一枚板・原木家具の祭り屋

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2025.08.04
一枚板の話
後悔しない一枚板テーブルの選び方や危険を防ぐために知っておきたいこと
  「一枚板テーブル危険」「一枚板テーブル後悔」と検索している方は、一生モノの買い物だからこそ慎重に調べたいのではないでしょうか、一枚板テーブルにまつわる危険性や後悔しやすいポイントを正直にお伝えし、その対策も詳しくご紹介します。 一枚板テーブルの「危険」って本当にあるの? 「一枚板テーブル危険」と検索される背景には、特に安全面の不安があります。 危険:天板と脚が固定されていない 一枚板テーブルには、天板に脚を置くだけで固定しないタイプも見られます。一見シンプルですが、実はこれが危険です。 地震のときにズレて倒れるリスク 小さなお子様が寄りかかって脚が動く心配 掃除中に脚がズレて使いにくい ▶対策:祭り屋では天板と脚の固定をおすすめしています。 特に地震の多い日本では、固定式のほうが安全性が高く安心です。 中越地震の際も、当店の固定式テーブルは倒れなかったというお声をいただきました。 もちろん、裏面に穴をあけたくない場合や両面使いたい場合には、そのまま置き型でも対応できますのでご相談ください。   一枚板テーブルを買って「後悔」しやすいポイントとは? 「一枚板テーブル後悔」で調べている方の多くは、高価な買い物で失敗したくないというお気持ちだと思います。 後悔①:思っていた色味や木目と違った 一枚板は自然素材のため、同じ木種でも一枚一枚、木目や色味が異なります。 写真だけではわからない魅力や欠点があるのです。 ▶対策:できれば実物を見て選ぶのがおすすめです。 遠方の方には詳細な写真・説明をしっかり行っていますのでご安心ください。 後悔②:手入れが大変だった 塗装の種類によってお手入れのしやすさが変わります。 オイル仕上げ:風合いが自然だが、輪染みができやすい ウレタン塗装:水・熱に強く日常使いに最適 ガラス塗料:自然な風合いと高い耐久性を両立。追加料金5万円~ ▶対策:日常使いならウレタン塗装がおすすめです。 見た目の風合いを重視するなら、オイルやガラス塗料もご提案可能です。 後悔③:価格が高かった 一枚板は高価なイメージがありますが、中間マージンや広告費などで価格が上がってしまうケースも。 ▶対策:当店は自社工場で製作し、自社で販売しているため、余計なマージンがありません。 国内の市場や海外から直接原木を仕入れ、自社で塗装やメンテナンスも行える体制なので、長く安心してお使いいただけます。 どの木を選べば後悔しない? 結論から言うと、「自分の感性に合うかどうか」で選ぶのがおすすめです。 けやき:力強い木目とオレンジがかった色味。日本らしい風格。 栃:白く滑らかな肌触りで、光の反射がきれい。 ブラックウォールナット:世界三大銘木。落ち着きのある濃色。 モンキーポッド:ツートンのはっきりした木目で人気。 実際に見て、「これだ」と思うものに出会うのが一番のポイントです。 一枚板テーブルは「危険」や「後悔」を防げる! 一枚板テーブルは、一生モノの家具だからこそ「危険」や「後悔」というキーワードが気になるのは当然です。 でも、正しい知識と選び方、信頼できるお店選びで不安を解消できます。 後悔しない一枚板テーブルの選び方まとめ よくある後悔・不安 解決策 天板がグラつく・危険 脚をしっかり固定する 色味や木目が写真と違う 実物を見て選ぶ/詳細説明 手入れが大変 用途に合わせた塗装を選ぶ 価格が高い 中間マージンのない直販店を選ぶ 最後に:運命の一枚と出会うために 一枚板は世界に一つだけの木目です。 写真だけでは決められないからこそ、実際に見て触れて、納得のいく一枚板と出会ってください。 祭り屋では、そんな出会いをサポートするためにスタッフ一同心を込めてご案内いたします。 どうぞお気軽にお問い合わせください。 K
