一枚板・原木家具の祭り屋

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2026.01.05
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細身の一枚板テーブルに合う器とは?楕円のテーブルウエアのすすめ
一枚板のテーブルは、木の太さがそのまま奥行になるため、幅が控えめな天板、また、細い部分を含む天板も多くあります。 細長いお部屋では、細くて長めの天板を選ぶことで、空間がすっきり見え、使い勝手がよく感じられることも。 そんな細身の天板におすすめなのが、楕円のテーブルウエアです。 細身の天板に、ちょうどいいかたち 楕円の器は、丸ほどやわらかすぎず、四角ほどかっちりしすぎない、ほどよいバランスのかたち。 直線的な印象になりがちな細身の天板に、やさしい曲線が加わることで、食卓全体が自然に整って見えます。 一枚板ならではの木目や表情も、器が主張しすぎることなく、引き立ててくれます。 見た目以上に、使いやすい 楕円のテーブルウエアは、実はとても実用的。 角がない分、器同士がぶつかりにくく、奥行が限られた天板でも余白をきれいに残すことができます。 複数並べても窮屈に見えにくいため、ご家族での食事はもちろん、来客時のテーブルコーディネートにも向いています。 奥行き740㎜程度のテーブル   料理を選ばず、日常に取り入れやすい 楕円の器は、和食にも洋食にもなじみやすいのが特徴です。 焼き魚や煮物、ワンプレートのごはん、パンやサラダまで、幅広く活躍します。 木のテーブルの上に置いたとき、料理・器・天板が自然につながり、日々の食卓が少し整って見えるのも魅力です。 テーブルと器の相性~細身の一枚板を引き立てる器選び テーブルは、暮らしの中心にあるもの。だからこそ、器は目立たせるよりも、互いを引き立て合う存在であってほしいと考えています。 細身の天板には、ぜひ一度、楕円のテーブルウエアを合わせてみてください。 形ひとつで、食卓の印象がやさしく変わるのを感じていただけると思います。I
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2026.01.04
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目で楽しむ春
新しい年が始まりましたね。 凛とした空気に包まれて、寒さが自然と背筋を伸ばしてくれるような、そんな日々です。 それにしても、こんなに寒いのに、どうして「新春」と言うのだろう? ふと、そんなことを考えてしまいました。 冬の寒さは、むしろこれからが本番。 「春」という言葉から受ける印象とは、少し違う気もしますよね。 調べてみると、「新春」という言葉は、旧暦の時代に生まれたものだそうです。 一年の始まりである「正月」と、春の始まりを告げる「立春」が、ちょうど同じ頃だったことから、 「新しい春」という意味で「新春」と呼ばれるようになったのだとか。 新暦に変わった今でも、お祝いの言葉として使われているのは、その名残なのですね。 とはいえ、寒いものはやっぱり寒いです。 春のぬくもりを体で感じられるようになるのは、まだ少し先になりそうです。 でも、目で楽しむ春なら、もう見つけられるかもしれません。 1月を代表する花木といえば、梅と椿。 梅は1月下旬頃から咲き始め、 白や赤、ピンクなどのやさしい色合いで、私たちの目を楽しませてくれます。 寒さの中で花を咲かせることから、「高潔」や「忍耐」といった花言葉があるのも、なんだか素敵ですね。 椿は品種によって、12月頃から4月頃まで花を咲かせます。 鮮やかな赤い花は、冬の景色の中でひときわ目を引きます。 「控えめな優しさ」や「誇り」といった花言葉があり、花の色によって意味が違うのも興味深いところです。 木材としての梅は、緻密で硬い性質を生かして、 櫛や将棋の駒、そろばんの玉などに使われてきました。 椿も小物の材料として用いられますが、 やはり有名なのは「ツバキ油」でしょうか。 寒い日が続きますが、 この季節ならではの花を眺めながら、 少しだけ早い春を楽しんでみたいですね。 (T)
