2026.04.14
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木の硬さについてのお話|無垢材家具の選び方のヒントと特徴
無垢材の家具を選ぶとき、
「木の硬さ」は気になるポイントのひとつです。
「硬い木のほうが丈夫なのか?」
「やわらかい木は傷つきやすいのでは?」など、
迷われる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、木材の硬さの違いと特徴、無垢材家具の選び方のポイントについて、ご紹介します。
■木の硬さは種類によって違う
木材は大きく分けて、
・広葉樹(Hardwood)
・針葉樹(Softwood)
に分類されます。
一般的には、広葉樹のほうが密度が高く硬いものが多く、
針葉樹はやわらかい傾向があります(※例外もあります)。
■硬さの特徴と無垢材の代表的な木材
硬い木材の特徴(広葉樹)
・密度が高く、比較的キズがつきにくい
・耐久性に優れている
・重厚感・高級感を出しやすい
・重量のある材が多い
代表的な木材(当店取扱い)
・ケヤキ
・アフリカンローズなど
やわらかい木材の特徴(針葉樹など)
・加工しやすい
・やさしい手触り
・温かみのある風合い(触ると硬い木より温かく感じます)
・軽量で扱いやすい
代表的な木材(当店取扱い)
・ヒノキ
・ポプラなど
■硬い木でもキズはつく
どんなに硬い木でも、鋭いものでこすればキズはつきますし、
固い物を落とせば凹むこともあります。
ただし無垢材の場合、時間とともにキズがなじみ、
味わいとして変化していくのも大きな魅力です。
木は自然素材であり、使い方や環境によって
表情が少しずつ変わっていきます。
■木の魅力は「硬さ」だけではない
木材の魅力は、
・木目の美しさ
・色合い
・手触り
・経年変化による風合い
など、さまざまな要素で成り立っています。
木の硬さは、家具選びの大切なポイントのひとつですが、
それだけで決めるものではありません。
"お子さま用の家具"や"リラックス空間"での家具などはやわらかい材に、
"作業用デスク"や"高級感のある空間"には硬い材など、
見た目や使い心地、ライフスタイルに合わせて選ぶことが、長く愛着を持って使える家具選びにつながります。
■無垢材家具の選び方でお悩みの方へ
当店では、無垢材テーブルや木製家具をお探しの方に向けて、
用途やご希望に合わせた木材選びのご提案もいたします。
「キズが気になりにくい木がいい」
「軽くて扱いやすい木材を選びたい」など、
どのようなことでもお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら
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実際の木材の質感や重さは、写真では伝わりにくい部分もあります。
ぜひ店頭で実際に見て・触れて、違いをご体感ください。
■まとめ
無垢材の木の硬さにはそれぞれ特徴があり、
硬い木・やわらかい木のどちらにも魅力があります。
大切なのは、硬さだけにとらわれず、
見た目・手触り・使い方を含めて総合的に選ぶことです。
無垢材テーブルや木製家具選びの参考として、ぜひご検討いただければ幸いです。I
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2026.04.06
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ハギ板とブックマッチ|メリット・デメリットと一枚板との違い
ハギ板と一枚板の違いについて、気になる方も多いのではないでしょうか。
どちらも無垢材を使用した天板ですが、その構造や特徴には違いがあります。
本記事では、ハギ板のメリット・デメリットや、一枚板との違い、さらにブックマッチについても解説いたします。
一枚板とは?|唯一無二の存在感を持つ天板
一枚板とは、1本の大きな木からそのまま切り出した板のことを指します。
自然そのままの形や木目を活かした、唯一無二の存在感が魅力です。
一枚板についての詳しい解説は、下記よりご覧いただけます。
そもそも「一枚板」とは?どの一枚板が良い??