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2025.08.04
一枚板の話
一枚板の「自由水」と「結合水」とは? 木の乾燥と割れ・反りを防ぐ基本知識
木材には、水が含まれている       木はもともと生きていた植物です。生きていたときは、根から水を吸い上げ、幹や葉に水分を送っていました。 伐採されたあとも、木の内部には水分が残っています。その水分には、実は「2種類」あるのです。それが「自由水」と「結合水」。 一枚板が反ったり、割れたりするのも、この水分が関係しています。 自由水とは? 自由水は、木の細胞と細胞のすき間(細胞腔)にある水です。 これは、水たまりのように溜まっていて、乾燥が始まると最初に出ていく水です。 蒸発しやすい水分で、重力や風・熱で簡単に抜けます 含水率が30%以上のとき、多く含まれています 木の変形にはあまり影響しませんが、カビや腐れの原因になります 結合水とは? 結合水は、木の細胞壁そのものに「くっついている」水です。 木と一体化しているような水分で、乾燥してもなかなか抜けません。 ゆっくり時間をかけて減っていく水分です 含水率が30%以下になると、結合水が減り始めます この水が抜けると、木が縮み、反ったり、割れたりします 「繊維飽和点」が変形の境目 自由水と結合水の境目になるのが「繊維飽和点(せんいほうわてん)」です。 一般的に、含水率でいうと「約30%前後」です。 この点までは木のサイズはあまり変わりませんが、繊維飽和点を下回ると、木が縮んでいきます。 自由水と結合水の違い 自由水と結合水の比較 種類 存在場所 抜けやすさ 木材への影響 自由水 細胞のすき間 抜けやすい カビ・腐れの原因になる 結合水 細胞の壁の中 抜けにくい 反り・割れ・収縮の原因になる 一枚板にとって、なぜ大事なの? 一枚板は大きな木からそのまま切り出した、貴重な木材です。 この板が反ったり割れたりしないようにするには、乾燥がとても重要です。 乾燥が不十分だと、設置後に板がねじれたり割れたりする 含水率が10〜15%前後になるまで乾燥させるのが理想 乾燥方法には「自然乾燥」と「人工乾燥」があります 乾燥方法の違い   一枚板の乾燥には2つの方法があります。 自然乾燥(AD材):風や日陰でじっくり乾かす。木の風合いが残るが時間がかかる 人工乾燥(KD材):乾燥機で短期間に水分を抜く。反りが少なく安定する まとめ|自由水と結合水を知って、後悔しない一枚板選びを 一枚板の美しさを長く楽しむためには、水分との付き合い方がカギになります。 「自由水」はカビを、「結合水」は反りや割れを引き起こす原因になります。 乾燥がしっかりされている板を選び、設置後の環境にも気をつけることで、 一生ものの家具として長く使うことができます。 祭り屋では自然乾燥の後に人工乾燥(低温乾燥)をおこなっています。 人工乾燥(低温乾燥)とは、木材を乾燥させる方法の一つで、比較的低い温度で時間をかけて乾燥させる方法です。具体的には、30~50℃程度の温度で、数週間から1ヶ月程度かけて乾燥させます。 低温乾燥の特徴: メリット: 木材の風合いを損ないにくい:高温乾燥に比べて、木材の香りや色艶、本来の風合いを保ちやすい 強度や耐久性を維持しやすい:木材の細胞組織を壊しにくいため、強度や耐久性を損ないにくい  反りや割れなどの変形が少ない:低温でゆっくり乾燥させることで、木材の内部の水分が均一に抜けるため、反りや割れなどの変形が少ない カビや虫害のリスクを抑えられる:乾燥時間が長く、カビや虫害が発生するリスクを抑えられる   安心な一枚板をお探しの方は ▶︎祭り屋公式サイトで見るK
