブルの最大の魅力である木目を美しく見せるためには、照明計画が重要な役割を果たします。一般的に、以下のような照明手法が効果的とされています:
ペンダントライト:
テーブル中央上部に設置
光源とテーブル面の距離は60cm~80cm程度が目安(可能性があります)
木目の陰影を美しく演出
間接照明:
壁面や天井からの反射光でやわらかな雰囲気を演出
テーブル表面のギラつきを抑制
空間全体の明度バランスを調整
色温度の選び方
木材の温かみを活かすためには、色温度の選択も重要です。一般的には以下のような特徴があります:
電球色(2700K~3000K):木材の温かみを強調、リラックス効果
温白色(3500K):自然な色合い、食事に適している可能性
昼白色(5000K):明るく清潔感があるが、木材には冷たい印象を与える場合も
※色温度の感じ方は個人差があり、また使用する時間帯によっても適切な色温度は変わる可能性があります。
4.収納家具との組み合わせ|統一感のあるダイニング空間
食器棚・キャビネットの選び方
一枚板テーブルに合わせる収納家具選びでは、素材感や色調の統一が重要になります。確実ではありませんが、以下のような組み合わせが一般的に好まれる傾向があります:
同系統の木材で統一する場合:
テーブルと同じ樹種または近い色調の家具を選ぶ
木目の方向性を考慮して配置する
仕上げ方法を統一する
異素材でアクセントをつける場合:
ガラスや金属を部分的に使用した家具
色調は木材に合わせつつ、質感で変化をつける
サイドボードやワゴンの活用
ダイニング空間では、日常的な使い勝手も重要です。一枚板テーブルは美しい反面、普段使いでは以下のような配慮が必要な場合があります:
傷つき防止:ランチョンマットやテーブルクロスの使用
お手入れ:定期的なオイルメンテナンス(オイル仕上げの場合)
収納補完:サイドボードやワゴンで機能性を補う
5.ラグ・カーテンなどのファブリック選び|空間の完成度を高める
ラグ選びのポイント
ダイニングテーブル下のラグは、空間の印象を大きく左右します。一枚板テーブルとの組み合わせでは、以下の点を考慮することが重要です:
サイズの選び方:
テーブルサイズより一回り大きいものを選ぶのが一般的
椅子を引いた状態でもラグに収まるサイズが理想的
具体的には、テーブルの各辺から60cm~80cm程度大きいサイズが目安とされています(ただし、これは一般的な目安であり、お部屋の広さや椅子のタイプによって調整が必要です)
素材と色柄の選び方:
天然素材(ウール、コットン、ジュート等)で自然な質感を演出
色調は木材の色と調和するトーンを選択
柄は木目を邪魔しないシンプルなものが一般的に好まれる傾向
カーテン・ブラインドとの調和
窓まわりのファブリックも、空間全体の印象に大きく影響します。おそらく以下のような考え方が効果的だと思われます:
カーテン:やわらかな印象で温かみのある空間を演出
ブラインド:シャープな印象でモダンな空間を演出
ロールスクリーン:シンプルで一枚板の存在感を邪魔しない
色選びについては、一枚板テーブルの色調に合わせた同系色でまとめるか、白やベージュなどのニュートラルカラーを選ぶのが安全な選択肢だと考えられます。
まとめ
一枚板テーブルを主役としたダイニング空間づくりでは、テーブルの持つ自然な美しさと存在感を活かすことが最も重要です。椅子や照明、収納家具、ファブリック類は、一枚板テーブルを引き立てる脇役として選ぶことで、調和の取れた美しい空間が完成します。
重要なポイントのまとめ:
椅子選び:高さのバランスと素材の相性を重視
照明計画:木目の美しさを引き出すライティング
収納家具:素材感と色調の統一を図る
ファブリック:テーブルを邪魔しないシンプルなデザイン
全体バランス:一枚板テーブルが主役となる空間づくり
ただし、これらは一般的なインテリアコーディネートの考え方に基づく提案であり、最終的にはお客様のライフスタイルや好み、お部屋の条件に合わせた調整が必要です。
一枚板テーブルは長く愛用していただける特別な家具です。時間をかけて理想のダイニング空間を作り上げていく過程も、きっと楽しい時間になることでしょう。
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2025.08.04
一枚板の話
後悔しない一枚板テーブルの選び方や危険を防ぐために知っておきたいこと
「一枚板テーブル危険」「一枚板テーブル後悔」と検索している方は、一生モノの買い物だからこそ慎重に調べたいのではないでしょうか、一枚板テーブルにまつわる危険性や後悔しやすいポイントを正直にお伝えし、その対策も詳しくご紹介します。
一枚板テーブルの「危険」って本当にあるの?