家具の祭り屋では、主にこの一枚板を使用したテーブルを製作していますが、
時折「ハギ板(接ぎ板)」の天板も入荷いたします。
ハギ板とは?メリット・デメリットと一枚板との違い
ハギ板とは、細身の無垢板を複数枚つなぎ合わせて作る天板のことです。
複数の板を接いでいるため、
・大きなサイズでも製作しやすい
・一枚板に比べて価格が抑えられる
・ハギ合わせにより反りや割れが起こりにくく、一枚板に比べて湿度や温度の変化にも強い
といったメリットがあります。
また、無垢材を使用しているため、一枚板でなくても木の風合いや質感はしっかりと感じられます。
材の選び方や加工技術によっては、継ぎ目がほとんど目立たず、よく見ないと接いでいることに気づかないほど自然な仕上がりになることもあります。
一方で、木目が分割されるため、一枚板のような一体感やダイナミックさを重視される方には、やや物足りなさを感じる場合もあります。
ブックマッチとは?|左右対称の美しい木目
ハギ板の中でも、特に特徴的なのが「ブックマッチ」と呼ばれる接ぎ方です。
これは、1本の丸太から切り出した際に隣り合っていた2枚の板を、裏表で開くようにして接ぎ合わせる方法です。
本を開いたように見えることから、「ブックマッチ」と呼ばれています。
その特徴は、
・継ぎ目を中心に左右対称の木目になる
・デザイン性が非常に高い
という点にあります。
自然が生み出すシンメトリーは非常に美しく、空間の主役になるような存在感を持った天板に仕上がります。
ブックマッチはなぜ希少なのか
ブックマッチは一見シンプルな技法に見えますが、実際には非常に難易度の高い加工です。
・木取りの段階で条件が揃う必要がある
・木目がきれいに対称になる材が限られる
・加工精度が仕上がりに大きく影響する
こうした理由から、美しいブックマッチに仕上がる材は限られており、
場合によっては一枚板と同等、あるいはそれ以上の希少価値を持つこともあります。
レジンを使ったハギ板という選択肢
最近では、継ぎ目にレジン(樹脂)を流し込んだデザイン性の高い天板も人気です。
木と樹脂のコントラストを活かしたデザインは、従来の無垢材とはまた異なる魅力があり、個性的な空間づくりにも適しています。
まとめ|一枚板・ハギ板それぞれの魅力
一枚板は、自然そのままの迫力と唯一無二の存在感が魅力です。
一方、ハギ板は、実用性や価格面に優れ、安定して使いやすい天板です。
また、ブックマッチのように、ハギ板ならではの美しい表現も存在します。
それぞれに異なる魅力がありますので、用途やお好みに合わせてお選びいただければと思います。
それぞれの違いは、実際にご覧いただくことでより実感していただけます。ぜひ店頭にて、木目や質感の違いを見比べながら、お好みの一枚をお選びください。I
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2026.03.30
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ダイニングテーブルの奥行きは何cmが最適?75cm・80cm・90cmの違いと選び方
先日のブログで、ダイニングテーブルの**サイズの目安(4人・6人)**についてご紹介しました。
テーブル選びでは「幅(長さ)」と同じくらい、奥行きも大切なポイントです。
ダイニングテーブルの奥行きは、
・迷ったら80cm
・ゆとり重視なら90cm
・省スペースなら75cm
がひとつの目安です。
奥行きとは、テーブルの手前から向こう側までのサイズのこと。
同じ長さのテーブルでも、奥行きが違うだけで使い心地は大きく変わります。
一般的に、ダイニングテーブルの奥行きは、75cm・80cm・90cm前後が多く、それぞれに特徴があります。
今回は、ダイニングテーブルの奥行きについて75cm・80cm・90cmの違いをご紹介します。
ダイニングテーブル奥行き75cmの特徴
奥行き75cmは、比較的コンパクトなサイズです。
例えば
・お部屋のスペースを広く使いたい
・マンションの細長いダイニングルーム
・普段は2〜3人で使う
といった場合には、このサイズがちょうどよいこともあります。
ただし奥行きが浅いため
・向かい合ったときに少し近い距離感
(ご家族なら問題ない距離感だと思いますが、、、)
・大皿料理をたくさん並べると少し窮屈
に感じることもあります。
なお、奥行きの狭めのテーブルには楕円のテーブルウエアがお薦め。
下記のブログもお読みいただければ幸いです。
細身の一枚板テーブルに合う器とは?