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2025.08.02
ブログ
一枚板の反り・割れ対策|トラブル予防と対処法を専門店が解説
はじめに 一枚板のダイニングテーブルは天然木の美しさを最大限に活かした贅沢な家具ですが、木材の性質上、反りや割れが発生する可能性があります。これらのトラブルは適切な知識と対策により、大幅に予防できます。家具販売の専門店として長年培った経験をもとに、一枚板の反り・割れ対策について詳しく解説します。 1.反りが起きる理由 木材の含水率変化による収縮・膨張 一枚板の反りの主要因は木材の含水率変化です。木材は湿度が高いときは水分を吸収して膨張し、乾燥すると水分を放出して収縮します。 木材は方向によって収縮の度合いが違うため、均等に変化せず反りが発生します。特に年輪の向きによって変化の度合いが大きく異なることが反りの原因となります。 乾燥工程の不備 木材の乾燥が不十分または急激すぎる場合、反りの原因となります。適切な乾燥には時間をかけた天然乾燥と人工乾燥の組み合わせが重要とされています。 2.割れが発生する原因と種類 乾燥割れ 木材が急激に乾燥することで発生する割れです。特に木口(年輪が見える断面)部分や節の周辺に多く見られます。 応力割れ 木材内部の応力バランスが崩れることで発生する割れです。製材時や環境変化により内部応力が解放されて起こります。 経年変化による割れ 長期間の使用により、木材の収縮・膨張の繰り返しで発生する微細な割れが拡大することがあります。 3.効果的な予防対策 適切な環境管理 湿度管理 室内湿度を40-60%程度に維持することが推奨されています 急激な湿度変化を避ける 加湿器・除湿器の活用 温度管理 極端な温度変化を避ける 暖房器具の直風を避ける 直射日光を避ける 設置場所の選定 エアコンの風が直接当たらない場所 窓際など温度変化の激しい場所を避ける 床暖房の上は避けるか、断熱材を使用 定期的なメンテナンス オイル仕上げの場合 1ヶ月に1回程度のオイル塗布(使用頻度により調整) 乾燥が気になる場合はより頻繁に実施 ウレタン仕上げの場合 表面の清拭と点検 必要に応じて専門店での再塗装 4.反り・割れが発生した場合の対処法 軽微な反りの対処 脚の調整による対処 テーブル脚の高さを微調整してガタつきを解消 アジャスター付きの脚なら簡単に調整可能 置き場所の変更 より湿度が安定した場所への移動 直射日光や暖房の影響を受けない場所へ 環境調整による改善 湿度を適切に調整することで改善する場合があります 時間をかけて徐々に環境を変化させることが重要です 深刻な反り・割れの対処 専門店への相談 大きな反りや割れは素人による修復は困難 専門技術による修理や交換を検討 購入店舗での保証内容を確認 補修方法の選択肢 木材パテによる割れ補修 蝶々継ぎなどの伝統技法 全面研磨・再仕上げ 5.一枚板選びでのトラブル予防ポイント 購入時の確認事項 乾燥状態の確認 十分な乾燥期間を経ているか 適切に乾燥処理されているか 木取りの確認 板目材より柾目材の方が反りにくいとされています 節や欠点の位置と大きさ 仕上げ方法の選択 オイル仕上げ:自然な質感だが定期メンテナンスが必要 ウレタン仕上げ:保護力が高いが質感は劣る 信頼できる専門店の選択 乾燥工程についての説明ができる アフターサービスが充実している 実績と経験が豊富 まとめ 一枚板の反りや割れは木材の自然な性質によるものですが、適切な知識と対策により大幅に予防できます。