2025.09.19
木の高さ
木はどのくらいの高さまで
伸びるのでしょうか。
日本国内では、
京都府の峰定寺(ぶじょうじ)のご神木として
信仰されている「花脊の三本杉」のうちの
一本が62.3mもあり一位となっています。
ほか二本もそれぞれ60.7mで2位、
57.2mで5位だそうです。
※花脊の三本杉
世界一高い木は、アメリカのレッドウッド国立公園にある
「ハイペリオン」と呼ばれるセコイアで、
高さはなんと115mを超えているのだとか。
ビル30階くらいの高さと同等らしいです。
杉もセコイアも針葉樹です。
針葉樹は厳しい環境下でも育ち、
枝分かれしていく広葉樹とは違い
真っすぐに伸びていきます。
木材としては広葉樹に比べると、
軽くて柔らかく「ソフトウッド」とも
呼ばれています(スギ、ヒノキ、マツなど)。
それにしても三本杉の60.7mにも驚きますが、
115mもある「ハイペリオン」は本当に
すごいですね。
実際に目にしたいものです。
(T)
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2025.09.18
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【納品事例】海老名市で出会える名店 ― 一枚板が彩るおしゃれな空間
【納品事例】海老名市で出会える名店―一枚板が彩るおしゃれな空間
海老名市は駅周辺の再開発が進み、洗練された飲食店や落ち着いた雰囲気の隠れ家的なお店が次々と誕生しています。その中には、私たち祭り屋の一枚板を納品させていただいた名店もございます。天然木の温もりは、お店の個性や雰囲気をより豊かに引き立ててくれます。
BarÀmber(バーアンバー)
落ち着いた雰囲気のオーセンティックバー。店内の中心を飾るのは、樹齢600年を超えるアフリカンローズの一枚板カウンター。天然木ならではの重厚感が、バー全体を包み込むような空気を生み出しています。
こだわり:季節のフルーツカクテル、世界各地から取り寄せた洋酒
おすすめシーン:デート、記念日、一人でゆったりと飲みたい時
アクセス:小田急線・相鉄線海老名駅徒歩5分
BarAstar(バーアスター)
アンティークの照明と相性抜群の、一枚板カウンターを設置した隠れ家的なバー。小規模ながら温かみを感じる空間は、お客様の心を自然と落ち着かせます。
こだわり:オリジナルカクテル、豊富な洋酒コレクション
おすすめシーン:記念日や接待(水槽のあるテーブル席が人気)
アクセス:小田急線・相鉄線海老名駅徒歩7分
AQUARIUMCAFEAffinity
幻想的なアクアリウムが広がる非日常的な空間。華やかな水槽に囲まれながら楽しむのは、本格的なカクテルと自家製ピザ。木の家具が加わることで、鮮やかな色彩をやさしく引き立てています。
こだわり:アクアリウム個室、女子会や記念日にぴったり
アクセス:小田急線・相鉄線海老名駅徒歩6分
国分寺そば
駅から少し離れた相模国分寺跡地近くに佇む、創業1967年の老舗そば店。自家製粉の香り高いそばは、コシと喉ごしの良さで地元に愛されています。
おすすめメニュー:天ぷら、鴨南蛮
アクセス:相鉄線海老名駅徒歩10分
まとめ
海老名市には、祭り屋が納品した一枚板カウンターをはじめ、天然木が空間を彩る名店が点在しています。おしゃれなバーで大切なひとときを過ごすもよし、老舗そば店で心和む味を楽しむもよし。木と人がつながる場所に、祭り屋の一枚板は息づいています。
K
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2025.09.15
一枚板の話
モンキーポッド一枚板ダイニングテーブル|憧れをお手頃価格で楽しむ祭り屋の一枚板
モンキーポッド一枚板ダイニングテーブルは買いやすい価格で楽しめる
「一枚板のダイニングテーブルは高級で手が届きにくい」──そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、人気の高いモンキーポッド一枚板なら、一枚板の迫力や存在感を持ちながらも、比較的買いやすい価格で手に入れることができます。
モンキーポッド材一枚板の魅力
モンキーポッドは、黒っぽい落ち着いた色合いと、明るく軽やかな色合いが帯状にあらわれるのが特徴です。
自然が生み出すコントラストはとても個性的でありながら、どんな空間にも馴染みます。
この色合いの幅広さが、椅子や床の色と合わせやすいポイント!