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2025.12.27
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【脚ラインナップ更新】X字脚&四本脚(スチール黒)が新登場!価格表を更新しました
いつも祭り屋をご利用いただきありがとうございます。 このたび、一枚板テーブル用の脚に「X字脚」と「四本脚(スチール黒)」が新しく追加され、 脚のラインナップと価格表を更新しました! 一枚板は「板が主役」になりがちですが、 実は脚で“見た目の印象”と“使い勝手”が大きく変わります。 今回は追加された脚の特徴と、脚選びのポイントをわかりやすくまとめます。 新しく追加された脚はこの2つ! ①X字脚(スチール) 交差するラインが入ることで、空間がグッと締まる どっしり感・存在感が出て、板の迫力を引き立てる 木の温かさ×黒スチールでモダン/インダストリアル系に相性◎ おすすめの方 「かっこいい雰囲気」に寄せたい 大きめの板を主役にしたい 足元の印象もデザインとして見せたい ②四本脚(スチール黒) “一番ベーシックで使いやすい形”のまま、雰囲気を黒で引き締め シンプルなので、板の木目や耳の表情がより映える イスの配置もしやすく、日常使いに強い おすすめの方 迷ったらまずこれ、の「安定・王道」を選びたい モダンな部屋に合わせたい(黒・グレー・アイアン系) 見た目はすっきり、でもしっかり支えたい 脚ラインナップと価格(税込) 最新の価格表はこちらです。(※価格は税込表記) 文章でも一覧にするとこちら👇 ハの字脚:44,000円(木製のみ) 一本脚:88,000円(木製のみ) 十字脚:88,000円(木製のみ) 四本脚:木製44,000円/スチール(黒)66,000円(NEW) ロの字脚:66,000円(木製orスチール[黒]) T字脚:66,000円(木製orスチール[黒]) X字脚:77,000円(スチール製のみ・NEW) 高さ調整について(重要) 椅子や床に合わせて「高さ」を微調整したい方は多いので、ここもチェックしてください。 木製脚:高さ調整可能(別途料金なし) スチール脚:高さ調整は+11,000円で対応可能 ※可否や調整幅は脚の種類・仕様により変わる場合があります。お気軽にご相談ください。 もし迷ったら よくある希望別に、ざっくりまとめるとこんな感じです。 圧迫感を減らして軽やかに→ハの字脚 王道で使いやすく、部屋に馴染ませたい→四本脚(木・スチール) 空間を締めてかっこよく→四本脚(スチール黒)/ロの字脚(スチール黒)/T字脚(スチール黒) 存在感とデザイン性を出す→X字脚、木製の場合は一本脚もあり! 「部屋の雰囲気(床・壁・家具)」の写真があると、脚の相性提案がかなり正確になります。 ご相談は「公式LINE」または「お問い合わせ」から! 「板は決まったけど脚で迷ってる」「部屋に合うのはどれ?」など、写真を送っていただければ相性をご提案します! 脚や板などの選び方、迷ったらまず相談してください。 ▶公式LINEで相談▶サイトから問い合わせ どちらからでもOKです! お気軽にお問い合わせください。 M
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2025.12.23
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屋久島の森が育んだ屋久杉