最も重要なのは、適切な環境管理と定期的なメンテナンスです。 予防の要点: 室内湿度40-60%の維持 急激な温度・湿度変化の回避 定期的なオイルメンテナンス(オイル仕上げの場合) 適切な設置場所の選択 トラブルが発生した場合は、軽微なものを除き専門店に相談することをお勧めします。 ただし、一枚板の魅力は完璧な工業製品とは異なる「生きた木の個性」にあります。時間と共に現れる小さな変化や自然な風合いの変化も、天然木ならではの愛着と価値の一部です。適切な管理により、その美しい経年変化を楽しみながら、何世代にもわたって愛用できる素晴らしい家具となるでしょう。 注意事項:木材の特性や乾燥方法、メンテナンス方法は樹種や個体差により異なる場合があります。具体的な数値や対処法については、購入店舗や専門家にご相談ください。また、本記事の情報は一般的な知識に基づいており、すべてのケースに適用できるとは限りません。 M
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2025.08.02
一枚板の話
「一枚板」を選ぶ理由
ダイニングテーブルはご家族や友人とお食事をしたり ワークスペースとしてお仕事や勉強をされたりと 一日で一番多く過ごす家の中心とも言える場所ですね。 出来たら心が癒される空間にしたいものです。 大きさはそれぞれのお部屋に合うサイズをお選びして頂いて、 お次はお色でしょうか。 床の色や家具の色を考慮して。 高級感のある落ち着いた雰囲気なら濃いめの色を、 温かみのある優しい雰囲気なら明るい色で。 デザインはどうでしょうか。 大体のお部屋は直線の構造で整然とした造りになっています。 モダンで都会的な雰囲気ですが視覚的に少し温かみが欲しい場合 家具に丸みのある曲線の物を置かれると 空間が柔らかくなります。 でも、ダイニングテーブルのサイズで丸みや曲線て? そう考えたときに上記の条件を満たせるのが「一枚板」で製作した ダイニングテーブルです。 ※例)モンキーポッド材 ※例)ポプラ材 一枚板は樹齢百年以上の樹から採れます。 一枚たりとも同じ形、杢目、色はありません。 自然がデザインしたその形状はともすれば少し いびつに感じられるかも知れません。 しかし、直線で均質的な空間に 一枚板を置いてみるとどうでしょうか。 いびつさは影を潜め、逆に その形状や杢目、風合いが優しい存在感を醸し出し 安心感のある魅力的な空間に変えてくれます。 自然から得られる癒し効果をきっと感じることが できることでしょう。 更に無垢材は使い込むほどに経年変化で その表情を変えてより魅力的になっていく その姿に愛着も増すことと思われます。 お色も栃材やポプラ材などの明るい色から ブラックウォールナット材モンキーポッド材などの 濃いめの色まで多種多様にお選びすることが出来るので あなただけの「一枚板」が必ず見つかることでしょう。 もしもダイニングテーブルをお探しだったなら 「一枚板」をぜひお薦めします。 もし、興味を持たれましたら祭り屋のHPか 海老名店、東五軒町店へ足をお運びください。 スタッフ一同大歓迎でお待ちしております。
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2025.08.02
一枚板の話
【2025年最新版】人気の一枚板ランキング8選|木材の特徴と選び方のポイントも解説!