ナチュラル色の椅子とも、ブラックやブラウンの椅子とも相性が良く、ナチュラル・モダンから和の空間まで、どんなお部屋のスタイルにも溶け込んでくれます。
祭り屋だからできる、質の高いモンキーポッド一枚板を買いやすい価格で
一枚板というと「数十万~百万円以上するもの」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、モンキーポッドは流通量も多く、他の材に比べてお手頃価格の品が豊富です。
さらに、祭り屋が自社で原木を直接買い付けているからこそ、高品質でありながら買いやすい価格を実現しています。
ちなみに、祭り屋のモンキーポット材はフィジー、エクアドルから輸入したものです。
また、テーブルの天板だけでなく、祭り屋では脚部分もモンキーポッド材で製作可能!!
同じ材で仕上げることで、統一感のある、重厚で特別な一枚板ダイニングテーブルをお届けできます。
モンキーポッド一枚板の詳細は
祭り屋の公式サイトモンキーポッドページ
をご覧ください。
『一枚板のダイニングテーブルは憧れ!』と思っていた方も、ぜひモンキーポッドでその夢を叶えてみませんか?
祭り屋では、テーブルサイズや脚のデザインもお選びいただけます。
お気に入りの一枚に出会えるよう、ぜひご相談ください。
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2025.09.14
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【散策】五軒町の歴史と文化が息づく街角で、本と一枚板の巡り合わせ
【散策】五軒町の歴史と文化が息づく街角で、本と一枚板の巡り合わせ
祭り屋東五軒町店のある新宿区五軒町と聞いて、どんな風景を思い浮かべますか?江戸時代の名残を感じる由緒ある地名。その歴史をたどりながら、本と木が織りなす現代の物語を探してみました。
江戸の馬場から、本の街へ
五軒町の由来は江戸時代にさかのぼります。かつてこの地には「小日向馬場」と呼ばれる乗馬の練習場がありました。この馬場の築造に貢献した5人の功績を称え、土地が与えられたことが「五軒町」の名の起源とされています。
時が流れ、明治以降、この地域は牛込五軒町を経て、西五軒町・東五軒町となりました。現代では、神楽坂に隣接する落ち着いた住宅街として独自の魅力を育んでいます。周辺には印刷所や出版社が集まり、個性的な書店も点在することから「本の街」としても親しまれています。
西五軒町で見つける、特別な一冊
アルスクモノイGoogleマップこちら
西五軒町には、店主の審美眼が光る古書店「アルスクモノイ」があります。アートや海外文学、哲学など、ジャンルを絞り込んだ選書は、まさに「新しい刺激や発見、驚き」に満ちた空間。
店名はラテン語の「アルス(技術・芸術)」と日本の古語「くものい(蜘蛛の網)」を合わせたもの。雨上がりに光を受けてきらめく蜘蛛の糸のように、知のネットワークが縦横無尽に広がるイメージが込められています。静かな時間の中で、自分だけの特別な一冊を探すのも楽しみです。
東五軒町で出会う、唯一無二の一枚―祭り屋東五軒町店
西から東へ歩みを進めると、ひときわ存在感のある看板が目に入ります。一枚板と無垢材家具を専門に製造販売する「祭り屋東五軒町店」です。
祭り屋東五軒町店Googleマップこちら
◆迫力のある一枚板の世界
店内に一歩足を踏み入れると、床から天井までずらりと並ぶ一枚板が圧倒的な存在感で迎えてくれます。ケヤキやウォールナット、モンキーポッドなど、木の種類によってまったく異なる表情を見せる天板は、自然が生み出した唯一無二の芸術作品。どれも「同じものは二つとない」という特別感があります。
◆職人の手仕事と安心の品質
祭り屋の家具は、新潟県糸魚川市にある自社工場で一つひとつ丁寧に仕上げられます。木目や節の美しさを活かす加工、長く安心して使える堅牢な構造、そして肌触りまで計算された仕上げ。職人の技術と心がこもった家具は、使うほどに愛着が増していきます。
◆暮らしに寄り添う家具