―楕円のテーブルウェアのすすめ―
ダイニングテーブル奥行き80cmの特徴
奥行き80cmは、最もバランスの良いサイズといわれています。
食事をするには十分な広さがあり、お部屋にも収まりやすいサイズです。
実際に一般的には80cmくらいが最も多いサイズでもあります。
迷われた場合は、このサイズを基準に考えると安心です。
ダイニングテーブル奥行き90cmの特徴
奥行き90cm以上になると、テーブルにゆとりが生まれます。
例えば
・料理をたくさん並べたい
・大皿料理が多い
・テーブルで作業もしたい
・来客があるとき椅子を増やして使うことがある
といったご家庭には、とても使いやすいサイズです。
また、一枚板テーブルの場合、奥行きがあるほど木目の迫力も楽しめるため、
リビングダイニングの主役として、存在感のあるテーブルになります。
一枚板テーブルは奥行きも個性があります
一般的なテーブルは奥行きが均一ですが、
一枚板は一枚の中でも奥行きが変化します。
例えば
片側は80cm/反対側は90cm
といった自然な形も珍しくありません。
むしろ、均一ではないからこそ生まれる、その自然なゆらぎが、空間に豊かな表情をもたらします。
そのため
「数字のサイズ」だけでなく
実際に見たときの印象も大切になります。
ご来店のうえ、実物で体感していただけると幸いです。
サイズに迷ったらお気軽にご相談ください
ダイニングテーブルは
・人数
・お部屋の広さ
・使い方
によって、ちょうどよいサイズが変わります。
家具の祭り屋では、店頭で一枚板をご覧いただきながら
・テーブルのサイズ
・椅子の配置
・お部屋とのバランス
などを一緒に考えながらご提案しています。
図面などをお持ちいただければ、配置のご相談も可能です。
一枚板ならではの表情を楽しみながら、暮らしに合ったテーブルをお選びいただければ幸いです。I
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失敗しないダイニングテーブルのサイズ選び
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2026.03.23
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失敗しないダイニングテーブルのサイズ選び
4人・6人の目安と、お部屋に合うサイズの考え方
ダイニングテーブルを選ぶとき、
多くの方が最初に悩まれるのが「サイズ」です。
一枚板のテーブルをご覧になっていると、
「この木目が好き」と思う板に出会うことがあります。
しかしその一方で、
・このサイズで大丈夫だろうか
・部屋に置けるだろうか
と迷われる方も少なくありません。
ダイニングテーブル選びでは、
最初にサイズの目安を知っておくことがとても大切です。
今回は、失敗しないダイニングテーブルのサイズ選びについてご紹介します。
ダイニングテーブルの基本サイズ(4人・6人)
ダイニングテーブルの幅は一般的に
1人あたり約60cmが目安とされています。
そのため人数ごとのサイズの目安は、次のようになります。
4人用テーブル
幅120〜160cm
奥行き75〜90cm
ゆったり使う場合は
150cmくらいが人気のサイズです。
サイズ:1465×940~910×H720mm
6人用テーブル
幅180〜200cm
奥行き80〜100cm
来客が多いご家庭では
6人掛けサイズを選ばれることもあります。
サイズ:1950×945×H717mm
テーブルの周りには通路スペースも必要
テーブルのサイズを考えるとき、意外と見落としがちなのが通路スペースです。
椅子を引いたり、人が通ったりするために
テーブルの周囲には
60〜100cmほどのスペース
を確保するのが理想です。
具体的には
・椅子を引いて腰掛けるにはダイニングテーブルの後ろにある壁や家具まで約60cm以上
・チェアに座った状態+後ろに人が一人通る通路が必要な場合、約100cm以上
が理想です。
お部屋の広さや椅子の置き方でもサイズは変わります
ダイニングテーブルのサイズは
人数だけで決まるわけではありません。
・お部屋の広さ
・椅子のサイズや置き方
・テーブルの使い方
によっても、ちょうどよいサイズは変わってきます。
例えば
・ゆったりサイズのアームチェアを横並びに配置したい
・ベンチを使う
・普段は3人使いだが、来客多めでその時には椅子を増やす
といった使い方でも、適したサイズは変わってきます。
ダイニングテーブルは
人数や椅子、お部屋の使い方を合わせて考えることが大切です。
一枚板テーブルならサイズ調整も可能です
一枚板のテーブルをご覧になっていると、
「この板が気に入ったけれど、少し大きいかも、、、」
と思われることがあります。