一枚板テーブルをお探しの方からよくいただくご相談が、 「木目や色合いがそれぞれ違っていて、どの木材を選べばいいか分からない」というお悩み。 確かに一枚板は自然素材ゆえに、同じ種類でも一点ごとに個性があり、選ぶ楽しさと難しさがあります。 そこで今回は、一枚板無垢材家具専門店「祭り屋」で人気の高い一枚板ランキングをご紹介します。 それぞれの樹種の特徴や魅力もわかりやすく解説しますので、ぜひ木材選びの参考にしてください。 第1位:栃(トチ)|明るく上品な白さが魅力   やさしく柔らかな白い色合いが特徴で、和室・洋室問わず空間を明るくしてくれる栃の木。 表面はすべすべと滑らかで、繊細な木肌が上品な印象を与えます。 男性的な力強い木目の欅とは対照的に、女性的で人気の高い木材です。 希少価値が高まっており、年々価格が上昇しているのが唯一の難点。 栃一枚板はこちら 第2位:欅(ケヤキ)|力強い木目と温かみのある色合い 日本の代表的な広葉樹である欅は、どっしりとした存在感と豊かな木目が魅力。 特に「玉杢」「如鱗杢」「孔雀杢」など、希少な杢目模様が現れるものは非常に人気があります。 ナチュラルな色合いで、和風・モダンどちらのインテリアにもよく馴染みます。 けやき一枚板はこちら 第3位:楠(クス)|防虫効果と優しい香りが魅力   楠はややベージュがかった明るい色合いで、落ち着きと個性を兼ね備えた樹種です。 樟脳(しょうのう)を採取できる木として知られ、天然の防虫効果があるのも嬉しいポイント。 素直な木目から激しい表情のものまで、一枚ごとに個性が光る木材です。 楠一枚板はこちら   第4位:ポプラ|瘤杢(こぶもく)が美しいアートのような木目 明るい色合いの中に、瘤状のダイナミックな杢目が現れるポプラ。 まるでアート作品のような一枚板は、他にはない個性を演出してくれます。 インパクトのあるデザインを求める方におすすめの一枚です。 ポプラ一枚板はこちら 第5位:モンキーポッド|コントラストが美しい人気急上昇中の木材 テレビCM「この木なんの木」でおなじみのモンキーポッドは、中心部の濃いブラウンと白太のコントラストが印象的。 ダーク系インテリアにはもちろん、明るめのお部屋でもアクセントになります。 モンキーポッド一枚板はこちら 第6位:ウォールナット|世界三大銘木のひとつ、重厚な高級感 ウォールナットは「世界三大銘木」のひとつで、深みのあるダークブラウンが特徴。 フローリングや家具にも多用される人気の木材で、シックで落ち着いた空間づくりにぴったりです。 ブラックウォールナット一枚板はこちら 第7位:山桜/チェリー|やわらかなピンク色が魅力   温かみのあるピンク系の色合いが特徴の山桜(チェリー)。 使い込むうちに飴色に変化していく経年変化も魅力です。 ただし、大径木が少なくダイニングサイズは希少。出会えたら即決をおすすめします。 桜(山桜、チェリー)一枚板はこちら 第8位:楓(カエデ)|大理石のような白さが上品   白く滑らかな木肌で、まるで大理石のような美しさを持つ楓の木。 家具材としても定番ですが、こちらも大径木は少なめです。 清潔感のあるインテリアにぴったりの木材です。 かえで(メープル)一枚板はこちら まとめ|お気に入りの一枚板を見つけましょう 一枚板には、それぞれ木目の表情・色合い・質感・希少性などさまざまな魅力があります。 部屋の雰囲気や使い方、ご予算に合わせて、ぴったりの木材を選んでください。 気になる一枚板が見つかったら、ぜひお気軽にお問い合わせください。 📩お問い合わせ E-MAIL:go@maturiya.co.jp 🔗祭り屋公式HP(無垢材家具・一枚板テーブル)はこちら 🔗一枚板テーブル一覧ページはこちら
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2025.07.28
一枚板の話
そもそも「一枚板」とは? どの一枚板が良い??