一枚板のテーブルは、家族の食卓や来客を迎えるリビングなど、日常の中心に置かれる存在。そこに集う人々の時間を包み込み、新たな物語を紡いでいきます。祭り屋では、テーブルだけでなくチェアや収納家具も取り揃え、トータルで暮らしを彩る提案をしています。
本と木、それぞれの物語を紡ぐ
こうして五軒町を巡ると、二つの「書」が重なり合っていることに気づきます。
歴史の書:江戸の馬場から五軒町が生まれたように、一枚板にも年輪という歴史が刻まれています。
唯一無二の存在:古書店で出会う一冊が特別なように、一枚板も二つとして同じものがありません。
物語を紡ぐ場所:書籍が新しい物語を広げるように、一枚板のテーブルは家族の団らんや人々の思い出を育んでいきます。
五軒町は、歴史を大切にしながら現代の暮らしと文化に寄り添う街。本の香りと木のぬくもりを感じに、ぜひ訪れてみてください。
📍祭り屋
東京新宿区東五軒町店
神奈川県海老名店※工場:新潟県糸魚川市
👉公式サイトはこちら
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アクセス
祭り屋東五軒町店東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」4番出口から徒歩約8分
JR「飯田橋駅」からも徒歩圏内で、神楽坂の散策とあわせて立ち寄れます。
祭り屋海老名店小田急線・相鉄線・JR相模線「海老名駅」より徒歩15分。広々とした店舗で、多数の一枚板を実際に見比べることができます。
周辺スポット紹介
五軒町を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみたいスポットをご紹介します。
神楽坂通り石畳の路地が残り、個性豊かなカフェや雑貨店が点在。街歩きと一緒に楽しめます。
赤城神社神楽坂駅すぐそばにある由緒ある神社。隈研吾氏がデザインしたモダンな社殿が見どころです。
かもめブックス神楽坂にある新刊書店+ギャラリー+カフェが融合したお店。五軒町の古書店「アルスクモノイ」との対比で訪れるのもおすすめです。
K
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2025.09.13
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ポプラ材ってどんな木?―やさしい白系無垢が“北欧ナチュラル”に効く理由
はじめに
家具選びでは、形やサイズに加えてどの樹種にするかで部屋の印象が大きく変わります。なかでもポプラ材(アメリカンホワイトウッド/イエローポプラ)は、やわらかな白系トーンと穏やかな木目が魅力。北欧インテリアやミニマルな空間に自然になじみ、一枚板テーブルでも軽やかな雰囲気を保てます。本記事では、ポプラ材の基礎知識・特徴・種類・強度感・向いている家具、そして一枚板テーブルでの活かし方までを分かりやすく解説します。
ポプラ材が選ばれる理由
色味:くすみを帯びた優しい白〜淡いベージュ系。壁や明るいファブリックと好相性。
表情:まっすぐ過ぎない穏やかな木目で、長く見ても飽きにくい。
合わせやすさ:観葉植物やリネン、ライトグレーの布物と合わせると北欧ナチュラルがぐっと深まる。
「ポプラ」と呼ばれる木の正体
街路樹で見かける“ポプラ”と、木材として流通するイエローポプラ(アメリカンホワイトウッド)は、同じ名前でもルーツが異なる場合があります。木材分野で「ポプラ材」と言えば、一般にイエローポプラを指すのが定番。
要するに、家具材としての“ポプラ”=イエローポプラが主役。街路樹のポプラとは別枠として覚えておくと混乱しません。
ポプラ材の特徴(体感ベースで分かるポイント)
1)色・木目
淡い色味×穏やかな木目が基本。圧迫感が出にくく、広さを見せたいリビングやダイニングに向きます。ときどき現れるコブ杢はアートのような存在感に。
2)加工性・塗装性
やわらかく加工しやすいのが持ち味。エッジの面取りや曲線加工もきれいに決まり、塗装のノリも良好。DIY素材としても人気です。