鹿児島県南方に位置する屋久島は、世界自然遺産にも登録されている、日本でも特別な森を持つ島です。 「ひと月に35日雨が降る」とも言われるほど、年間を通して雨が多く、山から海まで一気につながる独特の地形と湿潤な気候が、深く豊かな原生林を育んできました。 その森の象徴ともいえる存在が、屋久杉です。 屋久島に自生するスギのうち、樹齢1,000年以上とされるものが屋久杉と呼ばれています。 ゆっくり育つからこそ生まれる、屋久杉ならではの魅力 屋久杉は、痩せた土壌や強い風雨といった過酷な環境の中で、非常にゆっくりと、気の遠くなるような時間をかけて成長します。 そのため年輪は細かく詰まり、油分を多く含んだ、耐久性の高い木質が育まれます。 この性質こそが、 ・しっとりとした木肌 ・落ち着きのある艶 ・年月を重ねても狂いにくい強さ といった、屋久杉一枚板ならではの魅力につながっています。 現在流通する屋久杉について 現在、屋久杉の伐採は禁止されており、新たに木を切ることはできません。 市場に出回る屋久杉材は、過去に伐採されたものや、地中に埋もれていた土埋木、倒木などを活用した、大変貴重な素材です。 つまり、屋久杉のテーブルや一枚板は、限りある素材から生まれる一点もの。 同じ木目、同じ表情のものは二つとして存在しません。 屋久杉の一枚板を、暮らしの中心へ 屋久杉の一枚板テーブルは、空間に置いた瞬間から、静かな存在感を放ちます。 派手さではなく、長い年月を経た木だけが持つ深みと落ち着きが、日々の暮らしに自然と溶け込みます。 食事の時間、家族が集まるひととき、仕事や読書の時間。 そのすべての場面で、屋久島の森が育んだ時間を、そっと感じていただけるはずです。 屋久杉の一枚板は、単なる家具ではなく、自然の記憶を受け継ぐ存在。 屋久島の森と屋久杉は、ただ貴重な素材というだけではありません。 人の時間尺度では測れないほどの「ゆっくりさ」や、「自然と共にある」という在り方を、私たちにそっと教えてくれる存在なのかもしれません。 最後に、、、 暮らしの中で木に触れるとき、その背景にある森の時間へ、少し思いを馳せてみるのもよいのではないでしょうか。 永く使い続けることで、さらに味わいを深めていく一枚板を、ぜひ暮らしの中に迎えてみてはいかがでしょうか。I
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2025.12.21
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門松
12月も後半に差し掛かると、街の空気が少しずつお正月モードに変わっていきます。 「もういくつ寝るとお正月」なんて口ずさみながら歩いていると、あっという間にお正月になって目に入るのが門松。 役所や百貨店、商業施設の入口に堂々と飾られていて、まさに“新年の顔”といった存在です。 今回は、この門松にまつわるお話をしてみます。  松・竹・梅、それぞれの意味 門松は「松」「竹」「梅」という縁起の良い植物で構成されています。 それぞれにしっかりと意味が込められているのをご存じでしょうか。 •松:神が宿るとされ、長寿・繁栄の象徴 •竹:成長が早く生命力が強い •梅:寒さの中で花を咲かせ、春を告げる吉兆の花 この三つが揃うと、まるで「今年も良い一年になりますように」という願いが形になったようです。 竹の長さに隠されたストーリー 門松の竹は三本。それぞれ長さが違います。 実はこの長さにも意味があって、 •一番長い竹→男性 •一番短い竹→女性 •真ん中の竹→二人の仲を取り持つ存在 という、ちょっとロマンチックな解釈があるんです。 門松が“縁結び”の象徴でもあるなんて、意外ですよね。  なぜお正月に飾るのか 門松は、年神様が迷わず家に来られるようにするための目印。 そして、神様が宿る“依り代”でもあります。 由来をたどると、中国の風習が平安時代に伝わり、「小松引き」という行事が起源とされています。 長寿を願って松を飾ったのが始まりで、室町時代には竹や梅も加わり、今の形に近い門松が完成したそうです。  実は素材としても優秀な「松竹梅」 縁起が良いだけでなく、木材としても優秀なんです。 •松:強度と粘りがあり、建材や家具に •竹:軽くて強く、しなやか。日用品や家具に •梅:緻密で光沢が美しく、仏像や工芸品、印鑑に 昔の人は縁起だけでなく、素材の特性もよく理解していたんですね。  「松竹梅」に優劣はない 食べ物のランク付けでよく使われる「松・竹・梅」。 なんとなく「松が一番上」というイメージがありますが、本来は優劣はありません。 和食店が「特上・上・並」を言い換えたのが始まりだそうです。 堂々と「梅で」と注文出来る感じがします。  おわりに 門松って、ただの飾りではなく、日本の文化や願いがぎゅっと詰まった存在なんですね。 お正月に街で見かけたら、ちょっとだけ立ち止まって眺めてみると、また違った味わいがあるかもしれません。 (T)