その場合、長さをカットしてサイズを調整することも可能です。
例えば
・180cmの板→150cmに調整
・220cmの板→185cmに調整
というように、、
お部屋に合わせたサイズに仕上げることができます。
カット残り材でのスツール製作なども、ご相談もさせていただいております。
お気に入りの木目を生かしながら、暮らしに合ったテーブルに仕立てられるのも一枚板ならではの魅力です。
図面をお持ちいただければ一緒に考えることもできます
テーブルのサイズは実際のお部屋とのバランスもとても大切です。
もしよろしければ
お部屋の図面や間取り図などをお持ちください。
・テーブルの置き方
・通路の取り方
・椅子の配置
などを一緒に考えながら、ちょうどよいサイズをご提案いたします。
「この板は大きすぎないだろうか」
「このサイズで使いやすいだろうか」
そんなご相談も、どうぞお気軽にお声がけください。
一枚板ならではの表情とともに、
暮らしにぴったりの一台をお選びいただければ幸いです。I
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2026.03.16
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新生活に選びたい無垢材ベッド|一枚板チェリー材ヘッドボード
春になると、なぜか少し、家具を見直したくなります。
新生活に向けて、無垢材のベッドや一枚板の家具を探される方も多い季節です。
新しい生活が始まるからでしょうか。
それとも、光の入り方が変わるからでしょうか。
お引越しや就職などで新生活をはじめられた方もいらっしゃることと思います。
新しい毎日は、まず「眠る場所」から整えるのもひとつの選択です。
新生活に無垢材ベッドを選ぶ理由
新生活を機に、ベッドを見直される方は少なくありません。
一日の三分の一を過ごす場所だからこそ、素材には本物を。
無垢材ベッドは、合板にはないやわらかな温もりと、長く使うほどに増していく味わいがあります。
チェリー材一枚板ヘッドボードの魅力
一枚板をヘッドボードに使用したベッドは、数多くの一枚板を取り扱っている家具の祭り屋ならではの人気の品です。
お気に入りの一枚をお選びいただき、それをもとにベッドの製作についてお打ち合わせを行い、一台ずつ丁寧に製作していきます。
画像の品はチェリー材一枚板を用いたベッド。
寝室に入った瞬間、やさしい存在感で空間を包み込みます。
ほんのりと赤みを帯びた木肌は、春の光を受けるとよりいっそう美しく、これから時間とともに、ゆっくりと深い飴色へと変化していきます。
一枚板ならではの形と木目はすべて一点もの。
同じものは二つとありません。
新しい暮らしとともに、木もまた育っていきます。
無垢材ベッドをお探しの方へ
一枚板を使用せず、シンプルな総無垢材のベッドを製作することも可能です。
重厚感と温かみのある「ケヤキ材」、濃い色合いのマーブル模様が美しい「モンキーポッド材」、明るい色合いでぬくもりあふれる「アッシュ材」など、お好みやお部屋の雰囲気をお伺いしながら、最適な素材をご提案いたします。
もちろん、サイズオーダーにも対応しておりますので、お部屋の広さやレイアウトに合わせた設えも可能です。
また、店頭では実際の木目をご覧いただけます。無垢材ならではの表情を、ぜひ春のやわらかな光の中でお確かめください。
新生活の始まりに、これから一緒に歳月を重ねていける一台を選んでみませんか。
ベッドについてのご相談も、どうぞお気軽にお声がけください。
WEBでのお問い合わせもお待ちしております。
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2026.03.14
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さくらんぼう
桜の坊や「さくらんぼ」の意外な素顔🍒
今日は、初夏の宝石「さくらんぼ」のお話を少し。
実はさくらんぼって、漢字で書くと「桜桃」。
「桜の子(坊や)」だから「さくらんぼう」と呼ばれるようになった、なんて可愛らしい由来があるんですよ。
「じゃあ、お花見の桜の下でお弁当を広げながら実を待てばいいの?」
……と思うかもですが、実はそうじゃないんです。
私たちが春に愛でるソメイヨシノなどの桜にも実は成りますが、食べるととっても苦いんです。
私たちが美味しくいただいているのは、学術的には「西洋実桜(セイヨウミザクラ)」という種類の木。
有名な「佐藤錦」や「紅秀峰」もこの仲間です。
雨に弱くてデリケートなので、雨の少ない山形県でのびのびと育てられているんですよ。
多くの品種は、自分の花粉だけでは実がつかない「自家不結実性」という性質を持っています。