3)強度感・使いどころ
手ざわりはなめらかで扱いやすい一方、屋外や水回りなど過酷な環境は不得手。室内家具(ダイニングテーブル、サイドテーブル、チェスト、チェア等)で本領を発揮します。
4)乾燥と安定感
乾燥工程をきちんと経た材は安定しやすいのも特徴。大きな材が取れるため、一枚板テーブルの天板にも向いています。
種類と呼び名:混乱しやすい“別名”をざっくり把握
イエローポプラ(アメリカンホワイトウッド)…家具材としての“ポプラ”の主力。
街路樹のポプラとは別物として理解しておくとスッキリ。
一枚板テーブルで光るポプラ材の魅力
大きな天板が取りやすい:ゆったりサイズのダイニングも実現しやすい。
空間を明るく保つ:白系無垢なので面積が大きくても軽やか。
杢の個性:コブ杢など表情豊かな板は、ナチュラル×アートのいいとこ取り。
仕上げの選び方(ウレタン塗装が主流)
ウレタン塗装:表面に塗膜をつくり、日常の汚れや水分に強くお手入れが簡単。乾拭きや軽い水拭きでOK。
注意点:鋭利なものでの強い接触や高温直置きは塗膜ダメージの原因。鍋敷きやコースターを使うときれいが長持ち。
ポプラ材に向いている家具
ダイニングテーブル(無垢・一枚板):空間を明るくし、北欧テイストに寄せやすい。
サイド/ローテーブル・シェルフ・チェスト・扉材:やわらかな表情で合わせやすい定番。
楽器や装飾パーツ:加工性の良さを活かしやすい分野。
DIY:棚板や小家具の素材に。塗装アレンジで雰囲気づくりがしやすい。
北欧インテリアと相性が良い理由
淡いトーンが白壁・ライトグレーのファブリックと馴染む。
直線×曲線のバランスが取りやすく、ミニマルでも冷たくならない。
グリーンやアイアン、ガラスとの素材ミックスが楽しめる。
スタイリングのコツ:ラグはグレージュ系、照明は乳白ガラスや真鍮を一点。軽やかな素材を重ねて奥行きを出す。
こんな人におすすめ
部屋を広く明るく見せたい
木の表情は欲しいが主張は控えめにしたい
北欧・ナチュラル・シンプルが好き
DIYや塗装で自分らしく仕上げたい
まとめ(まずは触れて、色と木目を体感)
ポプラ材(イエローポプラ)は、淡い色味・穏やかな木目・高い加工性が魅力。過酷な環境は不得手ですが、室内家具や一枚板ダイニングでは合わせやすさが際立ちます。仕上げはウレタン塗装を選べば日々のケアもかんたん。
「白系の無垢で部屋を明るくしたい」「北欧インテリアに合う一枚板テーブルが欲しい」方は、ぜひ実物の色と杢のニュアンスを見比べてみてください。
祭り屋では、ポプラの一枚板テーブルや無垢家具をご用意。サイズ感・脚のデザイン・塗装のご相談まで、スタッフが丁寧にご案内します。お気軽にお問い合わせ・ご来店ください。
M
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2025.09.13
栗の木
秋の味覚のひとつである栗。
古くから日本の伝統的な食材として利用されてきました。
栗ご飯、栗きんとん、焼き栗など、
一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
栗の木はブナ科の樹木で、
一般的に私たちが知る栗の実は
種の部分です。
栗は食べるだけでなく、その木も
木材として使われています。
耐久性が高く、美しい木目をもつ
栗の木は、縄文時代から建築材として
利用されてきた歴史があります。
祭り屋でも数は少ないですが、栗材の一枚板を
扱っています。
ちなみに、日本の和栗は大粒で風味が良く、ほくほくした
味わいですが、渋皮がむきづらい特徴があります。
中国産の中国グリは甘みが強く、渋皮が
むきやすいですが、加熱するとコリっと固くなります。
日本では天津甘栗として流通していますね。
ヨーロッパの栗はその二つの中間の大きさで、
お菓子などによく使われます。
ことわざで「桃栗三年柿八年」と言われますが、
栗は本当に三年くらいで収穫できるらしいです。
日々秋らしくなってきていますので、
早く秋の味覚を楽しみたいですね。
(T)