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2025.12.15
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木の香りには癒し効果がある|木の“香りの種類”を紹介
木の魅力のひとつである「香り」木の香りにはリラックス効果・ストレス軽減・集中力向上など、さまざまな癒し効果があることが知られています。 本記事では、古来より愛されてきた香木(こうぼく)、日々の暮らしに取り入れやすい一枚板についてご紹介します。 香木とは?特徴と代表的な種類(沈香・伽羅・白檀) 「香木」とは、特有の芳香を持つ木材のこと。とくに有名なのが、以下の3種類です。 ・沈香(じんこう) ・伽羅(きゃら) ・白檀(びゃくだん/サンダルウッド) 香道や仏事に使われ、古くから貴重品として扱われてきました。 その香木の中でも伝説的な存在が、東大寺正倉院に収められている**「蘭奢待(らんじゃたい)」**。私は先日、会期終了前に開催されていた「正倉院THESHOW」でその香りを再現した展示を体験しました。 説明によると、香りの中に甘味・辛味・苦味・酸味・塩味の“五味”が感じられるとのこと。実際、シナモンのような温かさに加えて複雑な深みがあり、いつまでも感じていたくなる素晴らしい香りでした。 一枚板の木材にも“種類ごとの香り”がある 香木ほど強い香りではありませんが、一枚板の木材にもそれぞれに個性ある香りがあります。最近では、家具選びの際に「木の香り」を大切にされる方も増えてきました。代表的な香りの良い材としては、次のような材があります。  ■楠(クス)材|アロマのような爽やかさ 樟脳の原料となる木で、清涼感のある香りが特徴。店頭でも「この香りが好き」という声が多い材です。 ▶楠材の一枚板はこちらhttps://www.maturiya.co.jp/fs/kagu/c/kusu ■榧(カヤ)材|ほのかな甘さが心地よい 軽い甘さと爽やかさを合わせ持ち、柔らかい香りが魅力。 ■杉(スギ)材|やわらかく落ち着いた、森林を思わせる香り 杉材は、日本の暮らしに古くから親しまれてきた木で、ほんのり甘さを感じるやさしい香りが特徴です。主張しすぎない香りは、空間に自然となじみ、気持ちを落ち着かせてくれます。 木の香りに期待できる“5つの癒し効果” 木材から発せられる香りの成分は「フィトンチッド」と呼ばれ、以下のような効果が期待できます。 ・リラックス・ストレス軽減 ・集中力アップ ・気持ちを落ち着かせる安定作用 ・血圧を安定させる効果 ・抗菌・消臭作用 自然素材の香りは、空間の空気を整え、心と体のバランスを保ってくれます。 木の家具の香りを取り入れると暮らしが変わる 部屋に無垢材の家具が一つあるだけで、ふとした瞬間に香りを感じ、気持ちがすっと軽くなることがあります。 香りの強い香木でなくても、一枚板ならではの自然な香りは、生活を穏やかに整えてくれる存在です。 木の香りで“心地よい暮らし”を 木の香りは目に見えませんが、確実に空間の印象を変え、心に作用します。香木の奥深い香りも、一枚板のさりげない香りも、どちらも“自然がくれた癒し”。 香りも含めて、木の家具を選ぶ楽しさを感じていただけたら幸いです。ご来店の際には、ぜひ一枚板の木の香りにも触れてみてください。 I
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2025.12.14