なので、相性の良い別の品種を近くに植えて、受粉しやすくしてあげる必要があるんです。なんだかロマンチックですよね。
ただ、中には一本でも健気に実をつけてくれる「暖地桜桃(だんちおうとう)」というお利口な小粒品種もあります。
実は私の実家の庭にも、この暖地桜桃が植えられていました。
毎日赤くなっていく実を眺めては、「明日こそ収穫しよう!」と楽しみにしていたのですが……。
いざ当日になると、木はもぬけの殻。
美味しい食べごろを一番よく知っているのは、ご近所の鳥さんたちだったようです(笑)。
みなさんも、お庭にさくらんぼを植えるときは、鳥さんとの知恵比べにご用心ください
(T)
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2026.03.09
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一枚板テーブル販売員あるある|木の見え方が少し変わる仕事
一枚板テーブルを扱う仕事をしていると、街の中でつい気になってしまうものがあります。
木目だったり、テーブルだったり。
今回は少しだけ、一枚板販売員の頭の中をご紹介します。
公園の木を見ても、実は何の木かわからない
実は――
立っている木は、ほぼ分かりません。
公園の大きな木を見ても
「うーん…何の木だろう?」
一緒にいる人が「立派なケヤキの木だね」
「え?この木がケヤキなの?」
となったこともあります。
ところが。
切ってあって木目が見えれば、たぶん、分かります。
欅、栃、楠、ウォールナット。
木目と色合いを見ると、まあまあ判断できるのです。
以前、お客様に
「魚で言えば「切り身」なら何の魚かわかるけど、泳いでいたらわからないのと同じね」と笑われたことも。
なるほど、確かにその通りかもしれません。
大きな木を見ると、テーブルを想像してしまう
街で立派な木を見かけると、
つい見入ってしまいます。
「あそこに大きな枝があるな…」
「ここで割ると、いい板が取れそうだな…」
そして気がつくと
テーブルになった姿を想像しています。
「あの枝のあたりに節が出るな」
「この曲がった幹なら、かなり動きのある木目になりそう」
完全に職業病です。
商業施設で“それっぽい板や模様”を見ると近づいてしまう
ホテルや商業施設などで
「これは一枚板かな?」
と思うものをみつけると――
つい近づいてしまいます。
そして心の中で考えます。
「これはケヤキかな…?」
場合によっては、プリントされたもので、木材でないときもあります。
ですが、
珍しい材や面白い木目に出会ったときは、やはりテンションが上がります。
たぶん、周りからみると、ちょっと不審な感じで近づいて凝視しているかもしれません。
お店で一枚板テーブルを見つけるとテンションが上がる
食事に入ったお店で、テーブルが一枚板だったとき。
これはもう、かなり嬉しいです。
料理を待ちながら、つい木目を眺めてしまいます。
「いい木目だなあ」
「この光沢は迫力あるなあ」
気が付くと、まずメニューではなく木目を見ていることもあります。
一枚板の仕事をしていると、木の見え方が変わる
一枚板テーブルを扱う仕事をしていると、
街の中の木や板の見え方が少し変わっているように思います。
木を見ると
家具になった姿を想像してしまう。
それもまた
この仕事の面白さなのかもしれません。
もし、どこかで一枚板テーブルを見かけたら、
ぜひ木目にも少し注目してみてください。
同じ一枚板でも、木目の表情は一枚一枚違っています。
I
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2026.03.06
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栃の木の魅力|一枚板テーブルで人気の理由とは
一枚板テーブルを探していると、よく目にする樹種のひとつが「栃の木(トチノキ)」です。
明るくやわらかな色合いと、光の加減で表情を変える美しい杢によって、栃は多くの方に選ばれています。
今回は、栃の木の特徴や魅力、そして一枚板として人気の理由について詳しくご紹介します。
栃の木の基本情報
栃の木は、日本各地の山地に自生する落葉広葉樹です。
成長すると樹高30メートル、幹の直径2メートルにもなる大木で、古くから日本人の暮らしに深く関わってきました。
主な産地
栃の木は日本全国に分布していますが、特に以下の地域で良質な材が採れます。
北海道
東北地方(岩手、秋田、山形など)
北陸地方(富山、新潟など)
長野県などの中部山岳地帯
寒冷地や豪雪地帯に育つ栃の木は、ゆっくりと成長するため、木目が詰まった良質な材になると言われています。
木としての特徴