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2025.09.08
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『一枚板ローテーブル×ソファ』~ローテーブルの高さの決め方~
現在、一枚板テーブルといえばダイニングテーブルというイメージが強いかもしれません。
しかし、実はソファに合わせる『一枚板センターテーブル・ローテーブル』も、とてもおすすめです。
ダイニングテーブルのように「椅子の数」「何人掛け」といった制約が少ないため、
“変形”・”小さめ”・”細身”など、どのような一枚板でも自由に楽しめます。
材種や形を選べるので、リビングに遊び心をプラスすることもできます。
ソファに合わせることでお部屋のアクセントになり、個性的な形の一枚板も自然に馴染みます。
◎祭り屋では一枚板テーブルの高さオーダー可能◎
\ローテーブルの高さはどう選ぶ?/
基本的には、ソファの座面と「同じ高さ」または「±2~3㎝程度」が良いと言われています。
ただし、どんな使うシーンで使うか、お部屋の雰囲気をどうしたいかによってベストな高さは変わります。
ローテーブル高さの目安・イメージ
・低め(32~36㎝目安)
床に直接座る、座布団で使うことがある場合に最適。
ソファと合わせるとやや低く、食事や作業には不便な場合もありますが、見た目に圧迫感が少なく空間を広く見せられます。
・標準的(35~40㎝目安)
一般的なローテーブルとして使いやすい高さで、床座りにもソファにも対応しやすい。
インテリアの納まりが良く圧迫感を感じにくいことが多いです。
・やや高め(40~45㎝目安)
床すわりには少し高めですが、先の標準的サイズより食事や作業などに対応しやすい。
ソファの座面より高くなることもありますが、使いやすさと見た目のバランスが良い高さです。
・高め(45~50㎝目安)
作業や食事がしやすい高さですが、床座りには不向きで、標準高さのものと比べるとリラックス感はやや薄れます。
一枚板センターテーブル・ローテーブルは、木のぬくもりと自然の存在感に癒され、暮らしに彩りを与えてくれます。
ソファと合わせることで、個性的な一枚板が映えるのも魅力です。
ぜひお部屋のスタイルや使い方に合わせて「お気に入りの一枚板」と「ピッタリの高さ」を見つけてください。
I
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2025.09.06
木の樹齢
一枚板には樹齢100年以上の木が使われますが、実際にはどれくらい生きるのでしょうか。
欅(けやき)は長寿の木として知られ、
樹齢300年~400年を超えるものも多くあります。
日本三大欅の一つである「東根の大ケヤキ」は
樹齢1500年とされ、特別天然記念物に指定されています
。熊本県の「八代の大ケヤキ」は樹齢1600年で、
ほかにも1000年以上生きている欅が各地に存在します。
※東根の大ケヤキ
楠(くすのき)も長寿の木です。
日本最大の巨木といわれる鹿児島県の「蒲生のクス」は樹齢1600年(特別天然記念物)
福岡県の「大谷のクス」は2000年、
愛媛県の「本庄のクス」は1900年とされ、
いずれも国の特別天然記念物です。
※蒲生のクス
栃の木は環境によって変わりますが
その中でも、福島県の「赤岩のトチノキ」は
樹齢1300年以上といわれ、日本最古の栃の木と考えられています。
杉は一般的に樹齢500年ほどとされますが、
屋久島に自生する杉は厳しい環境でゆっくりと育つため、
樹齢1000年以上のものを「屋久杉」と呼びます。
その中でも最も有名な「縄文杉」は、
樹齢2000年~7200年と推定されており、世界的にも貴重な存在です。
※縄文杉
ちなみに、日本人の平均寿命は81歳~87歳ほどです。
木々の悠久の命に比べれば短いものですが、
私たちもその時代を懸命に生きていきたいですね。
(T)
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046-232-0036