一枚板とは?〜原点回帰〜 今さらですが、「そもそも一枚板って何?」というところから、原点に立ち返ってみましょう。 一枚板〈いちまいいた〉とは、一本の大きな木から切り出し、継ぎ目なく仕上げた板のこと。 つまり、木そのもの。 だからこそ、自然が生み出した風合いや表情をそのまま感じられるのが、一枚板の一番の魅力ではないでしょうか。 その圧倒的な存在感に加え、 手触り、香りなど、木のぬくもりに包まれる心地よさ―― さらに、使い込むほどに味わいが深まっていくのも魅力の一つです。 どの一枚板が良いの? よく「どの一枚板が良いですか?」とご質問をいただきますが、 正直なところ――「どれも良い!」なんです。 とはいえ、最初の選び方のポイントとしては、まず「好きな色合い」で絞ってみるのがおすすめです。 body{font-family:"HiraginoKakuGothicProN",Meiryo,sans-serif;line-height:1.8;color:#333;padding:2em;max-width:800px;margin:auto;background-color:#fff;} h2{border-left:4pxsolid#4CAF50;padding-left:0.6em;color:#2d6a2d;font-size:1.4em;margin-top:2em;} p{margin:0.5em01em0;} strong{color:#000;} ul{list-style-type:none;padding-left:1em;} li{margin-bottom:0.5em;} a{color:#1a73e8;text-decoration:none;} a:hover{text-decoration:underline;} ◾明るい色合いの材〜ナチュラルで清潔感のある空間に〜 お薦め例:栃材(とち)・ポプラ材など ▶栃材の一枚板を見る ▶ポプラ材の一枚板を見る ◾温かみのある中間色〜やさしく、温かみのある雰囲気に〜 お薦め例:欅材(ケヤキ)・チェリー材など ▶ケヤキ材の一枚板を見る ◾濃い色合いの材〜落ち着いた空間や重厚感を演出〜 お薦め例:ブラックウォールナット材・モンキーポッド材など ▶ブラックウォールナットを見る ▶モンキーポッドを見る   <ケヤキ材テーブル>全体に温かみのあるイメージ <ブラックウォールナット材テーブル>床の色と反対色で天板がアクセントに <楠材テーブルナチュラルな明るいイメージで統一> 祭り屋では、一枚板の魅力を活かし、ダイニングテーブルだけでなく、カウンター、ローテーブル、デスク、ベンチ、ベッド、室内ドアなど、幅広いアイテムを製作しています。 一枚板の存在感とぬくもりは、空間を特別なものにしてくれます。 その魅力を活かした棚の実例も、こちらのブログでご紹介中!一枚板を棚に! 末永く寄り添える一枚板、あなたの暮らしに取り入れてください。
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2025.07.28
一枚板の話
おすすめの国産一枚板テーブルの樹種
はじめに 一枚板のダイニングテーブルは、木の持つ自然な美しさと迫力を存分に味わえる家具として、多くの方に愛され続けています。特に国産材で作られた一枚板テーブルは、日本の気候風土に適応した木材を使用しているため、日本の住環境に馴染みやすく、長期間にわたって美しさを保ちやすいとされています。 今回は、国産一枚板テーブルの材料として特に人気が高く、それぞれ異なる魅力を持つ6つの樹種について詳しくご紹介します。木目の美しさ、耐久性、加工のしやすさなど、様々な観点から各樹種の特徴をお伝えしますので、お客様のライフスタイルやお好みに合った樹種選びの参考にしていただければと思います。 1.欅(ケヤキ) 欅は日本を代表する広葉樹のひとつで、一枚板テーブルの材料として最も人気の高い樹種といえるでしょう。その理由は、何といってもダイナミックで美しい木目にあります。 欅の特徴 木目の美しさ:波打つような流れるような木目が特徴的で、一枚一枚が唯一無二の表情を見せます 強度と耐久性:硬質で密度が高く、長期間の使用に耐える優れた耐久性を持ちます 経年変化:使い込むほどに深みのある飴色に変化し、味わい深い表情になります サイズ:大径木が得られることが多く、幅広で迫力のある一枚板が期待できます 欅は古くから神社仏閣の建材としても使われてきた実績があり、その信頼性は実証済みです。ただし、木目が強いため、シンプルなインテリアよりも、木の存在感を活かした空間作りに向いているかもしれません。 https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/t97 その他の欅材の一枚板はこちらから 2.栃(トチ) 栃は淡い色合いと優しい木目で、多くの方に愛される樹種です。欅とは対照的に、穏やかで上品な印象を与える一枚板テーブルに仕上がります。 