「一枚板テーブル危険」と検索される背景には、特に安全面の不安があります。
危険:天板と脚が固定されていない
一枚板テーブルには、天板に脚を置くだけで固定しないタイプも見られます。一見シンプルですが、実はこれが危険です。
地震のときにズレて倒れるリスク
小さなお子様が寄りかかって脚が動く心配
掃除中に脚がズレて使いにくい
▶対策:祭り屋では天板と脚の固定をおすすめしています。
特に地震の多い日本では、固定式のほうが安全性が高く安心です。
中越地震の際も、当店の固定式テーブルは倒れなかったというお声をいただきました。
もちろん、裏面に穴をあけたくない場合や両面使いたい場合には、そのまま置き型でも対応できますのでご相談ください。
一枚板テーブルを買って「後悔」しやすいポイントとは?
「一枚板テーブル後悔」で調べている方の多くは、高価な買い物で失敗したくないというお気持ちだと思います。
後悔①:思っていた色味や木目と違った
一枚板は自然素材のため、同じ木種でも一枚一枚、木目や色味が異なります。
写真だけではわからない魅力や欠点があるのです。
▶対策:できれば実物を見て選ぶのがおすすめです。
遠方の方には詳細な写真・説明をしっかり行っていますのでご安心ください。
後悔②:手入れが大変だった
塗装の種類によってお手入れのしやすさが変わります。
オイル仕上げ:風合いが自然だが、輪染みができやすい
ウレタン塗装:水・熱に強く日常使いに最適
ガラス塗料:自然な風合いと高い耐久性を両立。追加料金5万円~
▶対策:日常使いならウレタン塗装がおすすめです。
見た目の風合いを重視するなら、オイルやガラス塗料もご提案可能です。
後悔③:価格が高かった
一枚板は高価なイメージがありますが、中間マージンや広告費などで価格が上がってしまうケースも。
▶対策:当店は自社工場で製作し、自社で販売しているため、余計なマージンがありません。
国内の市場や海外から直接原木を仕入れ、自社で塗装やメンテナンスも行える体制なので、長く安心してお使いいただけます。
どの木を選べば後悔しない?
結論から言うと、「自分の感性に合うかどうか」で選ぶのがおすすめです。
けやき:力強い木目とオレンジがかった色味。日本らしい風格。
栃:白く滑らかな肌触りで、光の反射がきれい。
ブラックウォールナット:世界三大銘木。落ち着きのある濃色。
モンキーポッド:ツートンのはっきりした木目で人気。
実際に見て、「これだ」と思うものに出会うのが一番のポイントです。
一枚板テーブルは「危険」や「後悔」を防げる!