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広葉樹と針葉樹
樹木は大きく分けると、 広葉樹と針葉樹の2種類があります。 名前のとおり、この2つは 葉の形が大きく異なっています。 広葉樹の特徴 広葉樹は、 広くて薄い葉を持っているのが特徴です。 形もさまざまで、 楕円形のものもあれば、 紅葉や楓のように 縁がギザギザしている葉も見られます。 日照時間が長く 日差しの強い場所を好んで生育します。 そのため、平たい葉で たくさんの光を受け取り、 効率よくエネルギーを 取り込めるようになりました。 針葉樹の特徴 一方、針葉樹は 針のように細く尖った葉を 持っているのが一般的です。 多くは寒冷地に生育しており、 葉を細くすることで 雪が積もりにくくなり、 枝が折れるのを防いでいます。 ※ちなみに、イチョウのように 少し例外的な樹木もあります。 落葉樹と常緑樹 広葉樹はさらに、 落葉樹と常緑樹に分けられます。 落葉樹は、 冬の厳しい寒さや 水分不足から身を守るため、 秋から冬にかけて葉を落とします。 一方、常緑樹の葉は 厚みがあり、 栄養を蓄えやすい形をしています。 そのため冬を越しながら、 春以降に少しずつ 新しい葉と入れ替わり、 一年を通して緑を保ちます。 楠などが代表的ですね。 なお、針葉樹の多くは 常緑樹に分類されます。 木材としての違い 木材として見た場合にも、 それぞれに特徴があります。 広葉樹は成長がゆっくりな分、 材が緻密で重く、 木目の変化が美しいのが特徴です。 家具などによく使われています。 ※ケヤキ、ナラ、タモなど 針葉樹は成長が早く、 軽くて柔らかい性質を持っています。 まっすぐに育つため、 加工しやすい材が 取りやすいのも特徴です。 ※スギ、ヒノキ、マツなど 用途に応じて、 それぞれ上手に 使い分けられています。 繁殖方法の違い 繁殖の仕方にも違いがあります。 広葉樹は、 花や蜜で虫を引き寄せ、 受粉するものが多く見られます。 一方、針葉樹は 風に乗せて花粉を飛ばし、 雌花に受粉させます。 春先に大量のスギ花粉が飛ぶのは、 このためです。 ……できれば、 少し控えめにしてほしいですね。 (T)  
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2025.12.12
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マイクロプラスチック汚染とは?私たちの体・食べ物・環境に起きていることをわかりやすく解説
※本記事の内容は2025年12月時点の研究・報道をもとにしています。 ペットボトルやレジ袋、食品トレー。便利なプラスチックですが、今は「マイクロプラスチック汚染」という形で地球や私たちの暮らしに影響を及ぼしています。 海の問題だと思われがちですが、実は飲料水・食べ物・空気、そして体内からも見つかっているというのが最新の研究です。 この記事では、マイクロプラスチックとは何なのか、どんな影響があるのか、そして私たちが今日からできることまで、やさしくまとめていきます。 マイクロプラスチック汚染とは?まずは簡単に解説 マイクロプラスチックの大きさ・定義 マイクロプラスチックは5ミリ以下の小さなプラスチック片のこと。 髪の毛より細いものや、さらに微細な「ナノプラスチック」もあります。 どこから発生しているのか? 実は、生活のあらゆる場面で生まれています。 ペットボトルや袋が劣化して砕ける 洗濯で化繊の糸くずが流れ出る タイヤの摩耗 洗顔料のマイクロビーズ 製造過程の粉じん これらは川や海に流れ込むだけでなく、大気中にも舞い上がり、雨と一緒に降り注ぐことが分かっています。 「海の問題」だけではない理由 都市の空気、農地の土壌、山や北極・南極など、地球上あらゆる場所から検出されています。 つまり今は「どこにも存在する」レベルに広がっているということです。 