栃の特徴 色合い:淡いクリーム色から薄い黄褐色の優しい色調 木目:穏やかで上品な木目で、どのようなインテリアにも調和しやすい 加工性:比較的柔らかく、加工がしやすいとされています 縮み杢:時として美しい縮み杢が現れることがあり、これが非常に価値の高い材となります 栃は特に北日本に多く自生する樹種で、寒冷地で育つため緻密で美しい材質になるといわれています。モダンなインテリアから和風まで、幅広いスタイルに対応できる汎用性の高さが魅力です。 https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/E749 その他の栃材の一枚板はこちらから 3.楠(クスノキ) 楠は西日本、特に九州地方でよく見られる樹種で、独特の芳香を持つことで知られています。防虫効果があるとされ、古くから家具材として重宝されてきました。 楠の特徴 芳香:特有の爽やかな香りがあり、天然の防虫効果が期待できます 色合い:黄褐色から淡い褐色の温かみのある色調 木目:比較的穏やかな木目で、落ち着いた印象を与えます 耐久性:虫害に強く、長期間美しさを保ちやすいとされています ただし、楠の香りは好みが分かれるところでもありますので、実際に香りを確認されることをおすすめします。また、時間の経過とともに香りは穏やかになる傾向があります。 https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/t992 その他の楠材の一枚板はこちらから! 4.楡(ニレ) 楡は日本各地に自生する樹種で、強度と美しさを兼ね備えた優秀な材料として評価されています。欧米でも高級家具材として人気の高い樹種です。 楡の特徴 強度:硬質で粘りがあり、非常に丈夫な材質です 木目:美しい木目を持ち、特に柾目材では直線的で上品な表情を見せます 色合い:淡い褐色から濃い褐色まで、個体差による色のバリエーションがあります 加工性:硬いものの、適切な技術があれば美しく仕上がります 楡は「エルム」として海外でも高く評価されており、国際的な視点からも優秀な材料といえるでしょう。 https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/E741 その他の楡材の一枚板はこちらから! 5.楢(ナラ) 楢はウイスキーの樽材としても有名な樹種で、その堅牢性と美しさから一枚板テーブルの材料としても高い人気を誇ります。 楢の特徴 虎斑(とらふ):柾目に現れる独特の虎斑模様が美しく、楢材の大きな魅力です 強度:非常に硬質で耐久性に優れ、長期間の使用に耐えます 色合い:淡い黄褐色で、使い込むほどに深みのある色合いに変化します 加工:硬い材質のため加工には技術を要しますが、仕上がりは非常に美しくなります 楢材は北海道産のものが特に高品質とされており、「ジャパニーズオーク」として海外でも評価されています。 https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/t784 その他の楢材の一枚板はこちらから!   6.屋久杉 屋久杉は鹿児島県屋久島に自生する杉の中でも、樹齢1000年以上のものを指す貴重な材料です。現在は伐採が制限されており、主に土埋木や風倒木が利用されています。 屋久杉の特徴 希少性:非常に希少で、入手困難な材料です 年輪:細かく緻密な年輪が美しい模様を作り出します 香り:杉特有の芳香があり、リラックス効果が期待できるとされています 耐久性:長い年月を経て育った材は、一般的な杉材よりもはるかに高い耐久性を持つとされています 重要な注意点:屋久杉は文化的・環境的に非常に重要な資源であり、現在は厳格な保護下にあります。市場に出回っているものの多くは過去に伐採されたものの在庫や、自然に倒れた木を利用したものです。購入を検討される際は、合法的な入手経路であることを必ず確認してください。 https://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/t933 その他の屋久杉材の一枚板はこちらから! まとめ 国産一枚板テーブルの樹種選びは、単に見た目の美しさだけでなく、耐久性、メンテナンス性、そしてお客様のライフスタイルとの相性を総合的に考慮することが重要です。 選び方のポイント: インテリアとの調和:お部屋の雰囲気に合う色合いや木目を選ぶ 使用頻度:頻繁に使用される場合は、より耐久性の高い樹種を検討する メンテナンス:定期的なお手入れの方法や頻度を確認する 予算:希少性や加工の難易度により価格が大きく異なります どの樹種を選ばれても、適切なメンテナンスを行うことで何十年にもわたって美しさを保ち、次の世代へと受け継がれる家具となることでしょう。 一枚板テーブル選びでご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。実際に材料を見て、触れて、香りを確かめていただくことが、最良の選択につながると考えています。 M
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