一枚板テーブルは、一生モノの家具だからこそ「危険」や「後悔」というキーワードが気になるのは当然です。
でも、正しい知識と選び方、信頼できるお店選びで不安を解消できます。
後悔しない一枚板テーブルの選び方まとめ
よくある後悔・不安
解決策
天板がグラつく・危険
脚をしっかり固定する
色味や木目が写真と違う
実物を見て選ぶ/詳細説明
手入れが大変
用途に合わせた塗装を選ぶ
価格が高い
中間マージンのない直販店を選ぶ
最後に:運命の一枚と出会うために
一枚板は世界に一つだけの木目です。
写真だけでは決められないからこそ、実際に見て触れて、納得のいく一枚板と出会ってください。
祭り屋では、そんな出会いをサポートするためにスタッフ一同心を込めてご案内いたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
K
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2025.08.04
一枚板の話
一枚板の「自由水」と「結合水」とは? 木の乾燥と割れ・反りを防ぐ基本知識
木材には、水が含まれている
木はもともと生きていた植物です。生きていたときは、根から水を吸い上げ、幹や葉に水分を送っていました。
伐採されたあとも、木の内部には水分が残っています。その水分には、実は「2種類」あるのです。それが「自由水」と「結合水」。
一枚板が反ったり、割れたりするのも、この水分が関係しています。
自由水とは?
自由水は、木の細胞と細胞のすき間(細胞腔)にある水です。
これは、水たまりのように溜まっていて、乾燥が始まると最初に出ていく水です。
蒸発しやすい水分で、重力や風・熱で簡単に抜けます
含水率が30%以上のとき、多く含まれています
木の変形にはあまり影響しませんが、カビや腐れの原因になります
結合水とは?
結合水は、木の細胞壁そのものに「くっついている」水です。
木と一体化しているような水分で、乾燥してもなかなか抜けません。
ゆっくり時間をかけて減っていく水分です
含水率が30%以下になると、結合水が減り始めます
この水が抜けると、木が縮み、反ったり、割れたりします
「繊維飽和点」が変形の境目
自由水と結合水の境目になるのが「繊維飽和点(せんいほうわてん)」です。
一般的に、含水率でいうと「約30%前後」です。
この点までは木のサイズはあまり変わりませんが、繊維飽和点を下回ると、木が縮んでいきます。
自由水と結合水の違い
自由水と結合水の比較
種類
存在場所
抜けやすさ
木材への影響
自由水
細胞のすき間
抜けやすい
カビ・腐れの原因になる
結合水
細胞の壁の中
抜けにくい
反り・割れ・収縮の原因になる
一枚板にとって、なぜ大事なの?
一枚板は大きな木からそのまま切り出した、貴重な木材です。
この板が反ったり割れたりしないようにするには、乾燥がとても重要です。
乾燥が不十分だと、設置後に板がねじれたり割れたりする
含水率が10〜15%前後になるまで乾燥させるのが理想
乾燥方法には「自然乾燥」と「人工乾燥」があります
乾燥方法の違い
一枚板の乾燥には2つの方法があります。
自然乾燥(AD材):風や日陰でじっくり乾かす。木の風合いが残るが時間がかかる
人工乾燥(KD材):乾燥機で短期間に水分を抜く。反りが少なく安定する
まとめ|自由水と結合水を知って、後悔しない一枚板選びを
一枚板の美しさを長く楽しむためには、水分との付き合い方がカギになります。
「自由水」はカビを、「結合水」は反りや割れを引き起こす原因になります。
乾燥がしっかりされている板を選び、設置後の環境にも気をつけることで、
一生ものの家具として長く使うことができます。
祭り屋では自然乾燥の後に人工乾燥(低温乾燥)をおこなっています。
人工乾燥(低温乾燥)とは、木材を乾燥させる方法の一つで、比較的低い温度で時間をかけて乾燥させる方法です。具体的には、30~50℃程度の温度で、数週間から1ヶ月程度かけて乾燥させます。
低温乾燥の特徴:
メリット:
木材の風合いを損ないにくい:高温乾燥に比べて、木材の香りや色艶、本来の風合いを保ちやすい
強度や耐久性を維持しやすい:木材の細胞組織を壊しにくいため、強度や耐久性を損ないにくい
反りや割れなどの変形が少ない:低温でゆっくり乾燥させることで、木材の内部の水分が均一に抜けるため、反りや割れなどの変形が少ない
カビや虫害のリスクを抑えられる:乾燥時間が長く、カビや虫害が発生するリスクを抑えられる
安心な一枚板をお探しの方は
▶︎祭り屋公式サイトで見るK
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046-232-0036