私たちは毎日どれくらい摂取しているのか 飲料水・食塩・空気中からも取り込んでいる ペットボトル水、水道水、塩、魚介類、ビール、蜂蜜など、さまざまな食品から検出されています。 さらに呼吸を通して空気中の微小プラも吸い込んでいます。 "1週間でクレジットカード1枚分"って本当? 2019年の研究では、人は1週間に約5g(クレカ1枚分)を摂取している可能性があるとされました。 ただし推計には議論もあり、「もっと少ないかも」という意見もあります。 それでも“体に入っていることは確か”というのが現在の共通認識です。 体内ではどうなるの? 大きめの粒は排出されますが、ナノサイズになると血液中に入り、体の中を巡る可能性があります。 近年の研究では血液・胎盤・肺・肝臓からも検出されており、体の深い部分にまで入り込むことが分かってきました。 最新研究で分かってきた健康への影響 胎盤・血液・臓器からの検出 2021年に妊婦の胎盤から初めて検出され、2022年には人の血液からも確認されました。 ここ数年で、マイクロプラスチックが私たちの体に「確かに存在している」ことが明らかになっています。 炎症・免疫・ホルモンへの影響が懸念されている 主に動物実験で、 腸の炎症 腸内細菌の乱れ ホルモンへの影響 免疫機能の低下 生殖機能への影響 などが報告されています。 人間での長期的な影響は研究中ですが、「注意すべき存在」であるのは間違いありません。 “有害物質の運び屋”になる可能性 プラスチックは有害化学物質を吸着しやすく、そのまま生物の体に運び込むことがあります。 これが汚染の複雑さをさらに深めています。 マイクロプラスチック汚染が環境に与える影響 海→食物連鎖へ プランクトンや小魚が誤食し、それを食べる大型魚、海鳥、そして人間へと食物連鎖を通じて移行していくことが報告されています。 土壌→植物の成長への影響 農地の土壌では、マイクロプラスチックが根の成長を妨げたり、光合成を弱めたりする可能性が指摘されています。 2025年の研究では、穀物の収量が4〜14%減る可能性も示されています。 農業・漁業・食料問題にもつながる 海や土が汚れれば、最終的には私たちの食卓にも跳ね返ってきます。 実はこの問題、“環境問題”であると同時に“食の問題”でもあるんです。 世界の動き:プラスチック規制と国際条約 EU:使い捨てプラの販売禁止 カナダ:使い捨てプラの製造・輸入禁止 日本:プラスチック資源循環促進法(2022〜) さらに国連では「プラスチック汚染に関する国際条約」を進めていますが、2025年の会合では意見の対立から合意に至りませんでした。 では、どうすればいい?“自然素材の暮らし”という選択 木や天然素材は“土に還る” 木材・竹・綿などは自然に分解されます。 プラスチックのように何百年も残り続けません。 木材は成長中にCO₂を吸収するため、環境負荷も比較的低い素材です。 長く使えるものを選ぶのがいちばんのエコ 使い捨てではなく、「長く使える一品」を選ぶことが、一番の環境対策になります。 たとえば無垢材の一枚板テーブルは、手入れをすれば何十年、場合によっては世代を超えて使える家具です。 買い替えの回数が減れば、その分プラスチック製品より環境負荷を抑えられます。 今日からできる“小さな脱プラスチック” 保存容器を木製や陶器に まな板を木製に 木製カトラリーに変える マイボトル・マイバッグを持つ 蜜蝋ラップを使う 全部を変える必要はありません。 「できるところからひとつ」が未来を変えます。 まとめ:マイクロプラスチック時代をどう生きる? 私たちの体や食べ物、空気にまで広がっている 健康・環境・食料に影響が出る可能性がある 今日からの小さな選択が未来を守る “何を選ぶか”がこれからますます大切になる 便利さの裏側にある問題を知った上で、自然素材や長く使えるものを選ぶ。 そんな暮らしが、自分にも地球にもやさしい生き方につながっていきます。 M
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