栃の木の材は、淡い黄白色から淡い褐色をしており、非常に明るく柔らかな印象を与えます。
木肌は緻密で滑らかで、触れたときのしっとりとした質感が特徴的です。
また、辺材(外側の白っぽい部分)と心材(中心部のやや濃い部分)の色の差が少ないため、全体的に統一感のある美しい仕上がりになります。
栃の木が一枚板で人気の理由
栃の木が一枚板として多くの方に選ばれるのには、明確な理由があります。
明るい色味で空間を軽やかに見せる
栃の木最大の魅力は、白っぽく明るい色味にあります。一枚板の中でも重たく見えにくく、空間にすっとなじみやすいのが特徴です。
ダイニングテーブルとして置いたときにも圧迫感が出にくく、部屋全体をやわらかく見せてくれます。
ウォルナットやケヤキのような重厚感のある樹種も魅力的ですが、栃の木には開放的で爽やかな印象。
特に北欧スタイルやナチュラルテイストのインテリアとの相性が抜群です。
艶のある上品な雰囲気
栃の木は、ただ明るいだけではなく、どこか艶のある上品さを持っています。
ナチュラルすぎず、かといって重厚すぎもしないため、和の空間にも洋の空間にも合わせやすい樹種です。
派手すぎず地味でもない、絶妙なバランス感覚を持った栃の木は、洗練された空間作りを目指す方に支持されています。
杢の美しさが空間の主役になる
栃の木の大きな見どころが、杢の美しさです。縮杢(ちぢみもく)など、波のように揺らぐ杢目などが現れることがあり、光の当たり方によってキラキラと表情を変える様子は、栃ならではの魅力です。
華やかな杢が入った一枚は、空間の主役になるほどの存在感を持ちます。
特に希少な杢が出た個体は、見る人の印象に強く残り、芸術品のような価値を持つこともあります。
一点物としての出会いを楽しむ
一枚板は、同じものが二つとない一点もの。
特に栃の木は、杢の出方や色味、皮目の形が一枚ごとに大きく異なります。
ある板は全体に波のような縮杢が広がり、別の板は中央にまた別の美しい杢が浮かび上がる。
この「自分だけの一枚との出会い」こそが、一枚板選びの醍醐味です。
実際に板を見て、触れて、どの表情が心に響くかを感じながら選ぶ楽しさがあります。
栃の木の主な用途
一枚板テーブル
栃の木の用途として最も人気が高いのが、一枚板のダイニングテーブルやローテーブルです。
幅広で杢の美しい一枚板は、空間の主役として存在感を放ちます。家族が集まる食卓として、来客をもてなすテーブルとして、長く愛用できる家具になります。明るい色味と杢の表情が、毎日の食事の時間を特別なものにしてくれます。
カウンター
飲食店やカフェ、バーなどのカウンター材としても、栃の木は人気です。明るい色合いが空間を開放的に見せ、杢の美しさが高級感を演出します。
ご自宅のキッチンカウンターやバーカウンターとして使えば、毎日の暮らしがワンランクアップします。
小物や工芸品
栃の木は、小さな木工品にも最適です。お盆、お椀、カッティングボード、時計、ペントレイなど、様々な小物に加工されます。
明るく優しい質感は日常使いの道具にぴったりで、杢が美しく出た小物は、インテリアのアクセントとしても活躍します。
栃の木はこんな方におすすめ
明るい色味の木が好きな方
ダークトーンの家具が多い中、明るく軽やかな印象の木材を探している方には、栃の木がぴったりです。空間を圧迫せず、開放的な雰囲気を作り出します。
杢を楽しみたい方
美しい杢が現れる栃の木は、木目の表情を存分に楽しみたい方に最適です。
光の当たり方で表情が変わる杢は、見飽きることがありません。
一枚板として使えば、その杢の美しさを最大限に引き出せます。
空間をやさしく上品に見せたい方
主張しすぎず、でも存在感はしっかりある。
そんな絶妙なバランスを持つ栃の木は、洗練された上品な空間作りを目指す方におすすめです。
和モダン、北欧スタイル、ナチュラルテイストなど、幅広いインテリアスタイルに調和します。
まとめ
栃の木は、明るく軽やかな色合い、艶のある上品さ、光によって表情を変える美しい杢、そして一枚ごとに異なる豊かな個性が魅力の木材です。
一枚板として使ったときのその存在感は格別で、空間に温かみと洗練された雰囲気をもたらしてくれます。
栃の木はこんな方に特におすすめです。
明るい色味で空間を軽やかに見せたい方
杢の美しさを日々楽しみたい方
上品でやわらかい存在感の一枚板を探している方
世界に一つだけの杢の表情を持つ栃の木の一枚板は、まさに自然が生み出した芸術品。もし一枚板選びで迷っているなら、ぜひ栃の木に注目してみてください。あなただけの特別な一枚との出会いが、きっと待っているはずです。
当店で取り扱っている栃の木はこちらからチェック!
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